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【山の心得】~日焼け止め総合編~

こんにちは!みーちゃんです!!

ついに本日、6月21日に梅雨入りしました!例年より14日遅い梅雨入りとのことです。
そんな中昨日6月20日は沖縄の梅雨明けが発表されました。本州と沖縄では梅雨の期間がまるっと違いますね・・・
本州から梅雨を逃れるには、沖縄か北海道に行くしかありません。!
ちなみに北海道は梅雨がありません。気圧配置の違いや地理的な要因、太平洋高気圧の影響、そして季節風の変化など、複数の要因が絡み合っているためのようです。これらの様々な要因が相互に作用し、北海道では梅雨前線が発生しにくく、結果的に梅雨がないとされているようです。

梅雨入りが例年より14日程遅れているのですが、梅雨明けは平年並みか少し早いようです。ただし、雨量は例年並か多いとの予想。
つまり・・・短期間で大量の雨が降ると予想されているようです。
6月下旬から7月上旬は極めて雨への対策が必要となるようなので、
この期間はなるべくアクティビティは避けた方が無難ですね。。
特にウォーターアクティビティは最も危険な時期に入ると言えます。

相手が自然だと何が起こるのかわかりませんので、例年より備えるようにしましょう。!


【山の心得⑭】~日焼け止め総合編~

というわけで今回は上記の通りのタイトルで記事にしたいと思います。

「日焼け止め」をちゃんと携帯して山行に臨んでいますでしょうか?
登山への日焼け止め携帯は非常に大切です。
そんな日焼け止めの必要性とリスクに関して今回はまとめていきたいと思います!

登山で日焼け止めが必要な理由とそのリスク

登山は自然の美しさと挑戦を楽しむアクティビティですが、その一方で、自然環境には非常に多くのリスクが潜んでいます。
その中でも特に重要なリスクの一つが紫外線による日焼けです。
紫外線は目に見えないものの、肌に大きなダメージを与え、長期的な健康問題を引き起こす可能性があります。
この記事では、登山で日焼け止めが必要な理由とそのリスクについて詳しく解説します。

ピーカンだとテンション上がるけど・・・

紫外線の強さ

登山中の紫外線は平地よりも強いことが知られています。
標高が上がるにつれて、紫外線の強度も増加します。標高1000メートル上昇するごとに、紫外線の強度は約10%増加するとされています。
例えば、標高3000メートルの山では、地上に比べて約30%も強い紫外線にさらされることになります。この強い紫外線に対する防御策が欠かせません。
登山こそ平地のアクティビティより対策が必要なのです!


紫外線の種類と影響

紫外線には主にUVAとUVBの2種類があります。(UVCと言うのもあるのですが、人体に影響が無いため割愛します。)
UVAは肌の深部にまで届き、長期的には皮膚の老化やしわ、さらには皮膚がんのリスクを高める要因となります。一方、UVBは肌の表面に作用し、短時間のうちに日焼けや炎症、ひどい場合には水ぶくれなどの急性ダメージを引き起こします。
登山中にこれらの紫外線に無防備でいると、健康に重大な影響を与える可能性が非常に高いと言えます。
常に対策を心がけるようにしましょう!


日焼け止めの効果と選び方

日焼け止めは、紫外線から肌を守るための最も効果的な方法の一つです。
日焼け止めを選ぶ際には、SPFとPAの値に注目しましょう。
SPFはUVBを防ぐ効果を示し、PAはUVAを防ぐ効果を示します。
登山のように強い紫外線にさらされる環境では、SPF50、PA+++以上の日焼け止めを選ぶと良いでしょう。
色々な種類があって分からない場合は、ドラッグストアで相談です!

日焼け止めの塗り方と頻度

日焼け止めを効果的に使用するためには、正しい塗り方と頻度が重要です。
登山前には肌に均等に厚めに塗り、特に顔、首、耳、手の甲などの露出しやすい部位には注意を払いましょう。
また、汗や摩擦で日焼け止めが落ちやすいため、2〜3時間ごとに塗り直すことが推奨されます。
水分を多く含んだ汗や雨の中ではウォータープルーフタイプの日焼け止めが有効です。
こちらもわからない場合はドラッグストアで相談です!


日焼けによる健康リスク

日焼けは単なる美容上の問題に留まりません。
強い日焼けは痛みや炎症を引き起こし、重度の場合には日焼け止めだけでは対処しきれない深刻な健康問題を引き起こすことがあります。
例えば、紫外線によるDNA損傷は皮膚がんのリスクを高める要因となります。また、紫外線は免疫力を低下させ、感染症にかかりやすくなることもあります。
日焼けによる皮膚のダメージが累積すると、皮膚がんだけでなく、白内障などの目の疾患リスクも増加します。
特に雪上ハイクは、雪の照り返しにより通常より非常に多くの紫外線を受けます。対策は必須になります。


他の防護手段

日焼け止め以外にも、紫外線から身を守るための方法はいくつかあります。まず、登山中はできるだけ長袖のシャツや長ズボン、広いつばの帽子、サングラスを着用することが推奨されます。これらの装備は物理的に紫外線を遮断するため、日焼け止めと併用することでさらに効果的な紫外線防御が可能です。
また、最近ではUVカット効果のあるウェアやアクセサリーも販売されており、これらを利用することも一つの手段です。
他にも日焼け対策のグローブやネックゲイターが有効です。
これからの時期、夏用のグローブや冷感ネックゲイターが色々なメーカーから出てます。

アウトドアリサーチ アクティブアイスクロマ フルサングローブ


ザ・ノースフェイス NN02077 ジプシーカバーイット(ユニセックス)


天候の変化に注意

登山中は天候が急変することが多いため、常に紫外線対策を怠らないことが重要です。
曇りの日でも紫外線は地表に届くため、日焼け止めを塗ることを忘れないようにしましょう。
また、雪山登山では雪面からの反射によって紫外線が増幅されるため、特に注意が必要です。(約2倍の紫外線量とも言われております。)
雪焼けは非常に強い紫外線によるダメージを受けるため、専用の日焼け止めを使用することをお勧めします。

おススメの日焼け止め

・ニベアUV ディープ プロテクト & ケア ジェル 80g
安価でコスパが良くSPF50+及びPA++++の機能を備える。
ジェルタイプで塗りやすく、落としやすい。
石鹸でも落ちやすく、ウォータープルーフである。


・ettusais(エテュセ) ハーバルUVジェリー 顔・からだ用日焼け止めジェル
グレープフルーツの香りが凄くリラックス効果を生み出す日焼け止めです。
ジェルタイプでしっかりと肌になじみます。着色剤や防腐剤が入っておらず、肌が弱い方も使いやすい日焼け止めです。SPF50+・PA++++です。


・アグレッシブデザイン トップアスリート サンプロテクト ファイター
こちらはハードなアクティビティをする人に作られた日焼け止め。しっかりと肌に定着するので塗り直し不要となってます。その分少し値が張ります。注意点としては日焼け止めが肌に残りやすいため、しっかりと落とすことが必要となります。無着色で無香料、さらに肌に優しい植物エキスを配合しています。SPF50+・PA++++です。

・アネッサ パーフェクトUVスキンケアミルク NA
最期は王道になります!
最も使用率が高く指示が高い日焼け止めです。
紫外線とこすれに強くアウトドアに最適なサラサラ感触の「スキンケアミルク」と、みずみずしい使用感で肌に優しい「ジェルタイプ」があります。
金色のパッケージから「金アネ」の愛称で呼ばれるほど、登山家たちから信頼と人気があります。SPF50+・PA++++です。


結論として・・・

登山において日焼け止めが必要な理由は、紫外線による健康リスクが非常に高いからです。
標高の高さや天候の変化により、登山中の紫外線は平地よりもはるかに強くなります。
適切な日焼け止めを使用し、頻繁に塗り直すことで、紫外線から肌を守り、健康を維持することができます。
また、日焼け止めだけでなく、長袖や帽子、サングラス、グローブやネックゲイターなどの物理的な防護手段を併用することで、さらに効果的に紫外線対策を行うことが可能です。

と、言う事で、楽しく楽しく登山を楽しむためには、自然の美しさだけでなく、その中に潜むリスクにも十分に注意を払うことが大切です。
日焼け止めをしっかりと活用し、安全で快適な登山を楽しんでください!

という訳で今回の【山の心得】は
「総合的な日焼け止め」
に関して記事に致しました。

今回も最後までご拝読頂きありがとうございます!

また次回もご拝読頂けると幸いです。!

宜しければスキ頂けると大変励みになりますのでよろしくお願いいたします!

YAMAP定期更新しております。是非ご覧ください!


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