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『究極のテニス上達法~無心で打てば、あなたはもっと上手くなる!~』


▶はじめに『究極のテニス上達法』は「無心」でプレーする手引書


『究極のテニス上達法』は、「無心」でテニスをプレーできるようになるための手引書です。

スポーツでは一般に、「ゾーン」「フロー」などとも呼ばれます。

その内容とは、一体どういった説明なのでしょうか?

『究極のテニス上達法』は、次のようなテニスに関する悩みを抱える読者へ向けて書かれています。 

●フォーム指導を受けているけど、テニスがなかなか上達しない。
 
●それどころか、テニスを始めたばかりのころよりも、下手になっているかもしれず不安。
 
●私のほうがテニスについてたくさん研究しているのに、何も考えていなさそうなライバルのほうが、ミルミル上手くなっていくのはなぜ?
 
●有名プロが解説するYouTube動画レッスンを視聴して、内容を頭では理解できるし理屈にも納得はするけれど、やってみるとそのとおりにプレーできない。
  
●テニスが上達する本質的な内容について学び、指導者(コーチや顧問)、あるいは親として、生徒や子どもたちのスポーツ指導に役立てたい。


このなかに、ひとつでも当てはまる項目はなかったでしょうか?

何年もテニスを練習してきたのに思うように上達できなかった、すべてのテニスプレーヤーを読者対象として網羅しています。

あるいは、生徒や子どもたちを上達へ導けなかった無念を晴らしたい、あらゆる指導者や親御さんも対象です。

今までのやり方で上手くいかなかったのは、よく指摘されるような「運動神経がない」「努力が足りない」「練習不足だから」という学ぶ側に過失があったなどという理由では、まったくありません。

世の中に飽和するテニスの上達に関する常識的な指導法に、誤りがあったのです。

▶テニス指導のほうが、間違っていた?


「常識的なテニス指導が間違っている?」
  
『究極のテニス上達法』では、日本全国津々浦々で一般的に指導されている「フォーム」や「打ち方」に関する説明・解説は、一切しないどころか、疑問視する対象として「取り扱い注意事項」に指名手配しています。
 
言い方を換えればこれだけ世の中に、フォームに関する指導・解説が何年にも渡ってあり続けるというのに、一向にそれらがなくならないわけは、皮肉にもフォーム指導にテニスを上手くする効果がなかった証明とも、なっているのです。
 
なぜなら、それらで万人が本当にテニス上手になるならば、もうそれ以上は必用ないはずですからね。

さらに穿(うが)つと、効果がないどころか、下手になる「逆効果」だからこそ、手を変え品を変えてさえ、ありとあらゆるいろんなフォーム指導が、一向にあとを経つ気配がありません。


▶テニス歴は関係なし。『究極のテニス上達法』なら、すべてのプレーヤーが上達する


テニスがまったくの初心者というよりも、ある程度頑張ってきたけど上手くいかず、苦悩してきたプレーヤーにこそ、とりわけ『究極のテニス上達法』は向いているといえるでしょう。
 
なぜなら、たとえば何ともないところに「キネシオテープ」を貼っても、痛くも痒くも効き目の効果も、何も感じられません。
 
ですがテニスで散々つまずき、悩み苦しむ経験をしてきたプレーヤーほど、効果の実感、上達する手応えを、一層覚えるものだからです。

比喩的に言えば、キネシオテープの貼った瞬間に「あ、ラクだ」「これなら大丈夫」と感じて安心する効果にも、似ているかもしれません。

ですからテニス経験者だけど、今までテニスが上手くいかなかった人ほど、この『究極のテニス上達法』はハマるのです。
 
とはいえテニスがまったくの初心者も、先述したとおりもちろん対象。
 
テニスつまづき組にも、これからテニスを始めるスタート組にも、ぜひお気軽にどうぞ。
 
不運にも常識的なテニス指導の世界に迷い込んでしまうと、テニスを始めたたとえばグリップを教わる初日から、上達するルートへ向かう方向性を誤り、10年以上、いえ生涯にわたって、「テニス=苦行」のつらい日々にさいなまれかねません。
 
「不運にも」と言いましたが、それが「常識」だからこそ、普通に生きているとたとえば大学のサークルからテニスを始めたという人などは、ほとんどそちらの世界へ迷い込んでしまう危険があるのです。

▶『究極のテニス上達法』は地動説だった!?


そうは言っても、なかなか信じられるものではありません。
 
それは、天動説と地動説のようなものだからです。
 
「フォームを意識すればちゃんとテニスが上達するに違いない!」と信じているのが、天動説
 
見た目に分かりやすいから、太陽や月や星々が頭上で動いていると、つい錯覚するのです。
 
だけど真実は違い、逆だったと、今は明るみになっていますね。
 
「フォームを意識すればするほど、テニスは下手になる!」というのが、『究極のテニス上達法』が提唱する地動説
 
見た目には分かりにくい本質的な内容に、分かりやすく切り込みます
  

 ▶フォームや打ち方を意識せずに、どうやってテニスが上達するというの? 


「えっ、フォームを意識すると、下手になる?」

「もしかすると、そんな気がするかも……」
 
「だってボールに集中できないし」

少しでも身につまされるなら、ダマされたと思って試してみない手はありません。
  
「でも、フォームや打ち方を意識せずに、どうやってテニスが上達するというの?」
 
読んでいただければ分かりますが、そんな疑問は雲散霧消します。
 
今までのやり方で上手くいかなかったのは、一般的に指摘される「運動神経がない」「努力が足りない」「練習不足だから」などという学ぶ側の過失が理由では、まったくないのでしたね。
 
「ヒジを伸ばせ!」
「ヒザを曲げろ!」
「もっと横向きに!」
「腰を回せ!」
 「打点は前に!」
「ラケットを引くな!」
「ちゃんと意識しないと!」

挙げればキリがありませんけれども、意識して、何かテニスが上手くなるスキルが、ひとつでも身についたでしょうか?
 
むしろ意識すると、ボールに集中しにくかったのでは?
 
それどころか本編でも詳しく述べますが、そういった部分矯正は局所的に負担を強いるから、テニスエルボーや腰痛を招く原因にもなったりするのです。
 

▶『究極のテニス上達法』なら、フォームも洗練される


フォームを一切意識しない『究極のテニス上達法』ですが、フォームは意識しなくても、いわゆる「きれいなフォーム」に改まります。
なぜなら「ボールに同調するプレー」を続けていれば、フォームは自然に洗練されるものだからです。
 
「ボールに同調?」

具体的にどうすればいいかは、本編で詳しくご説明します


ここでは概要について、少しレクチャー。
 
ボールの動きを無視して、形だけを型にはめようとするから、フォームはギクシャクするのです。
 
フォームに、「正しい」も「間違い」もありません。
 
フォームに関する説明・解説は、前後左右、浅い深い、高い低いなど、ざまざまに飛んでくるボールに応じて現れた結果の「後づけ」。
 
主観的に美しく映るフォームとは、「正しい」か「間違い」か、ではなくて、ボールに応じて打球タイミングが合うプレーをした結果として現れる、「動きの滑らかさ」なのです。
 
それが証拠に、プロテニスプレーヤーであっても、同じフォームの選手はこの世に2人いません。

『究極のテニス上達法』ではボールとの同調が開始され、フォームについて意識しなくてもフォームは自然と洗練されるから、あなたのフォームを第三者視点で見ると「きれいなフォーム」に映ります。
  

▶『究極のテニス上達法』、やらない理由が見つからない


テニススクールのレッスンに、月謝としていくらを費やしているでしょう?

今後、上達するまで、いくら費やし続けるでしょう?
 
社交目的や運動不足解消のフィットネス代わりであれば、費やし続ける理由にも納得ですけれども、通う目的が「テニスの上達」であれば、いち早く叶えて、あとは活躍の舞台を草トーナメント仲間との団体戦へ移行すると、楽しく、達成感もひとしおな、新たな世界が広がると思います。

そうでなくとも対費用効果をアセスメント(電卓をはじいて客観的に評価)すれば、『究極のテニス上達法』ならすぐに回収できて、なおかつレベルアップの度合いにも大きなアドバンテージがあります。

対費用効果をアセスメント(電卓をはじいて客観的に評価)

「まずやってみる」
 
「完璧に分かってから」を待つのは、いつまでたっても一歩を踏み出せない最大の理由になると言われます。
 
たとえば料理や楽器演奏、投資をこれから始めるといっても、「完璧に理解してから」を待っていると、おそらく永遠に始められません
 
考えるよりも前に、「すぐやる」「今やる」
 
やってみないことには分からないこともあるし、やってみて初めて分かることもある学びの好循環が生まれます。

特にこれまで、フォームを教える常識的なテニス指導法でさんざん苦労してきたテニスプレーヤーこそ、素晴らしいパラダイムシフトを経験できるでしょう。

「えっ、テニスってこんなに簡単だったの!?」

では、いよいよ本編に入って、一緒に楽しく学んでいきましょう。 

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¥ 9,800

スポーツ教育にはびこる「フォーム指導」のあり方を是正し、「イメージ」と「集中力」を以ってドラマチックな上達を図る情報提供。従来のウェブ版を改め、最新の研究成果を大幅に加筆した「note版アップデートエディション」です 。https://twitter.com/tenniszero