見出し画像

ベルばらに魅せられて!【地獄極楽はこの世にあり】

こんにちは~「ベルばら」の劇場版が楽しみでワクワクしているバーバです。
「ベルばら」の公式サイト劇場アニメ「ベルサイユのばら」公式サイト (verbara-movie.jp)

小さい頃悪いことをすると、「そんなことしたら、地獄行きやよ!」とよく大人から戒められました。特に弟に対しては、「むやみに殺生したら、必ず地獄へ行くからな!」と・・・。

小学生の頃たまたま図書館で見つけた「地獄の絵本」、興味本位で借りたのですが、内容が怖過ぎて夜おトイレに行けなかったのを覚えています。血の池地獄や針の山などがあって、鬼と閻魔様にお仕置きをされるストーリーです。

今この地獄を題材にした絵本がまたブームになっているらしく、残酷な地獄絵図の魅力ってどこにあるのでしょうか?それはかつての「地獄の絵本」とは一味違っていて、ユーモアを取り入れているからだと云われています。そして子どものしつけにはピッタリだとか・・・。

登場する鬼がおかしなキャラクターばかりで、ユニークなストーリーになっているようです。けれど根底にあるのは戒めであり、過ちを犯さないようするという思いが込められています。一時うんちの絵本が話題になったことがあり、孫たちが笑いながら読んでいたのを見て、「時代かな~」なんて思ったりしました。

母の口癖は「地獄極楽はこの世にあり」で、「死んでまで地獄に行かされることなんかあるわけないわ!しんどいのはこの世の中やて!」と・・・。意味合いとしては、「善悪の報いは、この世ではっきり現れる」また「地獄と極楽はあの世にあるものではなく、自分の心の中にある」となります。

先月母の故郷である広島を初めて訪れ、資料館で涙が止まりませんでした。まさに地獄絵図で生き地獄だったのではと・・・。母は6歳の時に大阪に引っ越したので被爆はしていませんが、原爆投下の中心地に住んでいたため、近所の人たちの顔が浮かんでくると・・・。

どんなに死後の世界について論争しても、死んでないんですから分かりませんよね。母の言う通りかもしれないし、また違った世界なのかもしれません。私は階段から落ちて脳震盪を起こしたとき、気が付くまで全くの無の状態だったので、無の世界ではないのかなって思っています。また身体が滅ぶと魂だけが宇宙にかえり、転生を繰り返すのではないのかな?とも・・・。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?