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【高校生Teeの映画館】No.12 きっとうまくいく


皆さんこんにちは、愛知県で高校生をやっているTeeです。

昨日の投稿にスキしてくれた方、ありがとうございました!!!


僕、人間界でInstagram(いわゆる“インスタ”)をやっているんですが、インスタには動画とか写真とかを15秒ぐらいで投稿するストーリーっていう機能があるんですね。

で、昨日ストーリーに『進学・就職大変だね』っていうテーマの中文を書いて投稿したんです。そしたら、それを見た同い年の女の子から「Teeくんって、ホント文章書くの上手いよね」って言われたんですよーーー!!!

18年生きてきて、こんなこと言われたの初めてだったので「僕はこの日のためにnoteを書いて来たんだなぁ」って実感しました。もう目的は達成出来たので今日が最終回でs…(殴)

冗談です。これからも頑張っていきます!😂


それでは今日もいきましょう!



今日紹介するのは2009年公開のコメディ映画『きっとうまくいく』です。

スティーブン・スピルバーグが「3回も観ちゃったよ~」って絶賛していたことでも有名な作品ですね!

この『きっとうまくいく』は、僕が初めて観たインド映画です。
僕は今まで、「インド映画は雑でただ踊ってるだけ」って勝手に思っていたんですが、この作品はそれを見事に裏切ってくれました!同じように考えている人もきっとハマると思います。ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです!!!

【監督】ラージクマール・ヒラニ 【時間】171分

《あらすじ》

大学時代の大親友であったファルハーンとラージュ。2人にはもう1人、一緒に大学生活を過ごしたかけがえのない親友がいました。その名はランチョー。しかし彼は卒業式以来なにも言わずに消息をたち、その後も行方が分からない状態が10年続いていました。

そんなある日、飛行機で離陸寸前だったファルハーンの元に1本の電話が。CAに注意されながらも電話に出ると、相手は大学時代の友人チャトゥルで、行方がわからなくなっていた親友のランチョーに会えるという内容でした。急病人のフリをして飛行機を降りたファルハーンは同じく親友だったラージューを急いで迎えに行きます。卒業校である、インドでも有名の超難関工科大学ICEに向かった2人を出迎えたのは、電話を寄越したチャトゥルでした。

ランチョー自身はそこにはおらず、チャトゥルは「10年前にしたランチョーと、どちらが出世しているかという賭けのために呼び出した」と言います。怒る2人でしたが、チャトゥルはランチョーの居所を掴んでおり、大企業の副社長となった自分との差を思い知らせるために会いに行くと言うのです。2人はランチョーの元へ向かい、同時に大学時代が思い起こされます。

ランチョーは破天荒で教育制度に疑問を持ちながらも優秀な生徒でした。ランチョーと学生寮で同部屋だった2人は、学長と揉めたり、騒ぎを起こしながらも楽しく過ごしていました。様々な学生時代の思い出と共にランチョーと再会しようとしますが、思いもよらない事態に直面してしまいます。

そこで、2人も知らなったランチョーの秘密が明かされるのでした。


※これより先は、ネタバレ要素を含みます。







《見どころ》

⚫︎“All Izz Well”

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作中に「魔法の言葉」として出てくるのが、タイトルでもある“All Izz Well(きっとうまくいく)”です。ハッチャケている場面も、泣いている場面も、命の危機が迫った場面でもこの言葉を唱えて乗り越えていくのを見るとこっちまで勇気をもらいます!!!

さらに、映画のテーマ曲、これがめっちゃいいんですよ(笑)
「インド映画はダンスが多いから観る気になれない」←これ、ちゃうちゃう!この曲があるからこそ映画が盛り上がるんですよ!!!

ぜひ一度聴いてみて下さい。絶対クセになりますよ(笑)


⚫︎ランチョーの名言

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常に成績と就職しか考えない学長に放った名言です。全くその通りだなって共感しました。

『なんのための1位なのか?
本学では新発明も出ていない。評価されるのは成績や海外での就職率だ。
ここは学問ではなく、点の取り方を教えている。』

さらに、ランチョーのこの発言に怒った学長が「そんなに言うならお前が授業をしろ」とランチョーに講義をさせた時に放った名言。

『今日新しいことが学べると思った人は?学長は?誰もいない。みんな競争に夢中だ。これで勝っても何の得が?知識が増える?ノーだ。圧力が増すだけ。大学は圧力鍋とは違う。鞭を使えばライオンも芸をする。でもそれは訓練で教育じゃない。』


ランチョーがラージュに放った名言。学生のこの頃から成功者の考え方を持っているんですよね。

『僕らは勉強しているが目的は成績じゃない偉い人が”出世ではなく学識をめざせ”と成功ではなく優秀さを追求しろ成功は自ずとついてくる。』


学長の娘ピアの婚約者がマヌケだということを伝えるために放った名言。なんでもかんでも損得勘定で考える人は黙っちゃいますね。

『大マヌケさ。工学を学んだのにMBA取って銀行員に。
銀行員なら なぜ工学部へ?
奴の人生は損得勘定だけ。キミとの婚約も、学長の娘で医者の卵だから得だと、キミへの愛じゃない。』


テスト前の勉強の邪魔をするチャルトゥルへの仕返し兼ラージュへの見せしめで、ランチョーとファルハーンが協力していた時に放った面白い名言。当たり前のことをランチョーが賢そうに言うと確かにってなっちゃいます(笑)

『私が死ぬというのは・・・
キミが校門を出ると正面に信号がある。
信号が赤になると車が全部停まるから、そしたら慎重にわたれ。
昨今は車が増加している。ひかれたら君は死ぬぞ。』


などなど、これだけでなく本編にはランチョーだけでなく沢山の名言が出てきます。ぜひ、心に刺さる言葉を見つけてみて下さい!


《高校生なりのまとめ》

今回はインドのコメディ映画『きっとうまくいく』を紹介しました。

実は、この映画、父から何度も勧められていたんですが、冒頭でも言ったように『インド映画』ってだけで勝手に「雑でダンスしか踊らん」というイメージを持ってしまい、しかも3時間という長尺…なので父から勧められる度に、観る観る詐欺を繰り返していたんです(笑)

で、先日ついに鑑賞に踏み切りました。そして鑑賞後・・・

『なんだよ、インド映画全然いけるやんけ!3時間あっという間やんけ!めっちゃ感動するやんけ!ダンスめちゃくちゃ良いやんけ!インドの皆さんごめんなさい!!!』って一人で盛り上がっちゃってました(笑)

3時間という長さに躊躇する人、インド映画というジャンルに躊躇する人も多いと思いますが、もうシンプルに面白いし感動できる作品です!

ストーリーは最後まで楽しめますし、伏線の回収も神がかってます。なので観た後に爽快感、吹っ切れた気持ちを感じることができます!

勉強や教育への価値観を見つめなおす場面もいっぱいあるので、学生さんには特にオススメです!


さぁ、胸に手を当てて…

“All Izz Well(きっとうまくいく!)”


【予告編はこちら】


親切に最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

次回もお楽しみに!


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