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ストレス因を分析したら幸せに近づく一歩になるのか?その3

なんとなくnoteを斜め読みしてたら、『PERFECT DAYS』の主人公平山さんは、アドラーの「課題の分離」についての達人である、とのコメントがあった。(抜こうさん、ありがとう)

この考え方は大変参考になると直感したので調べてみた。

早速「すべての悩みは対人関係の悩みである」と喝破したアドラー先生に学んでみる。

「課題の分離」とは
「他人の課題に介入しないこと」、そして「自分の課題に他人を介入させないこと」と考える思考法。つまり「人間関係のトラブルは、“自分の課題”と“他人の課題”がごちゃまぜになっている状態から引き起こされる」とするアドラー心理学に基づいた考え方。

働く人のためのアドラー心理学: 「もう疲れたよ...」にきく8つの習慣

言い換えれば、“自分がコントロールできる課題”と、“他人がコントロールする課題”を明確に分けることを指す。課題には、自分のコントロール下にあるものと、コントロールできないものがある。他人の課題は、決して自分ではコントロールできない。日頃から、自分がコントロールできる課題に集中し、他人がコントロールする課題に関しては一喜一憂せず、お互いが相手の課題に踏み込まないようにすることがポイントである、とのこと。

働く人のためのアドラー心理学: 「もう疲れたよ...」にきく8つの習慣 

ほうほう。この考え方を借りれば、Aさんは「課題の分離」ができていないので、何にでも首を突っ込んでしまう傾向がある人だと見えてきた。

その事を抱えきれないと不安から全て口にしてしまう。後者はパーソナリティなので、これも他者がコントロールできることではない、と気づいた。

そして、「課題の分離」が大切な理由としては次のとおり

「課題の分離」で自分の課題と他人の課題とを明確に分けられるようになると、人間関係の問題がわかりやすくなり、自分が何をすべきかが明確になる。なぜなら、「何が問題の原因なのか」や「誰が解決すべきことか」、そして「どのような解決策があるのか」を区別して考えられるため、自分がコントロール“できる”ことと“できない”ことは何かを区別して考え、具体的な解決策を考えやすくなるからに他ならない。個人で「課題の分離」ができると無駄な干渉や感情的な対応を避けられるので、冷静に対処できるようになる。

ふんふん。自分の課題に集中すると、できることが明確になる。人は変えられないが自分を変えることはできるという理屈ですな。それができれば、感情を整えやすくなり、ストレスや不安を減らすことにもつながるとは一石2丁というわけだ。

なるほど、この視点を借りれば、自分のなすべきことが見えるかもしれない、と一筋の光明が…。

実践してみよう。GO!

まずは、自分のストレス因の整理。

他者の課題を除いてあくまでも自分にフォーカスして考えてみると見えてきたのは次の2点。

ストレス因:

①業務全般を可視化した形で掌握しきれていないこと。

※これまでの経験でふんわりカバーしている部分を可視化すること。

②オーバーフローしないような業務遂行管理を行えていないこと。

※①に加えて、いい顔をしておこうという気持ちが働き、依頼事項を精査することなく引き受けていること(まあ、言っても新人なので)

この2点を整理できただけでも収穫があった。存外、簡単なストレス因だった。

これなら、解決策もすらすら浮かびそう。

その4につづく

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