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青春という名のKPOP Vol.109 ~ライブ体験記10 KCON JAPAN 2022 初日(LE SSERAFIM/NMIXX/VIVIZ etc.)in 有明(2022.10.14)

KCONが3年ぶりに日本に帰ってきた!

コロナ禍でしばらくオフラインでの開催が遠ざかっていたKPOPの祭典・KCON。そのKCONがついに日本で開催された。

今年で10年目を迎える世界最大級のKカルチャーフェスティバル「KCON」が3年ぶりに再びオフラインイベントとして戻ってきた。

「KCON 2022 JAPAN」は、10月14日、15日、16日の3日間にわたり有明アリーナで開催され、私が行ったのは1日目と3日目。今回は1日目の体験記だ。

といっても、にわかKPOPファンの私は、KCON初参戦。

今日はその時感じた、KCON体感を書きたいと思う。

『KCON 2022 JAPAN』SHOWのDAY1には、ガールズではLE SSERAFIM、NMIXX、VIVIZ、ボーイズではKIHYUN(MONSTA X)、INI、OCTPATH、TNX、TO1、VIVIZが出演。

MCは元NU’EST、Wanna Oneのメンバーで現在は俳優として活動するファン・ミニョンが担当した。

私の目的は、第1にLE SSERAFIM、第2にNMIXX、第3にVIVIZだ。

その日、私は6時に目覚めた。

バナナとヨーグルトを食べて、ファミマでアイスラテを買う。

その後、7時半~11時まで、旅行業管理者資格の勉強。

3時間半集中して、ようやくKCONに向けてフォーカス!

まずは買ったばかりのTV(有機EL65型VIERA)でKCON当日のライブトークショーを見る。

NICE73さんのKCON見どころトークを見た後に、KCON本番直前にステージに上がるwoo!ah!のトークショー(女優でも引っ張りだこのナナのファンサと美貌が凄い!)を見て、更にNMIXXのミーグリ(MEET&GREET)の様子を見る。

そろそろ現地に行くか―!と出発。

電車の中、スマホとLE SSERAFIMのミーグリを見つつ、まずはお台場へ。

宿泊するヒルトン台場にチェックインして、しばしリラックスして、ホテルの部屋でVIVIZのトークショーを見る。

そして、夕方5時過ぎにホテルを出て、ゆりかもめに乗って、新豊洲で降りて、有明アリーナへ!凄い人だかりの中、各ブースをざっと回って、いざ、会場に入って、席へ!

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凄い眺めのいい席だった!

と興奮して、ふと思う、こちらがステージ正面なのか、バックサイドなのか、、近くにいた韓国人のカメラマンに話しかけて聴いてみる。

バックサイド側だった。。涙

でも、結局のところ、曲によって、バックサイド側を見て、歌ってくれるので、40%くらい正面で見れた気がする!

ということでセットリストはこちら!↓

『KCON 2022 JAPAN』DAY1 セットリスト

01. POPPIA -KCON SIGNATURE SONG-/INI&TO1
02. MOVE -D.B VER-/TNX
03. Your Favorite Melody/TNX
04. IT'S A BOP -ENG VER-/OCTPATH
05. Like -JPN VER-/OCTPATH
06. The World Is My Oyster/LE SSERAFIM
07. FEARLESS/LE SSERAFIM
08. Good Parts/LE SSERAFIM
09. Blue Flame/LE SSERAFIM
10. Drummin' -D.B ver-/TO1
11. What a Beautiful Day/TO1
12. No More X -ENG VER-/TO1
13. DICE/NMIXX
14. COOL/NMIXX
15. O.O/NMIXX
16. I LOVE YOU(原曲:Treasure)/TNX 【Z世代POPスペシャル】
17. Shoot Out(原曲:MONSTA X)/TO1 【Z世代POPスペシャル】
18. Love Love Love -D.B ver-/VIVIZ
19. LOVEADE/VIVIZ
20. BOP BOP!/VIVIZ
21. Password -KOR ver.-/INI
22. Shooting Star/INI
23. Stride/INI
24. Love Shot(原曲:EXO)/LE SSERAFIM 【Relay Performance Challenge】
25. VOYAGER/KIHYUN
26. RAIN/KIHYUN
27. One Day/KIHYUN

そして、ここからはセトリの順に各アーティストごとに浮かんだ感想を書いていこう。

【感想】

まずはセットリストには入っていないが、Pre-Show(前座)として、woo!ah!がステージに上がって「Danger」と「Bad Girl」を披露してくれた。

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リーダーかつセンターのナナを中心に、ダンスの上手さは定評がある彼女たちが見事なパフォーマンス!彼女たちのステージも公式Youtubeに残してほしかったが、是非、次回は本公演参戦してほしい!

そして、MCのミンヒョン(NU'EST)のモノローグでウォニョン(IVE), ソリュン(NMIXX), シャオティン(Kep1er), カズハ(Le Sserafim), ミンジ(NewJeans)といった、第4世代のビジュアルメンバー(MAMA2022の新人賞ノミネートの5グループ!)が出演するオープニング映像が流れ、、

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Kcon1日目が幕を開けた!

INI&TO1
01. POPPIA -KCON SIGNATURE SONG-

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ショーのオープニングは、日本のボーイズグループ・INIと、韓国のボーイズグループ・TO1のコラボレーションで、KCONのシグネチャーソング「POPPIA」を披露。

「POPPIA」は、K-POPとユートピアの合成語で、今年8月に開催された「KCON 2022 LA」でATEEZがラップメイキングも担当して初公開し、「KCON 2022 SAUDI ARABIA」ではPENTAGONがロックバージョンを披露し、毎回異なるアレンジで披露されてきた楽曲で、今回は、TO1のチャンとINIの田島将吾が作詞に参加した韓国語でのラップとダイナミックな群舞が印象的だった。

TO1の日本人メンバーのRENTAとDAIGOは、INIが誕生したオーディション『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』に出演していて、INIとのコラボでオーディションを見た方は盛り上がったと思う。未見の私は、、、誰が誰かわからなかったけど、INIのファンが会場には沢山いて、人気あるんだーと思った。

その後、3日間にわたりMCを務めるNU'ESTのミンヒョンがMCとして登場し、「Let's KCON」の合図でいよいよ始まったと会場が高揚した。LE SSERAFIMのカズハとのトークや、会場のファンとINIがトークするスペシャルコーナーでファンに日本語でインタビューをしていたが、彼の日本語がものすごく流暢で、どうしてこんなに日本語がうまいの!?というくらいで驚いた。

TNX

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02. MOVE -D.B VER-
03. Your Favorite Melody

オーディション番組「LOUD」から選出され、今年5月にデビューしたばかりの6人組ボーイズグループのTNX。

真っ白な衣装で登場したTNXは「ビッキャラビッキョ♪」で歌い始める「MOVE」という曲で、あ、聴いたことがある!と気づき、切れ味のあるダンスと安定したボーカルで楽しめた。

1曲目の後、各メンバーが日本語で一生懸命挨拶していて、微笑ましかった。2曲目の「Your Favorite Melody」はゆったりとした曲で観客に優し気に語りかけるような聴き心地のいい曲。結構、ボーカルに自信があるメンバーが多そうな気がした。メインボーカルの子が特に上手だったが、すっごい汗だくだった 笑

OCTPATH

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04. IT'S A BOP -ENG VER-
05. Like -JPN VER-

『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』に出演していた8人組。2022年2月に日本デビューしたが、オーディション合格メンバーのINI以外で一つグループ作っちゃうの、吉本興業の商魂凄いな、と思いつつ観始めたけど、、1曲目の「IT'S A BOP」も曲が良かったし、キレのある群舞やアクロバットを披露して、高音歌い上げるメンバーもいて、逸材が多いんだなと感じた。

1曲目の後、挨拶の時には青い髪のクリタ君が「どんぐりころころ♪」を歌って挨拶し、意味がよくわからなかったが(笑)目立ってた。英語のうまい子もいた。2曲目の「LIKE」も爽やかな曲でポップでノリも良く、いい曲だった!

LE SSERAFIM

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06. The World Is My Oyster
07. FEARLESS
08. Good Parts
09. Blue Flame

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今年5月に韓国でデビューし、まだ日本デビュー前のLE SSERAFIMの日本では初のライブステージを見れて良かった。

最初にアルバムの1曲目「The World Is My Oyster」でメンバー1人ずつ登場したのだけど、真っ暗なステージの中央に1人立つカズハが、一筋のスポットライトに照らされ、そのカズハのポージングが体幹が強くないと絶対できないポーズで美麗過ぎる!

「The World Is My Oyster」とは、シェイクスピアの小説の台詞が由来で「世界はあなたのもの」という意味。チェウォンとウンチェの韓国語、サクラとカズハの日本語、ユンジンの英語の台詞と共に1人1人が登場し、会場全体をLE SSERAFIMの世界に引き込み、そのまま、ステージに寝転び、デビュー曲「FEARLESS」を披露して会場を沸かせた。

2ndミニアルバム『ANTIFRAGILE』収録の新曲「Good Parts」を初披露するサプライズもあって、この曲はメンバー一人一人の歌声が美しいバラードで、観客に手を振りながら歌ってくれた。その後のMCではマンネのウンチェが「笑顔のじゃがいも、ウンチェです!」と日本語でキュートに挨拶。

チェウォンとユンジンが作詞に参加し、デビューショーケースの洗練されたパフォーマンスでも話題となった「Blue Flame」では、やっぱりあのカズハの見事な足上げからの回転を真正面から見ることができて、やっぱりただ者ではないと改めて思った。

今回のカムバでも、更に躍進を遂げるLE SSERAFIMはキュートさとカリスマ性が同居して今や私の一番好きなガールズグループになった。

TO1

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10. Drummin' -D.B ver-
11. What a Beautiful Day
12. No More X -ENG VER-

とにかくTO1はエネルギッシュだった!

今年6月に新メンバーとして西島蓮汰(RENTA)、小林大悟(DAIGO)含む3人を迎え9人組に再編成されたTO1。Mnetのオーディション番組で、彼らが練習生として「KCON 2019 NY」のステージに立って以来のKCON常連グループで、今年はLA、サウジアラビアのKCONにも出演。

1曲目の「Drummin'」は以前から知っていて、とにかくテンション上がるノリノリの楽しい曲で最高!全体のパフォーマンスもダンスブレイクも力強く、気迫が伝わってくる。ガタイがいい筋肉質なメンバー揃いだと感じた。Kcon LAやサウジも出演して自信が漲ってる感じ!

挨拶では初めて日本のステージに凱旋した日本人メンバーのRENTAとDAIGOがとても嬉しそうだった。2曲目の「What a Beautiful Day」もメロディラインがとても気持ち良い、楽しい曲で良かった。彼らの美声にも驚いた。そして「No More X」は一転、アグレッシブな曲で振り幅が気持ちいい!これから彼らはもっと売れそうな気がする。

NMIXX

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13. DICE
14. COOL
15. O.O

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今年2月にJYPエンターテイメントからTWICE、ITZYの妹分としてデビューした7人組ガールズグループNMIXXが登場。

NMIXXは名前の由来でもある、2つのジャンルを融合したミックスポップの楽曲が代名詞で、7人皆が高い歌唱力とダンススキルを持っている実力派集団。今回が初来日となったNMIXXの初ステージを見れて良かった!

2ndシングルのタイトル曲「DICE」で登場して、パワフルなダンスとめまぐるしく曲調が変わるNMIXXならではの楽曲でステージも圧巻!挨拶ではリーダーのへウォンがしっかり者の雰囲気で印象に残った。

2曲目の「COOL」はしっとりとした曲で彼女たちの歌唱力が光る。観客に手を振りながら、リラックスした雰囲気。リリーの生歌はさすが!最後のデビュー曲「O.O」の時、真正面を向いてくれて、バッチリ見えたのだが、迫力が凄かった!一推しのジニのキレのあるダンスとリリーの高音。ビジュアルメンバーのソリュンやへウォンも歌が上手く、やっぱり凄腕揃いのグループだとつくづく思った。

その後、MCミニョンとLe Sserafimのカズハが出てきて、ハイブ運動会のコンビ再び!で次のスペシャルステージを紹介。

【Z世代POPスペシャル】
16. I LOVE YOU(原曲:Treasure)/TNX 

TNXは、2021年にヒットしたTREASUREの「I LOVE YOU」を学生服の衣装で披露した。サビは聴いたことがあったのような気がしたけど、TNXは激しくスピーディーなダンスを切れ味よく踊りこなしていて良かった。

17. Shoot Out(原曲:MONSTA X)/TO1 

TO1は、この日ソロでトリを飾ったKIHYUNがいるMONSTA Xの2018年のヒット曲「Shoot Out」をパワフルなパフォーマンスで披露。やっぱり彼らのパフォーマンスはいい!キレと力強さを兼ねたダンスで改めて実力派メンバーが多い気がした。

VIVIZ

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18. Love Love Love -D.B ver-
19. LOVEADE
20. BOP BOP!

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続いて見目麗しい3人組ガールズグループVIVIZが登場。VIVIZは2015年に韓国デビューした大人気グループGFRIENDのメンバーだった、ウナ、シンビ、オムジの3人が再び集まり今年2月にデビューしたグループ。

今年デビューといってもGFRIENDで長年活躍していた彼女たちのステージは魅せ方をわかっていて見事!一曲目の「Love Love Love」から漆黒のゴージャスな衣装で華麗かつスタイリッシュな雰囲気を醸し出して、特にウナがキュートでシンビが美しい。挨拶ではKPOP界一の天然ぶりっこウナのキュートさ炸裂!

2曲目の「LOVEADE」ではウナの美しい高音が響き渡り、メンバー皆、観客に手を振りながらステージを楽しんでいた。最後は彼女たちのデビュー曲の「BOP BOP!」はポップなディスコサウンドでノリノリで楽しめた!

彼女たちの洗練された大人の女性の魅力はKcon初日に彩りを与えてくれたと思う。

INI

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21. Password -KOR ver.-
22. Shooting Star
23. Stride

オーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』合格メンバーで構成された11人組のボーイズグループINI。この日の会場はとにかくINIのファンが多かった印象だ。INIは8月に行われた『KCON 2022 LA』で初披露した「Password」の韓国語バージョンを日本のファンの前で初披露。この曲はパワフルな群舞がバチッと揃って、サビもカッコよくて好き。

挨拶タイムでは皆、リラックスしてた。それにしてもKcon初日は、3組のアーティストの2人目のマイク🎤が故障していて、運営しっかりしてほしい感じ。

挨拶後にファンからのリクエストに応えるミニコーナー『MAKE A WISH』では、佐野雄大に「自分で自分を褒めてあげてください」というリクエストが来ると、「いつもINIのエンジェルでえらいね、エンジェルスマイル!」とキュートな笑顔で魅了。西洸人は「ギュッとエアハグしてください」というリクエストに「ぎゅぎゅ!」と照れながらも応えた。各メンバーの名前を書いたうちわやプラカードを掲げたINIのファンが沢山いて、彼らの人気の高さがうかがえた。

さらに、12月14日に1stアルバム『Awakening』のリリースが決定したことをファンに直接報告したINIは2曲目に「Shooting Star」を歌ったがこの曲は、のるかーそるかー♪の所好き。ダンスブレイクの精度の高い激しさには驚いた。KPOPグループにも劣らない実力を兼ね備えているんだな、と人気と実力の一端を感じられた。最後フィナーレ感のあるメロディの「Stride」を披露して、会場を盛り上げた。

彼らが誕生した『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』が今更観たくなった 笑

【Relay Performance Challenge】
24. Love Shot(原曲:EXO)/LE SSERAFIM 

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この日、私にとって、最高のステージはこれでした!

再度登場したLE SSERAFIMは、「歴代KCONのうち、もう一度見たいステージ」をカバーする『Relay Performance Challenge』のコーナーで、EXOの「Love Shot」を披露。

EXOがMVで着用しているカラフルなスーツで登場して(真っ赤のスーツのカズハはEXOカイか!)銃をモチーフにした印象的な振付をカバーし、見事なパフォーマンスを披露した。特にチェウォンの表情とダンスが素晴らしかった。そして、話題になったのは彫刻のように美しいカズハの腹筋!もはや芸術的!

KIHYUN

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25. VOYAGER
26. RAIN
27. One Day

「KCON 2022 JAPAN 」初日のトリを飾ったのは、2015年にMONSTA Xとしてデビューしてから7年目の今年、今年3月にソロデビューしたKIHYUN。

今年リリースのアルバムのタイトル曲「VOYAGER」は何度か音源を聴いていたが、ベースとギターサウンドにのった彼の歌声が際立つ楽曲だが、生のライブではより迫力が増して良かった。2曲目の「RAIN」は切なさを感じさせるバラードだが、彼の歌声はロック魂を感じさせられて、心に響いた。ラストは全編英語歌詞の「One Day」を披露。柔らかく優しいメロディーで、聴き心地の良い曲だった。

ソロでトリとはプレッシャーもあっただろうに、見事な歌声を披露してくれて、Kcon初日を締めくくった。

最後にMCのミンヒョンの挨拶の後、出演者全員がステージに登場するエンディングへ。カメラを手にした出演者も多く、観客に笑顔で手を振りながら、広いステージを隅々まで歩き回って、彼らも余韻を楽しんでいるようだった。

こうして、3年ぶりのオフライン公演となった「KCON 2022 JAPAN × M COUNTDOWN」の初日はこうして華やかに幕を閉じた。

私は心地よい余韻を感じながら、有明アリーナを後にし、ゆりかもめで台場に向かい、ホテルで眠りについた。

それにしても、KCON初体験は最高でした!何より次から次へと魅力的なアーティストが出てきて、オリジナルのコラボや企画もあって、全く飽きさせないあっという間の2時間半でした。

これからも是非、毎年日本で開催して欲しい!

以上、KCON JAPAN2022初日レポでした!


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