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lee・g・chang
2024年3月27日 22:52
先日、昭和の名残がある極楽寺街道(勝手に命名)を通り、気儘に稲村ヶ崎までの散歩を堪能した。気に入った場所では、シャッターを押し記録を残した。潮風が吹いてくる細い路地のような道をくぐると眼前に現れたのは抜けるような青空と輝く海。すばらしき世界があった。『すばらしき世界』と云えば、三上正男。未来の翼さんの書いたレビューを読んだ。ヘッダーの写真の光景がまぶたに蘇った。これ三上と一緒の気持ちかも知
2024年3月18日 18:15
自分の背丈よりも積みあがった「身分帳」は彼の言わば履歴書。それは他人が書いた矯正施設の管理上必要な事柄の記録。その三上正夫の「身分帳」を読み解いて、ノンフィクション・ノベルにしたのが佐木隆三。そして、三上正夫を現代に蘇らせてスクリーンに映し出したのが西川美和。テレビでは、たちまちコンプライアンスに引っかかって放映できないと思われる人間像=三上正夫。ある意味、結晶した人間像は、リアル。