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【高校生Teeの映画館】No.14 記憶にございません!  [あらすじ,見どころ,感想]

皆さんこんにちは、愛知県で高校生をやっているTeeです。

昨日の投稿にスキしてくれた方、ありがとうございました!!!

兄いわく、僕ってめっちゃ寝言がうるさいらしいんですね。自分じゃ信じ難いですけど。。。

で、今日の朝、一緒に住んでるおばあちゃんにも「あんた寝言すごいね」って言われたんです。流石に心配になったので詳しく聞いてみると、僕の寝言がデカすぎて2階にいるおばあちゃんが僕に呼ばれたって勘違いして2階から降りて来るぐらいのレベルらしいんです(笑)

いやいやいや、結構ガチでヤバいんですけど…😱

今まで友達と何度も泊まってるのに何も言われないのは、あえて隠しているとかなんでしょうか…。結構引かれたりしてるんでしょうか…。裏であいつの寝言うるさいとか出回っちゃったりしてるんでしょうか…。

(もう寝るのやめようかしら・・・(;ω;))




気を取り直して、今日もいきましょう!


今日紹介するのは2019年公開のコメディ映画『記憶にございません!』です。『THE 有頂天ホテル』や『清洲会議』で有名な、三谷幸喜監督の最近作です。記憶を失ってからきょどる中井貴一さんの一挙手一投足はもう絶品で、それ以外にもめちゃくちゃ笑える内容になっていて、これぞ三谷クオリティだなと感じた作品です!ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです!


【監督】三谷幸喜 【時間】127分


《あらすじ》

男は病院のベッドの上で目を覚まします。体に繋がれた管や病室の前のスーツ姿の男達にパニックになった彼は、頭に包帯を巻きパジャマのまま病院を脱走します。ゆく先々で人びとの憎悪にさらされ困惑しながら、近くの定食屋に駆け込むのです。

するとテレビには、自分そっくりの首相が市民からの投石によって負傷したというニュースが流れており「まさか」とは思いながらも、助けを求めた警官にまで冷たくあしらわれる始末。やがてスーツ姿の屈強な男達に連れて行かれた先は首相官邸。記憶を失くした彼の正体は「史上最悪のダメ総理」 と呼ばれる総理大臣・黒田啓介その人でした。

秘書官に見せられた国会中継の録画映像に写し出された、野党議員に暴言を吐く自分の姿を見て愕然とする気弱な男は、横暴な黒田総理とは別人のようです。首相の記憶喪失という日本を揺るがしかねないこの大問題は本人と井坂、番場ら二人の秘書官だけの秘密として当面の間処理することになりました。

私邸に戻っても妻・聡子の顔さえ思い出せずハウスキーパーに抱きついたり、おかしな行動を取る黒田に、家族は不審の目を向けますが、それ以前に妻も一人息子も元々自分を嫌っていた針のむしろ状態でした。家族の問題以外にも黒田の周囲は公私共に問題が山積みであることが徐々に明らかになっていきます。

表面的には黒田を補佐しながらも、権力の座を虎視眈々と狙う官房長官・鶴丸と、ボンクラ揃いの閣僚達。その中心にいた黒田は、首相の地位を利用して行く先々で特別サービスを受けて悦に入り、夫人の聡子には冠テレビ番組を持たせ、国民からの支持率が最低なことも納得のダメ総理ぶり。

更に幼なじみの建設業者から賄賂を受け取り、どう考えても無駄な公共事業を無理矢理進めようとしていたこと、国会で黒田の不正を厳しく追及していた野党党首の山西とは実は不倫関係にあったこと、更に古郡と名乗るガラの良くないライターには何で脅されているのかさっぱり分からない、など次々と明かされる自分の非道っぷりと、立たされている苦しい状況に途方に暮れた黒田でしたが、小学校時代の恩師を招き、密かに政治の勉強に文字通り一から取り組むことに。

問題ひとつひとつに誠実に対処していこうとする黒田に、周囲の目は徐々に変わっていくのでした。


※これより先は、ネタバレ要素を含みます。







《見どころ》

⚫︎日米外交

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総理本人が記憶を失っていようと、周りには記憶喪失を隠しているので当然いつも通り、今まで通りの黒田総理のつもりで接してきます。総理も記憶が全くない中、それに違和感のないように「いつもの総理」として接しなければなりません。。。

そんな中、「アメリカ大統領来日」という大イベントが迫っていました。黒田は記憶喪失になる前、日系女性大統領スーザン・ナリカワに対し得意のゴルフや自宅で手料理を振る舞う約束をしていました。しかし、今の黒田にはそんな約束をした記憶もない上に、ゴルフも料理も、ペラペラだったという英語すら全くできない状態です。
何とかこの場を上手く取り繕いたい黒田と井坂や番場達は「何かあったらとりあえず『me too』で!」という、この上なく不安な状態でアメリカ大統領を迎えるのでした。

果たして上手く乗り切れるのでしょうか。


⚫︎妻と井坂のスクープ

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黒田が変わったことによって周りの人間も変わり始め、全てが良い方向に流れ始めたかに見えた矢先、首相夫人の聡子と秘書官井坂の不倫現場のスクープ写真が流出したという一報が官邸を揺るがします。夫との仲が冷えきっていた聡子と、政治家を志しながら叶わず、最低最悪と言われる黒田の下で働く鬱憤を晴らしたい井坂は密かに関係を持ち、その現場を以前、古郡に撮らえており、その写真を裏で鶴丸が買っていたのでした。

とんでもないスクープが出回ってしまった為、秘書官としていられなくなった井坂は黒田に辞表を提出し、官邸から出て行こうとします。すると黒田は「君が必要だ」と言い止め、井坂は誠心誠意尽くすことを誓うのでした。

さて、聡子は無事に帰ってくるのでしょうか。


⚫︎鶴丸の闇

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記憶を失う前の荒々しくてめちゃくちゃな黒田総理が好きだった官房長官の鶴丸は、黒田が記憶を失ってすっかり人が変わってしまってからは自分の思い通りに行かないことに腹を立て、黒田を辞任させようと様々なことを、企てるのでした。

果たして黒田は闇の鶴丸に屈してしまうのでしょうか。


⚫︎感動のスピーチ

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官邸を飛び出した妻・聡子を呼び戻すため、総理が国会中継で聡子への想いを叫びます。これには感動しました!



《高校生なりのまとめ》

いつも平凡な毎日を過ごす僕達は、人として変われるチャンスが訪れない限りなかなか変わることはできません。いつ訪れるか分からないそのきっかけをしっかりと掴むことができるのか、、、はたまたせっかくのチャンス逃してしまうのか、、、掴んで終わりではなく、それを上手く利用できるのか、、、そこで上手く利用できた時に人は初めて変わるんだと思います。その例が、今回の主役である黒田総理です。支持率こそ上がらなかったものの、人として芯から変わる黒田総理を見て僕も変わろうと思えました。

と、まぁ堅い感じでまとめてしまいましたが、映画自体めっちゃくちゃ笑える内容になっています!

こんな情勢で、日本政府は苦しいと思いますが、ユーモアのある政府も悪くないですよ(笑)

この暗い空気を吹き飛ばしましょう!!!一回観たら・・・


“記憶から消えません!!!”


【予告編はこちら】


親切に最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

次回もお楽しみに!


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