「海砂糖」…………全然間に合ってへんやんっ!(笑)
どもっ!!(笑)
天道 馬七です!!(笑)
「海砂糖」、流行ってるみたいなので、(笑)
いっちょ乗ってみました!(笑)が、
「堂々の期限切れ」です!(笑)
⚠️「閲覧注意‼️‼️」⚠️(笑)
「超絶スクロール」です。(笑)
(やめてくれ。)(笑)
「ただいまー。ばあちゃあーん。いるー?」
「………えっ?……コウイチ?……は?
……💢アンタ、どしたあーんっ!!💢えええ??
『お盆』にしちゃあ早いわよっ!!💢えっ?えっ?
『会社』どしたあーん?💢」
「……えっ?…ああ……ううーん。
ちょっと長い休みもらってさ!しばらく帰ってなかったから……。
会社も快くOKしてくれてっ!!」(笑)
「💢ちょっと!💢ちょっと!連絡くらいしなさいよぉー!
なぁぁにぃぃ??えーっ?アタシ買い物もなんもしてないわよっ!💢
💢もおおおおお!
そんなトコだけは『あの子』に似てるんだからっっ!!💢」
俺、「コウイチ」。28歳。
「ばあちゃん」は、母方の祖母で
この家でひとり暮らしをしている。
「あっ!!そうだ!!アンタ京子ちゃんのとこ
行ってきなよ!!ソコでご飯食べといで!
今から買い物行って作ってたら間に合わないわよ!
お腹すいてんでしょっ!??お金ある??」
「京子ちゃん」は幼なじみ。
この町で「居酒屋」を営むご両親と暮らしている。
「漁師町」のこの町を
「大学入学」とともに出た。
あの頃は、早く「この町」を出たかったのと、
「この海」からどうしても離れたかった。
「とうさん」を奪った「この海」から。
「とうさん」は「漁師」だった。
俺が5歳の時、
「台風の大時化(おおしけ)」で、
「船ごと」ひっくりかえり
波に飲み込まれてしまった。
あんな大きくて強いとうさんを
飲み込むなんて、
どんな「バケモノ」なんだろう。と、思ってた。
そして、
砂浜で大声で泣き叫ぶ母さん。
あんなに母さんを悲しませる「この海」が
どうしても許せなくて。
「水」が怖くて、
学校のプールですら
ろくに出なかった。
学校の先生も
町の人達も
「父さんの事情」を知っているだけに
何も言わなかった。
その優しさが
かえって俺をこの町にいづらくさせた。
「💢💢こおおおいちいいィィィィっ!!!💢💢」(笑)
「居酒屋」に入ったとたん、
カウンターの中の三人は
声を揃えて張り上げた。
京子「💢コウちゃんおかえりィィ!!どしたの?急にぃー!
オバさん電話で怒ってたわよ!!(笑)💢」
オヤジ「💢コウイチィィィィィィ!男らしくなったなぁー!!
オマエのオヤジの若い頃、ソックリ!!(笑)アハハーッ!(笑)
若い頃はなぁー!オマエのオヤジと『恋ガタキ』でなぁー!
オマエの母さん取り合ったんじゃー!へっ!へっ!へっ!」(笑)
『何度も聞いたハナシだな。』と、思った瞬間、
京子母「💢何度も聞いたわよっ!!💢(笑)
でもねー、アンタの母さんはいい女!どこをとっても
アタシ負けてたわっ!(笑)ずーっと嫉妬してたわよっ!」(笑)
「あ……ありがとうございます💦」(笑)
「💢💢ちょっとおお!!2人とも手ェ動かしてよっ!!💢
まだまだ友達呼んでるんだからっ!!💢💢」
オヤジ「💢おおお〜〜💦怖い怖い!(笑)この女2人は
気が強くてなぁー!(笑)
(小声)……でもな、コウイチが
東京行った時は、京子のヤツ、一週間寝込んだんだぜっ!(笑)」
「えっ??💦」
「💢💢ちょっとォォォ!お父さんっっ!!💢
コウちゃんに変なこと言ってないでしょうねっ!!💢💢」
「いいィィ〜💦いいィィや!言ってない!💦言ってない!💦
あああ〜〜怖っ!!💦」(笑)
京子ちゃんのご両親と
ウチの両親も幼なじみの同級生。
この、
「せまっくるしい感じ」もイヤだった。
俺は、この町もこの町の人間も
こころのどこかで
バカにしていた。
誰よりも勉強して、
一流の大学に行き
一流の会社に行って
「この海」のある
「この町」を見下したい、
「この町の人間」を見下して、
「優越感」に浸りたかった。
ばあちゃんには「嘘」をついた。
毎日の会社での激務。
「残業」「残業」で、
「盆休み」や「正月休み」を返上してまでの
「仕事量」。
3年前に亡くなった
「母」の死に目にも会えなかった。
そして、上司からのパワハラ。
同期達全員の裏切りで、
もう、俺のメンタルはボロボロになり
「長期休暇」を余儀なくされ
今年に入ってから
1日も出社などしていなかった。
「居酒屋」では、
ちょっとした「同窓会」だった。
つのるハナシもあったが、
そうそうに切り上げて
俺は、家に帰った。
「コウイチー??帰ったのー?お風呂入りなさいよー?」
風呂からあがって、
ぶつだんの
「父」と「母」の遺影の前で
線香をあげ、手を合わせ、
ふと、
「母さんがよく言ってた言葉」を思いだした。
そして、
「ばあちゃん」にたずねてみた。
「……なあ、ばあちゃん。『海砂糖』って……知ってる?」
「💢??海砂糖っ!!!??💢」
ばあちゃんは、目を見開いた。
そして高らかに大きな声で笑いはじめた。
「💢あー!はっ!はっ!ははははっ!(笑)
なつかしいねぇー!(笑)久っさしぶり聞いたよ!その言葉!
💢あー!はっ!はっ!はっ!はあーっ!💢」(笑)
何がなんやらわからないまま、
なぜか、俺まで嬉しくなった。
「ああー!そうかあー!アンタ『海砂糖』見たことないんだー!
しょうがないよね!……えっ?今何時?……アンタ!………
海………もう怖くないの?……」
「えっ?ああーもういい歳だし。大丈夫。」
「そしたら、気晴らしに海岸見に行っておいでっ!」
「えー?海岸?……今から?」
「そうだよ!『港』じゃないよっ!『海岸』っ!!」(笑)
「気晴らしに」という言葉を使う
ばあちゃんには、
ほとんど見透かされているようだった。
家から歩いて五分もかからない
いろんな思い出のつまった「あの海岸」へ
久しぶりに行ってみた。
「海開き前」の海岸は
ひっそりとして、誰もいなかった。
そして
目の前にひろがる光景に
目を疑ったが、
息が止まった。
「………うっ……わあ………。」
そこには
「満天にひろがる無数の星」と
「真っ黒に空とつながる水平線」
海岸の
「端」から「端」まで続く、
ぼんやり青白く光る
「海ほたる」だった。
………スッゲェ。………「砂糖」みたいだ………………。
コレかぁぁぁ……母さんの言ってた「海砂糖」って…………。
「真っ黒なキャンバス」にばらまかれたような
キラキラ光る「大量の砂糖。」
「幻想的で壮大な世界」は
俺を「圧倒」した。
なぜか、
瞬きもしない俺の目から
とめどなく、「大粒の涙」がこぼれた。
「涙」がとまらなかった。
「💢うああああああああああああああああっっっ!!💢」
ありったけの声を張り上げて泣いた。
「父」も「母」も
「ばあちゃん」も
「父を奪ったこの海」も
「母が愛したこの町」も
「幼なじみ」も
「会社」も「仕事」も
「同僚」も
「後悔」も
「嫉妬」も
「憎しみ」も
「罪悪感」も
「感情」と「記憶」が
「一気に」吹き出して、
「涙」になって、流れてく。
「変えたい」
「変わりたい」が、いつしか、
「逃げたい」になり、
こんなにも
「変わりゆく変わらないものたち」に
守られていたのに、
目を背け
怯えていた。
海岸線の道路に
一台のクルマが止まった。
「コォーちゃあああん??
あっっ!!こーちゃあーんっ!やっぱ!
こーちゃんっっ!!!」(笑)
お互い、暗いので顔がよくわからなかったが、
「声」で「京子ちゃん」とすぐにわかった。
慌てて、「Tシャツ」で
ぐちゃぐちゃの顔を拭いた。
「💢ちょっおっとーっ!どうしたーん?こうちゃ………」
今ので、完全にバレた。すかさず、
「💢💢💢✨うわああああっ!キッレーー!!!!✨💢💢💢」
「………京子ちゃんこそ……遅いのにどうしたん?」
「え?ああああ!店であれから大変だったのよっ!
『ひとみ』がさぁー!飲みつぶれてぶっ倒れちゃって!!
今、家まで送ってきたのよっ!!」(笑)
「ばあちゃん」と「京子ちゃん」は不思議と
どこか似ている。
いつもこんな弱虫な俺の「自尊心」を
必死で守ろうとしてくれる。
「コレを見ると、夏が来るなぁ〜っ!て思うなぁー!」
「……毎年見てるのか?」
「うんっ!!こーちゃんは、見るの初めて?」
「…え?…あ、…ああ…うん…。」
「ふーん、そーなんだっ!」
「そう!そう!こーちゃんさっ!
『八幡様の夏祭り』までいるの?」
「……うん……いるよ。」
「へぇえー!!じゃあさ!!今年は、みーんなで!
一緒に行こっ!!」
「…フッ…誘わなくたって、
行ったらみんながいる祭りじゃんか。」(笑)
「そーだけどっ!!みんなこーちゃんのこと
見たらびっくりするよ!!」
「……あのさあ、京子ちゃん……俺…………
今の会社やめて……コッチ帰ろうと思う。」
「…ふーん、💢えっ??💢えっ??なんて言った?💢
あの会社辞めちゃうのぉ??💢」
「うーん。ばあちゃんもまだ全然元気だけど、
面倒見る人いないからね。」
「💢だって……あ……そうか……
そうなんだ。……いいよっ!…帰ってきなよっ!!
こうちゃんがそう決めたんでしょっ!」
「アタシ!もうちょっと近く行ってみてこよーかなぁーっ!」
「…あ!京子ちゃーんっ!…う……『海砂糖』って、知ってる?」
「ええええ??知らなーいっ!『海ほたる』でしょー?」
京子ちゃんはそう言って
波打ち際まで行った。
『……そっか、知らないんだ。ウチだけなんだ。………』
会話が途切れると、
京子ちゃんのクルマから
「音楽」が聞こえてきた。
「ねぇぇー!!こうちゃあーんっ!
コッチおいでよっ!見て!見て!」
【コウイチばあちゃん後日談】(笑)
「コウイチさっ!!『吉田屋のシュークリーム』知ってるでしょ?
アンタの母さん、小さい頃からあのシュークリームが
大好きでねぇぇ〜!(笑)
ホラ!シュークリームの上の!!
細かーい『砂糖』が、なんっっとも!絶妙なのよっ!!(笑)
口の周りにいーっぱいつけてっ!(笑)
真っ白!(笑)
それでね!
『海ほたる』って!何っっかい教えても!
『海砂糖』って言うのよ!(笑)
あの子が大きくなってからもよ?(笑)
あの子にとって、特別なものだったんだね!きっと!(笑)
親より先に死んだって、
「親不孝者」なんて、思ってないわよっ!
アタシにとっても、大切な思い出。
特別な宝もの。
こうやって、
アンタとも会えたし、アンタと
こんな大切なハナシできるのも
あの子のおかげだからねっ!(笑)
💢ああああああああ!アタシっっ!(笑)
『吉田屋のシュークリーム』食べたくなっちゃった!!
明日行ってこようかなっ!(笑)
アンタの分も買ってきてあげるっ!ふふふっ!」(笑)
「さてっ!スッキリしたしっ!
帰ろっか!京子ちゃんの父さんと母さん
心配するぞ!」
「ええええええ〜〜!!もっと見たいなぁ〜〜!」
少し強めの潮風が
彼女のワンピースと髪を撫でた。
「ドキっ」とした。
「………………ワンピース………………
揺れるあなたと
うみさとう
流るはサザン
オールスターズ……………なんちゃってぇー!🤪………。」(笑)
「えっ?何言ってんの??こうちゃん!!」(笑)
「あっ💦いい💦いい💦何でもない!帰ろっ!」(笑)
クルマの前まで来た時に
京子ちゃんがくるりと振り向き
こう言った。
「こうちゃん帰ってきたらっ!
また!!
昔みたいに楽しくなるねっっ!!」
「…………おうっ!!」
お互い大人になったけど、
京子ちゃんの笑顔は
幼いころの笑いかたと
ちっとも変わっていなかった。
おしまーいっ!(笑)
……………ながい割に、「あーそー。」みたいな。(笑)
なんか……「ありがちなカンジ」ですよね?(笑)
(「パクリ疑惑」か。)(笑)
いつも、「情報」を
「仲良くさせていただいている」と(笑)
「コチラ側」は思っている、(笑)
「ひーさん」からいただくんですけど(笑)
と、いうよりいつも(笑)
「ん?……何書いてんのよっ!ひーさんっ!」(笑)
と、「妙ーぉ」な「ライバル意識」が出ましてですね?(笑)
あのー、(笑)
「ごはん」食べに行ったら必ず、(笑)
「それ一口ちょうだい。」みたいなカンジ。(笑)
「自分ヤラれたら」、
「烈火のごとく」激怒りしますけどね。(笑)
(いますねそんなわがままな胃。)(笑)
例によって、
「要項よく読まず」と。(笑)
ま!ま!ま!せっかく💦書いたのでっ💦(笑)
文中の
「京子ちゃんのクルマ」から「流れる曲」は、(笑)
個人的に、(笑)
「真夏の果実」でお願いしますね!(笑)
(どこまでも「独裁者」か。)(笑)
(「稲村ジェーンのパクリ」か。)(笑)
……………「稲村ジェーン」見たことないっスけど。(笑)
(「パクリ」のうえに「モグリ」か。)(笑)
そしてですね!(笑)
(まだあんのか。)(笑)
文中の(笑)
「変わりゆく変わらないもの」という言葉。(笑)
ん〜💦正直言いますけど、(笑)
この人からパクリましたっ!(笑)
(💢「パクリ三昧」か。💢)(笑)
「いい〜言葉」だと思いませぇーん?(笑)
「joeさん」
とっても「言葉のチョイス」もいいんですけど、(笑)
いつも「曲」を紹介していただけるんですけど、(笑)
また、それが「マニアックで渋い。」(笑)
「えー?だれー?これー?」って思うんですけど、(笑)
「映画のワンシーンのような渋い曲」なんですよねー♪(笑)
また、「オヤジギャグ」も(笑)
「緩める様子」が「一切ありません」ね!(笑)
とっても、「おしゃれなおじさま」だと思います!(笑)
「よかばいの聖地、熊本」から発信されております!(笑)
どうぞ、のぞいてみてくださいっ!(笑)
さっ!!(笑)
というワケで!このへんで!(笑)
✨本日は長々とありがとうございました!(笑)
「さとさと」よかばーいっ!😊
#シロクマ文芸部
#海砂糖
#オールカテゴリー部門
#夏
#海ほたる
#シュークリーム
#サザンオールスターズ
#故郷
#変わりゆく変わらぬもの
#パクリ常習
#ひーさんチョイ役セリフなし笑
#真夏の果実
#自尊心
#自分
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?