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「真ん中に当てるって?」

よくテニスを始めたばかりの方や、ミスをしたときに「真ん中に当たらない!」という言葉を良く耳にします。その言葉を聞いたあとに真ん中とはどこか聞いてみると殆どの方は、スイートスポットと呼ばれるエリアの中心をピンポイントに指します。そのピンポイントに真ん中に当てようと意識している事が、テニスの上達を妨げてしまっているかもしれません。 真ん中ってどこ? 結論から言わせてもらうとピンポイントに真ん中という場所は存在しません。形上のラケットの真ん中は存在しますが、打点ということに関し

    • 【今と昔】技術

      以前は今と昔のプレースタイルの違いを説明していきました。ラケットの性能が高くなってきたことによりリターンの能力が上がり、サーブ&ボレー全盛の時代から、ストロークを軸にオールラウンドにプレーできる選手が勝ち上がる時代になってきました。 変化はプレースタイルだけでなく技術面でも違いが出てきています。 変化が大きい技術としてはフォアハンドストロークが挙げられます。ネットプレーに行くためのショットとしての意味合い強かったので、スピンをかけて相手を追い込んで行くのではなく、フラットや

      • 【梅雨時期のテニス】

        テニスをプレーしていくなかで、テニスコートのコンディションはとても大切な要因の一つになります。屋外のコートでは、天気によってコートコンディションが大きく変わって来るので天気のチェックは欠かせません。 日本は季節によって天候の変化が大きいので、どの天候でもコートが使用できるように砂入り人工芝のオムニコートが多くなっています。雨が降ってしまうとハードコートでは、水たまりができて滑りやすくなってしまうので危険です。クレイコートでは、土が水を吸ってしまいコートが柔らかくなりすぎてしま

        • 【テニスのオフシーズン】

          野球やサッカーのようなチームスポーツのリーグ戦では、競技全体でオフシーズンに入ります。ですが、テニスでは決まったオフシーズンというものは存在せず、個人でツアースケジュールを作成していかなくてはいけません。 トップ選手のオフ 男子のATPや女子のWTAのトーナメントには、その年のランキング上位者のみが出場することができるツアーファイナルというトーナメントが11月頃に開催されます。各8名しか出場することができないので、出場可能なランキングに入れなかった選手は10月末でオフシーズ

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        • テニス基礎知識
          24本
        • テニス技術解説
          5本
        • 澤田村コラム
          5本
        • テニス練習方法
          5本

        記事

          【ケア】怪我のリスクを下げる

          テニスは人との接触がないスポーツですが、トッププロでも怪我でプレーをすることができなくなってしまう負担のかかるスポーツです。プロは普段から激しいトレーニンで体を強くして、トレーニング後のケアを入念に行っていますが、一般のプレーヤーからするとテニスコートでプレーする以外にテニスのためにそこまで時間をかけることは難しいかと思います。ですが、少しのケアをするだけでも怪我のリスクはかなり少なくなってくれるので簡単なケアでもしていきましょう。 アイシング プレー後は、筋肉も関節も熱

          【ケア】怪我のリスクを下げる

          【怪我のリスク】

          テニスに限らず、スポーツをしていると怪我をしてしまうリスクは誰にでも存在しています。上達を感じられてきてもっと練習をしたいときに、怪我をしてしまい、練習ができなくなってしまうなんてもったいないです。怪我をした状態のままプレーしてしまう方もいますが、最終的に悪化してしまうケースがほとんどです。怪我をしてからでは遅いので不安な方は色々と見直していく必要があります。 道具の見直し テニスは道具を使うスポーツです。ボールを打つためのラケットや、ラケットに張ってあるストリング、テニ

          【怪我のリスク】

          【テニスが変わる】ボールの威力を上げる距離感

          力いっぱいラケットを振り回しているのにボールの飛びが悪く、なかなかボールの威力が上がらないと感じる方はたくさんいるのではないでしょうか?そう感じている方は、フォームを見直す前にインパクトをするときの自分とラケットの距離感を一度確認してみてください。 多くの方は、ラケットと体の距離を話すことに不安を感じてしまい、必要以上にボールとの距離を詰めてしまいます。この距離が詰まってしまうと、スムーズにラケットが動いていかないので、ボールに力が伝わりません。ラケットをスムーズに動かすこ

          【テニスが変わる】ボールの威力を上げる距離感

          【ラケット使えてますか?】

          ラケットの性能を見直す 最近のラケットは性能が高くなってきているので、ボールの飛びがよくスウィートスポットも広くなってきているので無理なくテニスをプレーすることができます。ウッドラケットから、スチール、アルミ、カーボンとより軽くて強い素材を使用して進化してきました。テニスラケット側がより楽にプレーができるように進化しているので、このラケットの性能を利用しないのはもったいないですね。 昔のラケットは重く、飛びがよくないので今よりもボールスピードが遅くプレー全体のスピードも今

          【ラケット使えてますか?】

          【必見】上達に必要な意識

          プロみたいなボールを打ちたい! プロみたいにプレーを安定させたい!と思う方は少なくないかと思います。今の時代、自分の気になる選手の動画を簡単に見ることができるので参考にしながら練習することができます。ですがフォームや身体の使い方にばかり注目してしまって大事なポイントを忘れていないでしょうか? ラケット競技 テニスは、サッカーや野球のピッチャーのように実際に体にボールが触れた状態になることは殆どなく、唯一サーブのトスを手で投げるだけで他のプレーでボールにふれることはありえま

          【必見】上達に必要な意識

          【サーブはトスが8割】トスが安定する左腕の使い方

          サーブが苦手な方はトスを上手く上げられていないことが多いです。トスが安定しないので、何度も上げ直していたり、リターン側に気を使って悪いトスでもそのまま打ってしまいます。もちろんこのようなバランスを崩した状態で打ったサーブが、安定するはずもなくサーブを打つのが嫌になってしまう方もいるのではないでしょうか?せっかく自分でどうにでもできるショットであるサーブをバランス崩して打っていてはもったいないです。トスを安定させるために意識していくことを紹介していきます。 左腕の使い方 右

          【サーブはトスが8割】トスが安定する左腕の使い方

          【もっと繊細に】コートを広く使う為のボレーの練習方法

          ボレーに出てもなかなかポイントを取ることができない、決めきることができないという方は少なくないかと思います。 決めようとするあまり力が入ってしまいミスが増えて、ボレーへの苦手意識がどんどん強くなってしまいます。ボレーでの注意点はいくつかあります。 ストロークとボレーの違い ストロークではボールがバウンドしてから打つため、勢いがなくなりスイングをしてボールを飛ばしていきます。ボレーではボールをノーバウンド、またはショートバウンドの勢いがある状態で打つことになるのでスイングを

          【もっと繊細に】コートを広く使う為のボレーの練習方法

          【ATPツアー】賞金額

          新型コロナウイルスの影響によってATPツアーが8月まで中止になりました。選手にとってツアーが中止になったということは、試合をすることができないということだけでなく、賞金を獲得するチャンスがなくなってしまったことになります。大きなスポンサー企業がついているトップ選手にとっては大きなダメージを受けない可能性がありますが、ポイントと賞金を求めている下位選手にとっては大きなダメージになってしまいます。現在中止が決定している、または開催が危ぶまれる主要大会で選手が獲得する賞金はかなりの

          【ATPツアー】賞金額

          【知っておきたい】テニス観戦

          東京オリンピックに世界のトッププレーヤーが日本に集まる可能性が高いです。世界トップのプレーを間近で見られるチャンスです。 普段テニスをプレーしない方でも観戦する機会ができましたね。 ただ、テニスは普段プレーをしていない方には、何を見ていいのかわからない場合があります。 近くにテニスに詳しい人がいない場合はこんなところに注目してみてはいかがでしょうか? スピード感 テニスは映像で見るよりも実際に見た方がスピードを感じることができます。 サーブの速度は200㎞を超える選手がほと

          【知っておきたい】テニス観戦

          【体力強化】 テニスに必要な体力って?

          普段、ランニングやマラソンをしているのにテニスをプレーするとすぐに息が上がってしまう、足が攣ってしまうということを経験された方は少なくないかと思います。 それは、単純に体力がないのではなく、テニスに必要な体力、筋力が足りていないことが原因です。 テニスは、ストップとダッシュを繰り返して行うスポーツです。プレーのレベルが上がって来るとその動きがどんどん激しくなるので、体への負担が大きくなってきます。ただランニングをしていてもテニスに必要な体力は付きづらいです。 走力 走るとい

          【体力強化】 テニスに必要な体力って?

          【対処・予防】手のトラブル

          手のトラブルはどうしたらいい? テニスはラケットを持って行うスポーツですので、アカギレやマメなどのトラブルはプレーをする上でかなり影響がでてきてしまいますね。痛みを気にしてプレーしていると集中できず時間がもったいないです。 そんなときの対処法や、そうならないための予防法を少し紹介していきます。 テーピング 真っ先に思いつくことがテーピングをすることではないでしょうか。 手とグリップが直接触れず、擦れることも軽減されるので痛みが抑えられます。完全にマメやアカギレができる前に

          【対処・予防】手のトラブル

          【少数で貴重】国内のグラスコート

          グラスコート テニスをしたことがない人でも、グランドスラムの大会であるウィンブルドンは聞いたことがあるのではないでしょうか?このウィンブルドンのテニスコートは、天然芝でできていて、グラスコートと言われています。 このグラスコート、四季のある日本では管理が大変で見かけることがほとんどありません。日本で最も利用されているのが、どの天候にもあまり影響のうけない砂入り人工芝のオムニコートです。 ですがテニスをしている人にとっては人生一度でいいから、天然芝のグラスコートでプレーしてみた

          【少数で貴重】国内のグラスコート