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ぽいちのひとりごと

数年前、私はサウンドセラピストの方の主催されるレッスンのお世話役になぜか抜擢され、そこで勉強させていただいた。その時に、必ず、集合写真を撮っていたのだけど、お借りした場所で働いているスタッフの方によく撮影をお願いしていた。ある日のレッスン後、私は手がブルブルと震えてしまう男性の方にお願いしたのです。はいと快く応えてくださったので、その時は気づかなかったのだけど、カメラを持つ手がブルブルと震えてしまうので、大丈夫ですか?とそっと聞いてしまった。しかし、その方が撮ってくださった写真は、普通の人が撮るものよりも美しい写真であったことに、ひどく驚き、私がいかに見た目で判断していたのかと思った出来事。

それから、つい先日の一時帰国の時、両親の金婚式のお祝いに蘭の花を贈った時のこと。父が、自分から記念写真を撮ろうと言い出してくれて嬉しかった。写真を頼める大人はいなかった。唯一、そこに一緒にいた甥っ子3兄弟の末っ子がいたので、私はなんとなく、○ちゃん撮ってくれない?と言ったら、うんと言って、一枚だけ撮ってくれたのがまた素晴らしい写真だった。一発ok。写真は写心だと思った。

最後に、主人の実家の100歳の祖母が、元気なのは、おばあちゃんだからと特別扱いしないことだなあと感じた。どうしたいのか、何したいのかの意思がはっきりしているし、それを周りが尊重している。

意外と難しいことではないか。障害者だから、子供だから、年寄りだからとジャッジしてしまうものだ。その3つの出来事を、私に書いておくようにと、言われるので、そのままメモしておきます📝

(文・田中ぽいち)

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