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食事シリーズ① 〜乳がんになる前の食生活〜

とある一日の例をご紹介しよう。

9時に起床。
濃いめのアイスコーヒーを飲みながら、寝ている間に届いた大量のメールとLINEに返信をしていく。

10時になり、オンラインミーティングがスタート。
スッピン&寝巻きのままなので、画面はオフに。
ミーティングの合間に何か食べようとするが、そのたびに話しかけられるため食べるタイミングがない。
議論が白熱して、結局何も食べられないまま2時間が経過。

議論に決着がつかないまま、次のミーティングが始まるため退出。
そのまま別のミーティングを1時間ずつ2本こなす。
ああだこうだと意見を交わしながら、ヘアアイロンで髪を整え、濃いめのメイクをして疲れた肌をごまかす。
開いた毛穴、くすんだ肌、ひどいクマ。
ミーティングとメイクに集中していたため、何も食べられないまま14時に。

仕事現場に行くため慌てて家を出る。
電車を待っている間、駅のホームの自販機で買った缶の味噌汁を飲みながら空腹をしのぐ。
電車の中ではミーティング中に溜まった大量のメッセージに返信しまくり。
仕事関係のチャットグループは40を超え、それらが常に動きっぱなしなのだ。

現場近くの駅を降りると、まずはコンビニでサクッと食料を調達。
15時に現場入りし、すぐに仕事がスタート。
夕方になるとさすがにお腹が空き、コンビニで買っておいたザバスでタンパク質を、ウィダーinゼリーで鉄分を補う。
さらにシュークリームとチョコレートで糖分をチャージし、元気いっぱいに。
現場では動き回ることが多いため、このように片手で摂取できるものしか食べることができない。
だからせめて栄養価の高そうなものを買うのだ。

20時頃、タクシーで次の現場へ移動。
「つらい疲れに」と書いてあるチョコラBBのドリンクでビタミンなどの栄養を補う。

次の現場でもバタバタと動き回り、0時の解散まで何も食べられないまま。
帰りのタクシーで仮眠を取る。

家に着くや否や、溜まりに溜まったデスクワークを片付け始める。
まずはさけるチーズと牛タンスティックで腹ごしらえ。
とりあえずタンパク質を摂取しておけばいいだろうという安易な考えが透けて見える。

3時を過ぎても仕事が終わる気配がなく、イライラしてきたのでドーナツで糖分を注入。
1個だけにしようと思ってたのに、ついつい2個目に手が伸びる。
眠気覚ましのため、濃いめのアイスコーヒーも共に。

朝の5時にようやく仕事が終わり、風呂にも入らずベッドにダイブ。
そういえば昨日もお風呂に入ってないけど、明日はずっと在宅で仕事だから別にいいや。

ということで、この日の食事内容をまとめると、アイスコーヒー、缶の味噌汁、ザバス、ウィダーinゼリー、シュークリーム、チョコレート、栄養ドリンク、チーズ、牛タンスティック、ドーナツ2個、アイスコーヒー。

以上(異常)。

嘘みたいな本当の話である。
特別ひどかった日の例でははなく、これがスタンダードだった。
こんな生活が3年間も続いたのだ。

食事内容はともかく、摂取カロリーが少なすぎるということもないので、少し痩せた程度だった。
体重は2kgほどしか減っていないのに、周りからはいつも「痩せた、痩せた」と言われていた。
痩せたんじゃなくて、やつれていたんだと思う。

会社が軌道に乗ってきた頃、専属アシスタントを1人雇ってもらい、さらに自分の仕事を振り分けるために従業員を3人雇ってもらった。
4人に仕事を振り分けたということは、つまり1人で5人分働いていたということだ。
そのうえ上司から壮絶なパワハラまで受け、適応障害と診断される始末。

このひどい生活をしていた頃はとにかくクマがひどく、コンシーラーをいくら重ね塗りしても全然隠れなかった。
だけど今は、コンシーラーが必要ないくらいクマが消えた。
っていうかファンデーションすら必要ない。
肌がスベスベになり、毛穴が消えて透明感も出た。

なぜか。
それは生活習慣を改善したから!

特に食事にはものすごく気を遣っている。
そして十分な睡眠、ストレスフリーを心がけている。

そんな今のワンダフルな食生活については、また次回。

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