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【転職1ヶ月目 ver.4】居場所はそう簡単に手に入らない!

前回のnoteではチームBが居場所になるかと思いきや、来月からチームAになると告げられる話で終わった。
今回は、どうにも納得いかない私が上司へ相談する話。
前回のnoteはこちら

上司との緊急ミーティングセット

チームBリーダーとの会話が終わり、一旦整理するために外へ出ると自然と涙が出た。涙が全く止まらなかった。
この数週間、業務を巻き取る+αの仕事量をやってきた。それも全てはチームBで居場所を得るためだ。期待を超える仕事がしたかった。
しかし、もう抜けるのだからせっかく必死で覚えてきたことも来月の業務には全く活かせない。
チームAは、チームBとは全く異なる業務内容なのだ。ただのスポット扱い、ピンチヒッター扱いなら事前にはっきり言って欲しかった。それとも、私が期待した仕事をできていなかったのならはっきり言って欲しかった。
そんな考えが頭の中をグルグル巡って、どうしても納得がいかなくて、上司とのミーティングをセットした。

人に思いを伝えるのは難しい

上司との面談の時間になった。何とか泣いていたとはバレないくらいには目の赤みは落ち着いた。
だが、上司を目の前にしてこれから話すことを想像したら涙が溢れた。仕事関係の人に今まで涙を見せることなんてなかった。人生で初めて人前で泣いた。涙を止めようとしても溢れて制御できなかった。
上司は元から淡々としているが、私が泣いていても困った顔一つしていなかった。
私は、チームBを抜けることになって、この1ヶ月何のため働いていたのか分からなくなった。
周囲の人から仕事大変そうと言われたが、業務を早く覚えるために自分が望んで忙しくしている部分もあるため、体力的に大変ではあるが、内容が辛いわけではないと伝えた。
上司はその涙は何?と聞いた。私は悔しいの一言に尽きると伝えた。
上司の意見をまとめると以下の点を強調していた。

  • 人手が足りないからと入ってくれて感謝している。

  • スポットで入ってくれたのだから、パフォーマンスの良し悪しは関係ない。

  • 無駄な経験なんて一つもない。

どれも表面的で薄く、その時の私には刺さらなかった。
だって、私が抜ける理由の回答になんてなっていない。一瞬納得してしまいそうな雰囲気と言い方ではあった。何とも言い表しにくいがコンサルっぽい伝え方だった。実際にコンサルタントなのでそれもそうだが、我儘だが私はもう少し人間味のある回答を望んでいたのだと思う。
とうとう最後にコンサルやっていけそう?と質問された。それは私がやっていけなそうで心配という意味か?と心の中ではネガティブモードが発動してしまっていた。

一旦、飲み込んでみる。

完全に納得はしないものの、一旦は現状を受け入れることにした。
気持ちが落ち着くと、皆が作業している場所へ戻った。
現在、抱えている膨大な量のチームBタスクを片付けないといけない。
しかし、チームBへの業務に対する熱は悪いが冷めた。
チームB指導係の先輩に早くやってと言われても、前ほどのやばい早くやらなきゃという気持ちは起きなかった。とりあえず今日終わらせたらいいんでしょ?くらいの気持ちになった。
今まで気を張って少し頑張り過ぎていたのかもしれないと感じた。

飲み会でも地味にモヤっと、、、

そんな出来事があった夜には飲み会があった。中途組の飲みだ。
私には、同じお客さんプロジェクトの同期がいる。チームは別であるがもちろん優秀なのは認める。ただ、今の私の傷口に塩を塗る発言は聞き捨てならなかった。
仕事の忙しさの話になって「私たちははそんなに忙しくないしねー」と私の顔を見ながら他のメンバーへ発言するではないか。
そうだそうだ、、、今日の上司との会話を思い出した。上司からもその中途メンバーの方が淡々と仕事こなしているよねと言われた。
そんな今日のモヤっとポイントが加算されて、私の方が年下でタスク量も多いのに何を言っているの?隣で暇そうにしてた時何回も見たよ!と思ってしまった。
しかし、私は心を仏にして、「そうだよねー!みんなの方が忙しいんだろうなー!」と言うことにした。
どうしたら人にタスク量と忙しさが正しい意味で伝わるのだろうか、私の今後の課題である。


私は転職してから怒涛の数週間を過ごした。4月に転職して、すぐにゴールデンウィークがあって本当に良かったと思っている。
5月からはチームAで、いや、チームAじゃなくても自分の輝ける居場所を掴み取ってやる!


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