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【ダイバーシティ】気づきを褒め伝えることで自分も楽しくなれる

普段「あっ!いいな!」と思ったことを、その相手に伝えていますか?

Noteであれば「スキ」があるし、
Facebookであれば「イイね」が押せる。

でも現実世界では、なかなかイイねって言えないものですよね。

私もそうでした。

変わるきっかけは英語力

私はアメリカで1年以上生活していますが、
ある程度、生活をすると

英語力が伸びてないな・・

と感じる様になりました。

いくつかの要因があると思いますが、私の場合は

  • 特定の人と親密になるので、ある程度「察せる&察してもらえる」関係になる

  • 自分が良く使う表現は身に付くので、その表現でやりくりできる

の2つが主要因だと感じました。

そこで、「職場の色んな人ともっと色んな話をしよう
と思い至りました。

話しかけるきっかけづくり

とは言っても、
1年以上、親密になる機会のなかった人達に話を振るのは結構大変です。

そこで、私が取った作戦は、

とりあえず褒めてみる

作戦です。

これは、決して「おだてて良い気持ちになってもらう
という訳ではなくて、

日頃感じたちょっとしたイイね」を伝えに行くというものです。

例えば、

大規模なプロジェクトで、自分達では避けようもなかった
トラブルが起こってしまった場合。

普通、がっくり来ます。

そこで、あるメンバーが

「ハハハ!今まで根詰めてたからみんなで休みでも取るか!!」

と言いました。

これを「不謹慎・不真面目」と取るか「良いムードメーカー発言」と取るかは人それぞれですが、
私はそれを聞いたときに、

こんな明るい発想の人と働いていて嬉しいな

と思いました。

その後、彼の部屋に行き、

「さっきの発言は嬉しかった」
「このトラブルを乗り越えて、ずっと一緒に働きたいと思った」

と伝えました。

また「自分一人だったらきっと落ち込んでいたと思うから
と理由も添えました。

彼は、My pleasure!と満面の笑顔で答えてくれました。

褒めるときのポイント


日本人は、元来奥ゆかしいので、
有難う!と伝えれば、かなりの感謝が伝わります。

一方、私の感覚では、アメリカでは感謝をするのが
日本よりも日常的であることもあり、

「なぜ嬉しかったか?」
「何に感謝をしているか?」

の理由を明確にすることで、より正確に伝えることが出来ると感じています。

これをやらないと、せっかく想いを伝えても
「何が言いたかったの?」と思われかねません。

実際に、年配の日本人が会議でアメリカの同僚を名指しで感謝の意を示したことがあります。
非常に言葉少なでしたが、私は感謝の意が分かりました。

しかし、会議後、そのアメリカ人の彼に
「褒められてよかったな!!」
と言った際、
「あぁ、あれは褒めてたの?普通にオレが仕事をした内容を共有しただけかと思ったよ」

全然伝わってませんでした。

たぶん、何がどう嬉しかったのか?を伝えきれなかったためだと思います。

まとめ

元々は、色んな人に話しかけるきっかけとして始めた「褒める」こと

更に、正しく気持ちを伝えるために心がけている
「嬉しかった理由を伝える」ということ。

これらは、当初の目的よりも副次的効果の方が大きくなっています。

それは、次の2つです。

  • 褒めることで最高の笑顔を見られること

  • 嬉しかった理由=自分が欲しかったもの、なので自分を客観的に見られること(メタ認知)

これからも、自分なりの褒め方を探って行こうと思います。

気づいたときだけでも良いので、「その一歩」が人生を豊かにする気がしています。

何かのご参考になれば幸いです。

Have a good day!!

最後までお読みいただきありがとうございました。
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