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220612 教員採用・教員募集情報

Twitterにてツイートもしましたが、日本私学教育研究所に掲載されている教員採用情報の更新・同期が完了しました。

ご査収ください。

今回の更新では、早稲田大学系の学校の専任教諭や、慶應義塾系の学校の専任教諭の募集が出てきています。

特に慶應義塾系は複数校の募集が掲載されていますのでご確認ください。

本日の更新はここに着目していきたいと思います。

1.早稲田大学本庄高等学院

最寄り駅が新幹線の本庄早稲田駅という立地の学校。

私自身は学校の門構えまでは見に行ったことはあります(敷地内に入ったことはありません)。

また、学生時代のサークル活動で本庄早稲田の卒業生と共に活動していたことはあります。
内部の事情もある程度聞きましたが、面白そうな学校ではあります。
(その人物を通しての情報になってしまうため詳細は割愛します)

今回は応募資格について検証してみたいと思います。

7.応募資格(①~⑤の条件はすべて満たすこと)
①高等学校教諭免許状(理科)を取得(ならびに更新)しているか、または着任時までに取得見 込みであること。
大学院博士前期(修士)課程を修了または着任時までに修了見込みであること。
③化学に高い専門性を有した上で、他の理科も1つ以上指導できること。
④化学の実験実習の指導ができること。 ⑤教育機関での教員経験(非常勤も含む)があること。

8. 提出書類
①履歴書(市販の履歴書で可、E-mail アドレスを明記し、写真を貼付のこと)
②教諭免許状の写し、もしくは大学の発行する教諭免許状取得見込証明書
③小論文「本庄高等学院における理科教育」(2000 字程度、A4 横書、ワープロ使用、書式は自由)
研究・業績リスト(A4 サイズ、書式は自由)、主要な論文の別刷り 3 編以内(コピー可)
⑤教育実績等調査票 1 通 本庄高等学院指定の「教育実績等調査票」を使用し作成。(用紙及び記入例は本庄高等学院ホーム ページ内の「採用情報」のリンクからダウンロードできます。)

早稲田大学本庄高等学院ホームページより

大学院卒が前提であり、大学院生時代に論文投稿や学会発表などの業績を積み上げてきている人材を求めているように思います。

容易なことではないかもしれませんが、私の先輩にも学生時代に論文を5本以上投稿して学会発表などにも参加し、奨学金の返済が免除されたり(?)給付型の奨学金を支給されたり(?)していた方がいらっしゃいました。

どのレベルの人材なのかは想像がつくのですが、ここまでの人材で教職を目指してくれそうな方はなかなか稀有な存在だとも思います。

そういう意味で以下のツイートをさせていただきました。

2.慶應義塾高等学校

一時期は相応の応募要件を課していたような記憶があるのですが、今年度掲載されている募集要項には特にハードルの高そうな項目はありません。

1つ気になったのは市場にいる教員の教科の構成でしょうか。

以下、私のブログから引用いたします。

◆6/1付掲載の情報の専任教諭1名@6月24日応募締切 ※under30が望ましい。
◆6/1付掲載の保健体育の専任教諭1名@7月5日応募締切 ※ハンドボールの指導が可能な人、under25が望ましい。
◆6/1付掲載の英語の専任教諭1名@7月5日応募締切 ※under30が望ましい望ましい。
◆6/1付掲載の理科(生物)の専任教諭1名@7月6日応募締切 ※under35が望ましい。
◆6/1付掲載の社会(公民)の専任教諭1名@8月31日応募締切 ※under30が望ましい

私学への転職を目指す

もしかしたら、世代交代を考慮しての年齢制限の設定なのかもしれません。
また、このために応募要件のハードルを低めに設定しているのかもしれません。

気になる年齢制限としては、基本ラインは30歳というところなのでしょう。

ただし、科目の専門性が求められる理科については、35歳に設定されています。

社会についても科目の専門性が求められると思うのですが、こちらは発行されている免許状の枚数その他を考えると30歳設定でも応募数は確保できるという見込みもあるのでしょう。

その観点でいくと、やはり保健体育の25歳の年齢設定は目を引きます。
それだけ市場に保健体育を担当できる教員がいるということなのでしょうか。

ハンドボールの指導ができる25歳以下の教員に限定すると、もしかすると想定以上のチャンスに巡り会える方もいらっしゃるようにも思います。

3.慶應義塾女子高等学校

数学・情報科の専任教諭の募集。

どちらの免許状も取得し、どちらの授業も担当することがdけいることが条件。

特に年齢制限も研究活動や著書などの高いハードルはなし。

こちらは数学&情報の両方を取得していることがどこまでハードルになったり個性になったりするのかというところが焦点になる気もします。

やはり人によっては想定以上のチャンスに巡り会える方もいらっしゃるのかもしれません。

おわりに

私自身が多忙になっていて更新頻度が週に1回になってしまっています。

6月に入ってから採用情報を出してきた学校も(特に都内は)増えてきた印象です。

今回のnote記事で紹介して情報以外にも、ものによってはかなりの好条件もあるように見えます。

ぜひ、転職活動を成功させてくださいね!

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