【高校生Teeの映画館】No.10 マスカレードホテル
皆さんこんにちは、愛知県で高校生をやっているTeeです。
昨日の投稿にスキしてくれた方、ありがとうございました!!!
僕はいつも記事の冒頭で、その日あったこととか、自分に関してのことを少し話してから本文に入っていくんですが、よく考えたらそれって映画の紹介を見にきてくれた方からすれば全然いらないもので、それを本文に回せばもっと映画についての記事を多く書けるなって思ったんですよね。
自分の制作スピードを考えると今3,000字が限界なので、これからは、雑談を省いて、いきなり本文に入るようにしていこうと思います。
それではいきましょう!
今日紹介するのは、2019年公開のミステリー映画『マスカレードホテル』です。僕の記事では初めての邦画になります。天才、東野圭吾さん原作のこちらの映画は、木村拓哉さん演じる新田浩介が潜入捜査としてホテルマンになるというお話です。長澤まさみさん演じる山岸尚美との駆け引きがたまらない作品です。
【監督】鈴木雅之 【時間】132分
《あらすじ》
この映画は既に3つの連続殺人が起きてしまったところから始まります。
事件にはそれぞれ次の犯行場所を示す暗号が毎回置かれており、4つ目の犯行予告場所が映画の舞台となる高級ホテル「ホテル・コルテシア東京」です。
警察は捜査のために新田浩介(木村拓哉)を始めとした刑事たちをホテルマンとして潜入捜査を開始します。それぞれの刑事にマンツーマンとしてホテルマンの振る舞いを指導する役目が付き、新田刑事には真面目なフロントクラーク山岸尚美(長澤まさみ)がつくことになります。
人を疑い抜く刑事としてのクセはもちろん、本性として少し身勝手で気が荒い新田刑事。
一方の山岸は真面目なんだけど、徹底的に尽くすサービス精神ゆえに怪しいお客様にも疑いをかけることなく接するあぶなっかしさ。
この凸凹コンビで様々な難癖あるお客様に対してホテル業務をこなし、事件解決に向けて捜査していくお話です。
※これより先はネタバレ要素を含みます。
《見どころ》
⚫︎お客様が容疑者
当然の事ながら、犯人はホテルの宿泊客として潜伏しているためホテルに泊まる客一人一人が容疑者となります。一人一人を疑いながらホテルマンの業務をこなす新田と山岸の前に、事件のカギとなるお客様が現れます。次々に現れる怪しい宿泊客を刑事のように推理しながら観てみて下さい!
代表的な方々がこちら↓
◦片桐様
一人でホテルに訪れた視覚障害をもつ老婆の客。目が見えない片桐のチェックインを手伝う山岸に対して新田は、老婆が盲目でありながら、その感覚を妨げてしまう手袋をつけていることに違和感を感じ本当は目が見えているのではないかと疑います。一方の山岸は、目の見えない客が犯人なわけないと丁寧な接客を続けますが、彼女が何度も部屋に呼び出したり、鏡越しで目が合ったりするなどした事から、徐々に怪しく感じていきます。
◦栗原様
栗原はチェックインしていきなり、荷物運びの担当ではない新田を指名し部屋まで荷物を運ぶように命じます。さらに栗原は、荷物を運び終わってフロントに戻ろうとする新田に「眺めが悪くて気に入らない」とクレームを言い何度も部屋を変えさせます。やっと栗原が落ち着き、新田が他の接客をしていると栗原は「新田の運び方が雑だったせいで持参していたパソコンのデータが消えた」と文句を言い出し、新田に書き終わるまで部屋から出さないと言って部屋を出ていきます。
◦安野様
鬼の形相でフロントに入ってきた一人の女性客。すると女性は1枚の男の写真を山岸に差し出し、「この男はストーカーだから来たら追い返して欲しい」と頼みます。山岸は「ホテルのルール上それは出来ない」と断ります。しばらくして、写真の男が現れたため、山岸は安野に部屋から出ないように伝えるのですが、その際に絶対に言ってはならない“部屋番号”を言ってしまうのです。
⚫︎さんまを探せ!
『マスカレードホテル』が全国公開された際に、友情出演でお笑いビッグ3の明石家さんまさんが出ているということが話題になりました。知っている方も多いのではないでしょうか。僕はこの作品を映画館と家、合わせて3回見たんですが、これ、まじでわからなかったです(笑)
特に面白いことや目立つ格好をしているわけでもなく、さらに一瞬しか出てこないので、ウォーリーとか隠れミッキーとか、そんな次元じゃないです(笑)
是非、作品を見ながらさんまさんを探してみて下さい!!!(ヒントはロビーです🤫)
⚫︎乾杯
私服姿でワインを乾杯する二人・・・これは一体
《高校生なりのまとめ》
まず作品のスケール感に関しては、すごく身の丈に合った形に落とし込んでいるなという印象でした。
『マスカレードホテル』の成功の要因はホテルとして実在感、説得力があるセットデザインだったことが一つあげられます。
さらに、場面として必要なのが、ほぼ「ホテル正面入口」「ロビー」「客室と廊下」「バックヤード」で済むストーリーということも理由の一つだと思います。
最低限の場面で済むというこの舞台劇のような構成に、後に続くするエピローグ演出もあるので、コンパクトさがあって、ミステリー映画の中ではとても観やすい作品だと思います。
さらにロビーやホテル内の構造を、アクション場面で人物が空間を移動していくところをちゃんと見せているので自然と架空のホテルがちゃんと実在するように見えて一定のリアリティも保たれているという所も映画として好評するべきポイントです!
いつの間にか映画の中に引き込まれていますよ!
まだ観たことない方は、ホテルに宿泊する客になったつもりでミステリーの世界を楽しんで下さい!!!あっ・・・失礼しました
“客ではなく、お客様です!!!”
【予告編はこちら】
親切に最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
次回もお楽しみに!
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