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幼稚園やめて転園しました⑥幼稚園からの退園勧告

今回は、年少12 月に幼稚園から退園を促された時の話。
 
----前回の話まとめ----
 
◆ストレスで自分が帯状疱疹になってしまう
◆息子と自分のために幼稚園転園を決意
◆転園先の幼稚園・保育園を探し始める
 
 
↓前回の話はこちら↓ 

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※転園前に通っていた園をB幼稚園と表記しています。
 



保育所等訪問支援を利用後も幼稚園の対応変わらず


 
 
10月頃から息子の転園先を探していたものの、なかなかいい園が見つからないでいた時に、12月初めに療育園の担当者が保育所等訪問支援で息子の様子を見にB幼稚園に行ってくれた
 
年少4月に息子にチック症状が出たのと、年少クラスについていけないという理由で、一学年下の2歳児クラスで過ごしていた息子。12月になってもまだ2歳児クラスで過ごしていた…。
 
いつまで一学年下のクラスで過ごすのかと不安を感じつつも、担任から年少クラスに戻るという話は出なかったし、私から切り出せる勇気もなく、そのままの状態だった。
 
 
保育所等訪問の後に療育園の担当者から報告を受けると、
 
 
―――「息子君、教室内でおおむね落ち着いて過ごせていました」
―――「絵本の読み聞かせの時間には先生の方を向いてお話が聞けていました」
―――「制作の時間に分からなくなったら先生を呼ぶ姿がありました」
―――「途中で泣きじゃくって癇癪を起こすようなことはなかったです」
 
 
年少進級後の4月には、教室から脱走したり、椅子にじっと座っていられなかったり、苦手な制作活動では集中できず道具で遊んでしまったりすると言われていたから、年少春から冬の間に息子はすごく成長できたんだなと感じた。
 
 
保育所等訪問に行った担当者も、
 
 
―――「息子君、本当に成長しましたね!」
 
 
と言ってくれて嬉しかった。
 
ただ、担当者によると、その日担任からは息子の近況を少し聞いて終了したという。具体的にいつ、どうやったら年少クラスに上がれるかなどは分からず、モヤモヤした気持ちは残ったままだった。
 
 
―――“保育所等訪問支援って、子供の成長のために療育と幼稚園が連携するために行われるものじゃないの…?”
 
 
そう思いつつも、初めての保育所等訪問だったし、これから少しづつ対応してくれるのかなとも思っていた。
 
 

12月中旬、幼稚園からの退園勧告


 
 
保育所等訪問からしばらくして担任から、園長からの意向でと言われ、面談をすることになった。
 
9月に帯状疱疹になってしまった私は、とにかく幼稚園とのやりとりをすることがストレスの原因だったので、幼稚園との電話は夫に任せていて、今回の面談も夫に行ってもらうことにした。
 
時期的に面談では来年度に向けての話があるのだろうと予想はしていた。
私は自宅にひとりで待つのは気が滅入るので仕事に行った。そして仕事が終わり、帰宅していると、夫から電話がかかってきた。
 
 
―――「来年度、息子は進級できないと言われた」
―――「来年年中になると1クラスに園児30名弱で担任1人だから、息子はついていけないと言われた」
―――「幼稚園では人手不足で対応できないからと、週5日療育に行くよう勧められた」
―――「近くの○○園(療育園)に空きがあるらしく相談に行くよう勧められた」

 
面談の内容は、私が想像していた以上にひどいものだった…。夫だけで行ってもらってて良かった…。私がもし同席していたら…涙をこらえきれなかっただろう…。
 

まず『幼稚園で進級できない』ということがあるのかということに驚いたし…

息子が進級できないと言うが、息子のできないことをできるように少しでも工夫してくれたり、サポートしてくれたりした…?と怒りが湧いてきたし…

『週5日療育』ということは『幼稚園やめてくれ』ってことよね?と、遠回しな言い方にもイライラしたし…

こちらの気持ちを聞かずに、勝手に近くの療育園の空きを調べて通園を勧めるなんて、私達親子への思いやりがない…

 
など、いろんな感情が湧いてきてすごくつらかった…。

 
普段は温厚な性格の夫も、面談でここまで言われたら、何とかしないといけないと思ったようで、面談後に、幼稚園から勧められた○○園(近くの療育園)と■■園(7月から通っている療育園)にすぐ電話をしてくれていた。
 
まず、○○園には、来年度からの空きを確認して週5日の枠をおさえてもらったそう。

つぎに、■■園に相談すると、

 
―――「■■園では、息子君はできることが増えて成長が見られたので、集団生活の参加が不可能という事はないように思います。幼稚園と療育の連携を取って、さらに良いところを伸ばせると考えられるので、療育は週5日ではなく、幼稚園と療育の並行通園の方が良いと思います」

 
さすが■■園…!息子のことをよく見てくれていると実感した!
そして、やっぱり『息子が成長できる環境がB幼稚園にはない』と強く思った。

まだ転園先を探している最中ではあったけど、

 
―――“絶対に息子に合う転園先を見つける!”
―――“転園先を見つけたらB幼稚園を即辞める!”

 
と心に強く誓った…!

B幼稚園からの突然の退園勧告には驚いたし辛かったけど、7月から息子を通わせていた療育園の先生のアドバイスが心強く、私達親子にとって救いのように思えた。こういう状況で私達親子の味方になってくれて本当に嬉しかったし、頼もしかった。

この療育園に行かせておいて良かったと強く感じた。

 
次回は【 幼稚園転園の経緯⑦ 息子3歳(年少)発達障害児に理解のある幼稚園と出会う 】の記事をアップ予定。
 
また、読みに来てくれると嬉しいです☺
 

 

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