【転職スキル⑫】働きながらの転職活動は時間がない。スキマ時間を活用しよう!
転職先から内定をもらった後に退職する、というのは転職活動の基本であるが、40代の転職においては尚更この点は重要になってくる。住宅ローンや子供の養育費などを考慮すれば、会社を退職した後に、万一転職先が決まらないなんてことは絶対に避けなければならないだろう。
ただ、時間がない。転職先の調査研究、エージェントとのやりとり、転職サイトへの登録内容のアップデート、履歴書、職務経歴書の作成など。やらなければならないことは山ほどある。
そしてその一つ一つが第三者にはばれてはならない。場合によっては家族でさえも。要するに、作業する・調査研究する・面接面談することができる時間も、場所も、極めて限られる、それが40代の転職活動なのだ。
WEB面接が当たり前になりました
以前は新卒採用だろうが転職だろうが、企業の採用面接といえば、基本的には対面での面接が当たり前であった。直接会わずにその人の人となりの何が分かるのか、と。
ところが昨今のコロナ禍の影響もあり、最近では新卒採用も転職でもWEB面接が当たり前となった。事実、私も一時面接から最終面接まで、すべてWEBでの面接で今の会社の人たちと直接的に会うことは、入社の日まで一度もなかった。
その意味では移動の時間、面接の場所など、かなりの制約は以前に比べ減っているといえるが、それでもやはり40代、それなりの職位について目の前の仕事をこなしながら秘密裏に転職活動を進めることは場所も時間も制約を受ける。
特に忙しい40代にとっては時間の制約を如何にクリアするか、ということは最大のポイントであろう。
ながらの最強兵器、You Tube!
そんなあなたの時間を最大限有効に使える最強兵器は、何といってもYou Tubeだ。You Tubeといえば動画を「観る」ものと思われがちだが、私は専ら「聴く」専門である。
転職も、資格試験も、果ては筋トレのやり方まで、全てYou Tubeを聴いて学んだ。しかもスキマ時間を使った、[「ながら」勉強だ。
常にイヤホンを持ち歩き、駅までの通勤の道、営業中の移動時間、全て転職活動の情報収集に充てた。それぞれ10分、15分という単位の時間だが、一日中のスキマ時間を集めると、ゆうに2、3時間は捻出できる。
一日中働いて、家に帰って、そこから3時間、勉強や情報収集ができるでしょうか?それは、かなりきつい。ながらで3時間情報収集や勉強ができるのならそれに越したことはないでしょう。
そして、更にお勧めは、YouTubeプレミアムに加入することだ。月額1,500円はかかるが、一番やっかいなCMが一切入らないし、待ち受けをオフにしても再生できるバックグラウンド再生や、電波のないところでも聞けるダウンロードなど、様々な機能が使い放題。
月額1,500円、生ビール3杯我慢すれば、余裕で捻出できる。タバコやFXに突っ込む金があるのなら、はるかにこちらの方が有意義だ。
ということで、転職活動に限らずですが、人生の時間は限られている。命の時間と言っても過言ではなく、日々、私たちは命の時間を削りながら生きているんです。だから、わずかな隙間も無駄にしてはいけません。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?