見出し画像

休職中に転職活動することのメリット・デメリット

こんにちは!

気温の変化が激しく、気を抜けば風邪をひきそうなそんな時期ですが

皆様いかがお過ごしでしょうか。

そろそろ暖かくなるようなので、コロナの影響もあって精神的にも不安定になる時期でもあります。

 

さて、こんな時期に多い内容が

「休職中に転職活動をしています」ということです。

   

今日は休職中の転職活動の<メリット><デメリット>についてお話いたします。

 

まず初めに、休職中の転職活動がダメか、ダメでは無いかですが、

法律や就業規則では禁止されていないため可能です。

しかし、面接を受ける会社の方々や現職の会社の方々からの印象はいかがでしょうか。

これがお伝えしたいことです。

正直印象は良くありません。

 

<メリット>は転職活動に費やせる時間が十分にあることです。

しかし、休職中の転職活動はデメリットがの割合が大半を占めております。

 

とはいうものの、休職理由には様々な理由があるかと思います。

今回のお話ですが、介護やご病気で今すぐに働けない完璧な理由がある方は別です。

復職できるにも関わらず、休職継続をされていらっしゃる方が今回の題材です。

 

休職をされていらっしゃる方の中には手当は貰わずに、席だけおいている方もいらっしゃいますが大半の方は休職手当を頂いていると思います。

 

会社に籍を置きながら、業務は行わず休職手当を受け取りながら

転職活動を行う方に対して信用できない人事の方がほとんどではないでしょうか。

もしご転職活動を行うのであれば、いっそのこと退職してしまうか、

一度復職して転職活動を行う方が良いです。

しかし、休職中に内定が決まり、転職できる方も一定数いらっしゃいます。

 

 

なぜうまくいったのか?

企業が理解できる理由があることに加えて、正直かつ熱意があるからです。

もしくは完全にばれないケースだったからです。

 

実際にあったうまくいかなかったケースをお話します。

これは私がエージェントとして実際に経験したことです。

 

その方はとある企業のためにスカウトし、いつも通りこれまでの経験の深堀や

現在のご状況などをお伺いしました。

お話した所感としては非常にスマートで、お話のしやすい方でした。

そのため、すべてをさらけ出して頂けていると思っておりましたが、

突然、”その時”が来ました。

 

何かというと1年間休職していらっしゃったことを内定のタイミングで知ることになったのです。

なぜ分かったのか、直近3か月の給与明細と源泉徴収の提出が出来ないという状況になったからです。

結果、その方は内定方向だった状況から一変しお見送りとなりました。

選考には他に候補者さんはおらず、その企業は採用やり直しとなりました。

当時、私も相当ショックを受けたのと同時に、担当企業対してプロとして申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

 

候補者さんになぜそうされたのか尋ねたところ、

ネットの情報によると言わなくても転職はできるという記事を見つけ、試してみたとのことでした。

 

この経験から申し上げたいのは、

人は、人事はロボットではありません。

印象という感覚的な物差しで判断する生き物です。

ネットには様々な情報が掲載されています。

情報社会の中で大事なのは、自分が相手ならどう思うかを考えることが重要です。

全てを鵜吞みにしてしまうと、結局他責になり、最終的に信じた自分を非難するしかなくなります。

 

休職は人生を豊かに保つための手段です。

逃げるための手段ではありません。

時には逃げるのも手段ですが、転職という前を向いている時こそ

目の前の現実に立ち向かいましょう!

いつかの未来に、正々堂々と自分と戦ってよかったと思える日が来ます。

 

少し重たい内容になりましたが、

是非良い転職活動を行っていただきたいので、参考にして頂ければうれしいです。

 

長文でしたが、ご覧頂きありがとうございます!

 

 

 

 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?