青春とは復讐です
最近やさしい感じの記事ばかり書いていて「なんか…違う!おれはもっとキモい!」みたいになったので、今回あんまりやさしくない記事を書いてみようと思います
ぼくは憂鬱、劣等感、被害者意識などがたぶんほかの人より強めで、そこからくるドロドロした気持ちがガソリンになって動いているところがめちゃくちゃあります 筋肉少女帯というバンドの「タチムカウ」の歌詞でたとえると、
こういう感じです 「テメー今に見てろよ!!!!いつかかならず土下座させるからな!!!!!」という復讐心を尋常じゃないぐらい持っています この社会と、学生時代の同級生に対してです ぼくがさっさと死にゃあいいのに何故かまだ生きているのはそのためでもあります
これは僻みですが、大企業の出版社というのは(例外は沢山あると思いますが)、基本的に学歴がある地頭のいいスーパーエリートしか入れないイメージがあります もちろんその方々がいなければ出版業界はとっくに終わっていたと思いますし、「たくさん素晴らしい本を作ってくれて本当にありがとうございます…」といった感謝の気持ちやリスペクトはあります
しかし、人材がそれだけだとだめなのです ぼくはもっとめちゃくちゃになってほしいんです 「編集者は高学歴もしくは経験者じゃないとなれない」という風潮を破壊したいのです 「学歴も経験も知識もセンスも関係ない。面白いやつじゃなくてもいい。変なやつでもいい。変なやつじゃなくてもいい。なんでもいい」 これを証明したいのです ニートとか中退とかど素人とか精神薬とかしょっちゅう書いているのは、そのアピールがしたいからです
ぼくは学力万年最下位の沖縄県で育ち、誰でも入れる高校に入り、偏差値43の大学の文学部を中退した男です はっきり言ってインテリジェンスのかけらもありません しかしだからこそ、「このおれだけが、本は誰でもつくれるんだということを完全に証明できるのでは…」と思いました
ぼくの記事とかを読んで「自分でもやってみようかな…」と思う方が増えてくれれば、結果的に出版業界はもっと助かるのではと考えています 「やってみたい」と思ったのなら、みんな本づくりの世界にどんどん入ってこればいいのです そしてめちゃくちゃにすればいいのです エリートとか一切関係ありません 素人だろうがなんだろうが、その人にしかつくれない本というのが必ず一冊はあるはずです
あと、これは「君も起業しろ!」といっているわけではありません 出版社の起業は危なすぎるからおすすめしていません べつに本は起業しなくてもつくれます 全国への流通が難しいZINE(同人誌)でも取り扱ってくれる書店はあります 書店に限らず喫茶店とかにもあったりします ほかにも色々、工夫次第です だから本当に「本をつくって売る」だけなら誰でもできるし、そこまでお金もかかりません(儲かりもしませんが…)
最後に、綺麗事で申し訳ないのですが、行き詰っている人、学校に居場所がない人、社会に切り捨てられた人、復讐のために自分で本を一冊つくってみるのはどうでしょうか 何も変わらないかもしれませんが、2%ぐらいはいい方向に変わるかもしれません とりあえず一度文学フリマなどのイベントに行ってみることをおすすめします 会場の熱量を感じてほしいです
あからさまに見くびったやつらに、本をつくって復讐するのです こんな記事を最後まで読んだのだから、あなたはぼくと似ているタイプだと思います 自殺の前にまずは一冊本づくりをやってみてほしいです どんな内容でもいいから 無敵のあなたならきっと素晴らしい本をつくれます 本じゃなくてもいいです なんでもいいからなにかつくってほしいです えらそうでごめんなさい おわり
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