取れる顧客は全部取りに行ったりましょう、やれることは全部やったりましょう大作戦(11月24日(水)関西演劇祭・朗読劇「大人になろうか!」)
世の中大変なことが多いなー。と、完全にこの間までとは別のYCAと全く無関係の問題に悩まされ始めました。
まあ、こういう災難が続く時期もあるのでしょう。
今回に関しては、何事もなければ何事もないのですが、下手すると藤井史上なかなかのレベルのピンチです。だいぶヤバいけど、何にもないことを祈る。
全て自分が起こしたことなので、これは反省するしかない。
まあ、それはそれとして、自分が今できることをやろうかなと思ったので、なんとなくマーケティング的なお話をします。
ネットで調べたら一瞬で出てくるような基本的なことしか藤井は知りません。
なぜなら、そもそもマーケティングって、言葉とかだけ知っていてもあまり意味がないんです。
大切なのはやっぱり、
熱意と
熱意の具現化率、または行動化率
なので。
SNSの告知一つとっても、やっぱり熱意って伝わるし、劇場前での呼び込み一つとっても、やっぱり熱意って伝わるんです。
とあるビジネスインフルエンサーの言葉を少し借りますが、
「誰にもできないことをやる」とか「誰でもできることを誰よりもやる」という覚悟はありますか?
というのが、やはり一番大事になってきます。
また、熱意があるだけでは少し不十分で、熱意を形や行動にするのが上手いか下手かも重要になってきます。
どれだけ熱意があっても、情報や知識や経験が少ないと、どうやってその熱意を形や行動にすればよいのかがわかりません。
そのせいで、そこまで熱意がなくても形にしたり行動に起こすのが上手い人よりも熱意がなく見えてしまいます。
物づくりであれば、どうすれば良いアイデアが浮かぶのかや、どういう技術を使えば感動する映像や舞台を作れるのかが分かりません。集客であれば、どうすれば客を集められるのかや、どんな集客の打ち手があるのかがわかりません。
ただ、ここでも熱意がそもそもどれだけあるかというのはすごく大切で、めちゃくちゃ熱意がある人は、自分が熱意を具現化したり、行動に落とし込む方法を知らないことにここで気づきます。
だから、いろんな人を頼り、教えを乞うという手段に出ることができます。また、わからないならとにかく少しでも行動量を増やして、行動に対する結果(データ)を増やして、それを基に反省して改善するというPDCAの速度も段違いになってきます。
(↑ここテストに出るよ!笑)
そういった意味でも、とにかく1にも2にも熱意です。自分の生活サイクルを乱してでもとにかく全てを賭すことが大切だとか言ってるわけではありません。
やれることを全部考えつくすことと、自分の可処分時間や可処分体力および可処分精神力の範囲内で全てをやり切ることが何よりも大切だと思います。無理する必要はありません。
そんなこんなで座学が大切になってくるのは後からだとは思いますが、考え方だけでも少し知っておくと役に立つと思うし、あんまり考えたことがない人も多いと思うので、書きます。
とりあえず、顧客という物を分類するとどうなるかを記載します。
一般的にはこんな感じです。
・潜在顧客 そもそも知らん人
・見込み顧客 知ってくれてる人
・顕在顧客 買ってくれてる人
こんな感じです。
想像はできると思いますが、
潜在顧客には、
・知ってもらえたら好きになってもらえる人
・そもそも興味がなさ過ぎるまたは嫌いで、あえて情報を仕入れていない人
がいます。
見込み顧客には、
・知ってるけど全然興味がない人
・知ってるだけの人
・知っててちょこっと関心はある人
・知ってて結構関心のある人
・もう購入を検討している人
などがいます。
顕在顧客の場合は、
よしもとのイベントとかだとちょっとイメージしにくいかもしれないので、食品や化粧品やスマホアプリとかで考えてもらった方がいいかもしれないです。
顕在顧客の中には、
・一回たまたま買ってくれただけの人
・一回買ったけど、次はもう買わんかなって人
・もっかいぐらい買ってみよかなって人
・新商品とか出たら買っちゃうかなって人
・普段から愛用してくれている人
・あんたの会社の商品以外はわしゃ死ぬまで買わんって人
とかがいます。
これらは企業レベルの話と、商品レベルの話の境界線が曖昧なせいでわかりにくいかもしれません。
曖昧な話だから一般化して話すのがやりにくいので、とりあえず僕たち YCA大阪1期生が企画・脚本を行うイベントである、関西演劇祭・朗読劇「大人になろうか!」のプロモーションに絞って話をします。
まず、大前提として「大人になろうか!」は全然誰にも知ってもらえていません。
潜在顧客だらけです。知ってもらう必要があります。
だから、とにかく情報を拡散拡散。これは大切です。
ただ、やっぱり拡散したところで、観に行こうとはなかなかならないですよね。
出てくださるプロの役者さんのファンや、製作総指揮を務めてくださるプロの脚本家の先生のファン以外は、Twitterやインスタで情報が流れてきてもまあ大体は目に留まらないと思います。
ただ、忘れちゃいけないのが、役者さんのファンや脚本家の先生のファンでさえも、ほとんど目には止まっていないということです。
言うなれば、チケットの購入が見込める潜在顧客がいるということです。
また、目に止まったファンでさえもチケットを購入するまでには至っていない人がほとんどだということも忘れちゃいけません。
まあまあチケットの購入が見込める見込み顧客がいるということです。
これが結構問題です。
つまり、取れるかもしれない顧客、あるいは取れるはずの顧客を逃してしまっているということです。
ここはやっぱり取らなきゃいけない。そこをいかに上手くとるかはめっちゃ重要です。
だから、インパクトのある告知をするとか、たくさんいいねとリツイートを稼ぎまくって、少しでもいろんな人の目につくようにするとかが必要になります。
いいねとリツイートが集まっているものはますますみんなリツイートしてくれるようになるので、まずは YCA大阪の同期とか、YPAやNSCの人とか、イッチバン近くの人の協力を得るということがめちゃくちゃ大切になってきます。
同期にいいねやリツイートをしてもらっても意味ないとか思っていたら本当に痛い目にあいます。一番近くの人たちを確実に味方にしていくことが大切なんです。
YCA大阪の同期は別にいいねとかRTしてもらわなくても後からラインで直接伝えられるとか、もっと一般のお客さんを呼びたいとか、そういう話じゃないんです。
味方をどれだけ増やせるかや巻き込んでいけるかというのは、とにかく大切なんです。
自分たちの知らないところで、ふとしたところで僕たちの演劇祭の話をしてくれるかもしれません。
誰かが対面で紹介してくれるイベントは、Twitterで拡散する何倍もの広告宣伝効果があるんです。
なんか理屈っぽく書きはしましたが、応援してくれる人の数や応援してくれる人の熱量というのは、理屈とかそういう次元ではなく、とにかく大切なんです。
理屈では説明しきれない力があるんです。
だから、YCA大阪の同期の皆さんも、自分は関わっていないとは思わずに、応援してください。
ぜひ、「大人になろうか!」の投稿に、いいねとRTのご協力をお願いします。また、クチコミで宣伝してもらえると助かります。何卒お願いします。m(__)m
少し熱っぽくなってしまったので、戻します。
他にもまだ取れるかもしれないところってあります。
たとえば、YCAの願書を請求してくれた人や、YCAの授業の体験に来てくれた人。
こういった人に、「よかったらご入学を検討する判断材料として見に来てください」って事務局経由でメールで言うのはめっちゃあり。
めちゃめちゃチケットを買って観に来てくれる可能性は高いと思うので、これは是非ともやるべきだと思います。
もっと言うと、Google先生にお金を払って、よしもとアカデミーのサイトにアクセスした人に対して、バナー広告とかで関西演劇祭の広告が出るようになっていれば最高です。と言いたいところですが、舞台と言うのは利益率がすこぶる悪いので、Google先生にお金払ったりしてるとたぶん広告費をペイできないので、たぶんダメです。
後、取れるかもしれない客ってので大切な要素がまだあります。
一つは、なんか興味あるなーとはなってるけど、観に行こうとはならない人を取ること。
このタイプの人は直接会って営業とかできたらやりたいですが、当然コロナ禍ですし、そうでなくともSNS上で見つけた全く知らん人に直営業は現実的じゃありません。
だとすると、できることはハイクオリティのプロモーションを行うこと。
マスに拡散する用の手軽なプロモーションとは別で、迷ってる人を後一押しするためのプロモーションです!
これこそ、藤井が告知用に投稿しようかと思っているnoteとかが該当します。(今はちょっと様子見をしていて、たぶんそのうち投稿すると思います。)
後は、クオリティの高い動画も該当します。
ただただ出演者さんに告知やエピソードを言ってもらうだけの動画は、わりとマス向けのプロモーションです。(それもめちゃめちゃ大事。)
動画は画像と比べて、Twitterのタイムラインで流れてきたりした時に目に止まりやすいので、マスの中にいる出演者さんのファンで、まだ「大人になろうか!」のことを知らない人とかには刺さると思います。
ただ、今まさにチケット買うか迷ってる!って人には、とりあえず喋ってもらって終わりではなく、カッコよくてすんごいクオリティの動画やイラストや文章が必要になります!
こんな風に、なんとなくプロモーションを投げかけるのではなく、目的意識を持ったプロモーションが頭の片隅にあると最高です!
そして、もう一つ大切な要素があります。
今回の朗読劇は平日の真っ昼間にやります。
ということは、やっぱり社会人だと物理的に観に来るのは厳しい。
だから、社会人に積極的にアプローチするのは効果的ではないんです。
大学生や専業主婦、フリーターにたくさんアプローチした方がいいんです。
でも、SNSぐらいしか告知手段をあまり持たない僕たちにできるその領域へのアプローチにはどんなものがあるかと言うと、これはあくまで僕が考えただけですが、こういうのがあると思います。
「大人になろうか!」専用アカウントを作って、お笑い好きの大学生やフリーターや専業主婦の投稿にひたすらいいねを押す。
これなら、確実に目に止まると思います。
フォローまでされちゃうとだいぶ嫌悪感を抱きますが、いいねされるだけならそんなにやじゃない。
事実ではなく、だいぶ自分に都合の良い主観的な解釈を書きますが、相手がお笑い好きという前提ですし、よしもと関係のアカウントからいいねされるのは、むしろ嬉しいかも。
また、どうせい誰にも知ってもらえないぐらいなら、多少の嫌悪感を抱かれようとも、たくさんいいねを押しまくった方がマシだと考えています。
見ず知らずの人に、たくさんいいねを押すというのは、嫌われて企業としてのイメージが下がる可能性があるので、微妙かもしれませんが、「大人になろうか!」専用アカウントを作るのは、一つの作戦としてありです。そこからいろんな戦略を考えることもできます。
よしもとクリエイティブアカデミー以外にも情報を発信するアカウントができることで、情報の出どころが分散してしまって、マイナスプロモーションになる可能性もなくはないので、要検討ですが。
後は、大学生に知ってもらうために、シンプルに自分の通う大学で宣伝するって方法や、大学の公式アカウントに告知してもらうってやり方もあります。
そんなもん現実的ではないと言われるかもしれませんが、一度現実的ではないと思って却下するのと、考えもしないのは大違いです。
しかも、案外現実的でないことはないと思います。
大学の公式アカウントは無理でも、部活とかサークルのアカウントにRTしてもらうことは、学生同士でやりとりすれば可能なはずです。
すぐに諦めてしまわず、できる限りのプロモーションを検討してみることが肝心です。
僕もボート部の後輩にOB会費をちゃんと払うから、RTしてくれないかどうかを、嫌われない感じにうまく交渉してみようと思います。
引退してからだいぶ経っていて、直接面識のない後輩しかいないので、難しいかもしれませんが、最初は全然関係ない話題から入って、後々「大人になろうか!」RTの話にもっていけないかなーって感じです。
また、学生時代の研究室仲間に声をかけて、さらにその後輩たちにも宣伝しようかと考えています。
久しぶりに研究室に顔を出して、博士後期課程に今も通っている一緒に上海旅行に行った後輩に久しぶりに会ったりもしたいですしね。
ふざけたこと言ってると思われるかもしれませんが、本気で客を取りにいくっていうのをアホな藤井なりに可能な限り考えてみた結論です。
もっといい案があるなら、それは良いこと。それはどんどん推し進めればいい。こんなプロモーション案を考えてる変な奴もいるんだなー、という学びになっていれば幸いです。
そして、まだまだ藤井は書きます。
まだやれることはあるはずです。僕たちは果たして、本当にSNSでしか告知できないんでしょうか?
その可能性は高いですが、絶対にそうとも限りません。
前々からずっと思っていたことですが、エンタメプPコースの人たちは、せっかくエンタメPコースにいるから、もっと数字の分析や、何より営業経験ができるとベストだろうなと思っています。
もちろん、社外の人との取引というのは生徒に何か問題を起こされて、取引が無しになったりしたら大変なので無理だとは思います。
しかし、社内の別部署みたいな感じの扱いである、NGKやマン劇であれば生徒が売り込みに行ったっていいじゃないか。そう思っています。
「大人になろうか!」のポスターやチラシをNGKやマン劇に貼ったり置いたりすることができれば、半端ない広告効果になります。
後、「大人になろうか!」の会場になる、COOL JAPAN PARK OSAKAにも置けると良いですね。
そういった社外交渉みたいな経験こそが、本来のエンタメPコースに求められる経験だと思うし、現実問題難しいとは思いますが、挑戦させてもらえないかなーって思っています。
NGKやマン劇は実現可能性が低いかもしれませんが、せめてNSCの建物に入ったところの掲示板には貼らせてもらいたいです。(というか、欲を言うなら、NSCの建物のあちこちに貼りたいです。)
それは絶対にできるはずだし、説明会や面接にきてくれた人の目に留まる確率は高い。
しかも、よしもとアカデミーの説明会や面接に来るような人はかなり興味を示してくれる人だと思います。
よしもとアカデミーの説明会終わりに一言、今度うちの生徒たちで企画・脚本を行ったこんなイベントがあるから、よかったら入学するかどうかの参考に観に来てみてくださいっていう風に事務局の方に宣伝してもらうのもありです。
できれば、東京校の建物にも貼ってもらいたいし、宣伝してほしいですね。
東京校の生徒も脚本書いてることですし。
これだって全然不可能なことではないはずですよね。
自分とこの生徒が脚本書いているんだから。
と、藤井が好き放題いろんなことを書いてみました。
藤井は自分の都合しか考えられず、人の気持ちを考えた行動ができなくて、勝手にプロモーション班を抜けてしまいました。
別に許して欲しいとは思っておりません。
ただ、勝手に抜けた分、台本の方をめっちゃ頑張るので、このnoteがプロモ班の誰かの何かの参考になっていれば幸いです。
以上です!自分にできることをしっかりと頑張るぞ!
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