ひいらぎ

物語好き、小説好きです!知見広めたくてエッセイ書いてますが、これ如何に。 余白抜いて千…

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物語好き、小説好きです!知見広めたくてエッセイ書いてますが、これ如何に。 余白抜いて千文字以内に収まるように書いてますが超えても愛嬌と思って許してね(●︎´▽︎`●︎) とりあえず週一更新の予定(予定!) スキしてくれると嬉しいよ〜((*´▽`*)ノ)) 繁忙のためしばしお休み…

最近の記事

久しぶりに会う話

子どもの頃に知り合った大人と、何年も経ってから再開する時があります。 昔も何度もありましたし、今でもあります。 中でも1番印象に残っていることがあります。 中学の時に私はバス通学でした。 バスの運転手さんには雑談したりなど良くしてもらっていました。 今でも連絡をとっている方もいますが、ほとんどの方は、地元を出てしまった私にはもうどうしているのか分かりません。 大学2年の春のことです。 履修登録はネット上でだったので学期開始ギリギリまで地元に残っていました。 地元は2時間

    • 休日と散歩の話

      私は基本怠惰な人間なので、貴重な休みは寝て過ごすことが多いです。 前日どんなに早く寝てもお昼過ぎまで目が覚めません。 だけど晴れた日の午前中に目が覚めた時だけは活発になります。 平日に溜めてしまった家事を片付けて、あまり作らない料理なんか作ったりします。 部屋の掃除をしてみたり、本を読んだり。 そんな日はやること全て終わったら、散歩に行きたくなります。 バイトの後は疲れてそれどころではないので休みにしか出来ない事です。 大抵財布と携帯と本だけ持って出かけます。 途中で入

      • 時間の話

        人には等しく24時間の時間があります。 だけど、不思議なことに体感って違いますよね。 私は田舎ののんびりと過ごす昼下がりが好きです。 なんとも言えないのびのびとした時間が流れるのがわかります。 都会だと目まぐるしく、時間が細切れになるからでしょうか、時間が経つのがとても早く感じます。 周りのせかせかした雰囲気で気持ちもちょっと波立ちます。 合わないのかもしれません。 とっても便利なのですけれどね。 電車を乗り換えたり、バスに乗ったり、歩いたり。 いろいろなことをいっぺ

        • 帰省と猫に癒される話

          基本的に一人暮らしでペット禁止なので家では動物を飼っていないのですが、時々猫と戯れることがあります。 実家に帰った時です。 茶色と白と2匹いて、触られに来てくれるのはほとんど茶色なのですが、どちらもなかなか面白い生き物です。 まず人と人の間に割って入ります。 わざと人の体の上で寝ます。 目が覚めると目の前で覗き込んでいたりします。 人がその場から一時的に立つと奪われていたりもします。 ちなみに、猫の気が乗らない時に触ると怒ります。 あるいは黙って立ち去ります。 すると猫

        久しぶりに会う話

          歴史と毎日の話

          歴史はちょっと苦手です。 人の顔も名前も覚えられないからです。 記憶には人それぞれ得意分野があるのかも知れません。 私はよく「そんなわけないでしょ」と言われるくらい人の顔が覚えられません。 場所の名前も覚えられないので固有名詞が苦手なのでしょうか。 もちろん地理も苦手です。 文章の情報は固有名詞以外なら案外覚えています。 書いてある文章を記憶していることもありますし、会話の中で話していた内容を1字1句繰り返すことができる時もあります。 ポテンシャルの問題なので毎回全て

          歴史と毎日の話

          嫌な人の話

          生きている間に少なくとも何人かは嫌いな人苦手な人に出会います。 陰口は言うとめんどくさそうなので言いたくないのが本音です。 でも流れで言うはめになったりも。 人に流されて生きているタイプです。 でもやっぱり溜まればどうにかして消化したいのが人ではないですか。 溜めていると心が壊れていく感じがします。 そこで編み出したのが「嫌いな人、苦手な人はひたすら褒める」です。 関わらなければいいとは簡単に言ってくれますが、嫌いになるほど関わってる人にそれはどだい無理な話です。 実

          嫌な人の話

          子どもの季節と夏の匂いがする話

          突然ですが、夏の匂いを感じたことありますか? 私はあります。 もはや匂いで季節を判別しています。 早朝でも、夜でも、昼でも、夕方でも夏の匂いはします。 どういうのと聞かれると難しいものですが、時間ごとに違う匂いです。 例えば朝なら すっきりした草の匂いがします。 例えば夜なら 湿った地面の匂いです。 昼は陽光の匂いと熱いアスファルトの匂いが 夕方は草の冷えていく匂いがしています。 感覚で感じているので言葉にすると難しいです。 基本的には青草の匂いが強くなる気がします

          子どもの季節と夏の匂いがする話

          西洋画の話

          美術館が好きで結構行きます。 特に油絵が好きなので西洋画をよく見に行くのですが、美術館の空気というのがなかなか良くてついつい長居をしてしまいます。 全ての作品をじっくり見る人 説明書きを特によく読んでいる人 気に入った作品に特に時間をかける人 時代背景なんかを友人と話している人たち なんていうのもよく見かけます。 疲れると途中にあるベンチに座ったり休憩所に座ったりで遠目から絵画を眺めてみます。 近くで見ていた時には分からないものが意外によく見えたりするのが面白いところ

          西洋画の話

          お餅の話

          お餅ってたくさん種類があって時々わからなくなりませんか? 柏餅と桜餅はどちらが葉を食べていいんだっけ、と時々分からなくなります。 牡丹餅とお萩はどっちが春だっけ、としょっちゅう思います。 ここだけの話、大福は中に何が入ってるんだっけ、何も入ってなかったかな?というのも多々ありますね。 実は昔、餅は苦手でした。 味のない感じとベトベトする感じが嫌だったのです。 子どもの頃は口が小さいからというのもあるのかもしれません。 今食べても食べづらいから嫌いということはないので不思

          時代を先取りした話

          私が高校生の頃、女の子のスラックス制服というのはまだ普及する前でした。 正確に言うと、田舎だから遅れていたのかもしれません。 女の子はスカート、制服は可愛いところを選ぶ、という感じの空気が中学でも高校でも流れていたような気がします。 私は当時(今でもですが)かなり冷え症で、冷えると手足が動かなくなるのはもちろん、頭痛と腹痛が出てくるというなんとも厄介な体質をしていました。 エアコンはありましたが廊下側と窓側はひたすら風が抜けて寒い。 真ん中は普通に寒い。 私が出した対策は

          時代を先取りした話

          イメージの話②

          常々思います。 悪い印象の方が強く残りやすいとはなんとも残念な話。 悪いのは行動を起こした個人のはずなのに、関連する全てが悪いかのように思えます。 それが一瞬ならまだしも、過ごした時の多くを占めている思い出と少しでも混じる部分があればやりきれない気分です。 悲しいのは真っ黒にならないことです。 覚えてはいるのです。 嫌なことなのに覚えている。 覚えてはいるのに歪んでいる。 もしくはほとんど覚えていないけど、嫌な気分は残っている。 そんなことが多々あります。 吐き出したっ

          イメージの話②

          イメージの話①

          色々あって義務教育過程の先生が苦手です。 何を突然と思うかもしれないが、まあ苦手なのです。 色々というのは、例えば根拠なく怒鳴られたり、やってもいないことに関する自白を求められたり、そういった経験から。 しかもほとんど相手の思い違いだったのだから笑えます。 ほとんどに含まれない事例は私が勘違いさせるような行動をとった場合でしょうか。 今は「パワハラ」「モラハラ」という言葉があるけれども、当時はなかった、あるいはそこまで知られていたわけでもなかったので合法です。 もちろん義

          イメージの話①

          雨の日にカフェラテを飲みながら夜明けを待つ話

          雨の日は好きです。 雨音も、人のいない静かな感じも好きなのですが、特に雨の日特有の水の匂いが好きです。 しかし残念ながら世の中には偏頭痛というものがありまして。 私の場合、雨の前々日くらいから痛み始めます。鈍痛が後頭部辺りに来ると最初は肩こりによる頭痛か、と思いながら過ごします。 肩こり解消とばかりに肩をぐるぐる回したり首を揉んだりしてみます。 何度経験しても学習しません。 しばらく続くと気づきます。 これは肩こりじゃない。雨の予報だ。 天気予報を確認すると案の定。明

          雨の日にカフェラテを飲みながら夜明けを待つ話

          他人の話

          電車に乗っている時、歩いている時、ぼんやりしている時、ついつい他の人のやっていることを目で追ってしまいます。 特に意味はありません。 ただ何となく。 見るものがないからでしょうか。 ぼーっと見ていると意外と色々見つかります。 たとえば、同じスマホを持っている人でも、 じーっと見つめている人、 なにかの操作をしている人、 見せ合いながらなにか話している人達、 横向きで持っている人、 イヤフォンをしてただ抱えているだけの人も。 本を読んでいる人もいますし、寝ている人もいます

          他人の話

          共通の話

          こんな世界になる前の話。 人と会うのにも気を使う世界になる前のお話。 高校の時、休み時間に他愛もない話をするような、そんな友人が3人いました。 彼らと話したのは今思えば本当に意味の無い話。 さっきの授業の先生のこと。 その時やっていたゲームのこと。 次の移動教室のこと。 お昼ご飯のこと。 今思えば意味はないし覚えてもいないようなことなのです。 とても楽しかったということを除いては。 月日は進み、今になります。 オンデマンド、在宅、オンライン、遠隔などと呪文のように色々

          共通の話

          はじまりの話

          夜は色々考えます。 明日は何しよう。 次でバイト決まるだろうか。 今日は何も進まなかった。 明日のお昼何食べようか。 さっきの話の展開は。 主人公が好きな性格だったな。 などなど。 そんな夜の思いつきの中に昔抱いた夢がありました。 小学校で思ったことを思い出しました。 物語って面白い。私も書きたい。 中学で思ったことを思い出しました。 小説家になりたい。なろう。 高校で思ったことを思い出しました。 無理だな、現実的に。 そして大学に進学し、思いました。 文章って、面白い。

          はじまりの話