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質問043:こんなにミスが減って、いい球がいくのかと驚いた

 ※※※※(お名前) ※※歳 アシスタントコーチをしています。
上達法を読んで早速試しました。こんなにミスが減って、いい球がいくのかと驚きました。
また、中上級の生徒さんの速い球や、初級の方の球もつなげたり、打ちにいったりすることができたので、かなりストロークが安定したと思いました。

回答
コーチという立場は基本的に、生徒さんよりも先に自分からミスできないうえ、自由に打てばいいというわけでもなく、生徒さんにとって打ちやすいボールを供給する役目が求められます。

もちろん厳しいボールを打ち込んで、生徒さんのレベルアップを図るレッスン目当てもないわけではないですが、そのバランスが大事。

それと同時に仰せのとおり、速いボールを打ってくる中上級者にも、ショットのスピードにもコントロールにもばらつきがある初級者にも応じなければならないから、実はコーチ自身がレッスンを通じて対応力を高めるレッスンを、生徒さんから受けている、という側面もあります。

まあこれは、何事においても、だいたいそうです。

教師は生徒に教わるし、親は子どもに教わるし、上司は部下に教わります。
医者は患者に教わります。

何も、一流大学の医学部を出たからといって、立派な医者になれるわけではありません。
そこから実地を通じて患者さんに学び、医者として成長していきます。

親だって、親の初心者です。
子どもを授かる前までは、これまでの人生で、親をつとめた試しが一度もありません。

子どもが、何を求めているのか?
突然、熱を出したらどうするか?
何か、悩みごとはないのか?
入学手続きはどうすればいいのか?

やってみなければ、分からないことだらけです。
親は子どもに教わります。

教えているようで、実は「教わっている」という認識があると、つとめが楽しいし、そのぶん、立場としての能力も上がります。

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