MIRI

数秒から数分で見れる記事を書きます。 ショートホラー、哀れ系統の記事を書きます。 物好…

MIRI

数秒から数分で見れる記事を書きます。 ショートホラー、哀れ系統の記事を書きます。 物好きな方はハマると思うのでぜひポテチ感覚で見てください。

最近の記事

この世の主人公

ある日、男がコールドスリープに目覚めた。 意識がじわっと神経を透き通り、記憶の潤いが体に澄み渡る。 いつしかの世界ではコールドスリープが世界的にブー厶となり社会を超えて、世界現象を巻き起こした。 ミーハー気質がある男は勿論このブームメントに乗り込んだ一人である。 そして、長い長い年月を何十年、何百年とこの装置と共に過ごしていた。 こんなにも眠っていたのだから世間は一体どうなっているのか、そして今の人間の文明はどの様に進化を遂げているのか、とても気になる所であった。 だが一つ

    • 『世にも奇妙な物語』少しマイナーな神回10選

      これを観に来た皆さんは多かれ少なかれ『世にも奇妙な物語』を観た事があるという人が多いと思います。ですが、この作品は話数が何百とありとても多く、全て観た事がある人は少ないと思います。 「『世にも奇妙な物語』の中で有名所はかなり観たけど、他は何が面白いのだろうか?」そう悩んでいる貴方に見てほしい。 ランキングでいつも並ぶあの名作達は省き、洗礼された変化球的神回のランキングを作りました。 全部知ってる人もいるかもしれませんが、 「主はこの回が好きだったのか!」と温かい目で見守って楽

      • 人間刑

        彼の持論『人間刑』が僕の思考を掻き回す。 あの日だけは昨日の様に思い出せる。 「僕達の処遇は死刑に酷似してると思わないかい。」 それは突然の問だった。 「似てるも何も、実際に僕達は死刑囚なのだからいつしか処刑されてしまう。その日が日々迫って来る恐怖で狂ってしまったのかい。」 独房室の中、日光で薄黄色に反射する畳の陰で僕ら二人は、いつもの様に会話を始めた。 「狂ってなんかいないさ。いつも通りの通常運転さ。それに別にこの事は僕達だけの話じゃないさ。この人類全てについてのさ。」

        • 皮肉の皮肉

          その日少年は小説を書いていた。 その小説は独自のセンスを展開している。 この物語は我々の住む社会に危険信号のランプがあり、それは日々点滅し続けていることについての人類、そして地球にとっての「皮肉」を交えた作品になっている。 作品が完成したので少年は早速、インターネットに投下しようとしていた。 すると、後ろのドアが開いた。 驚いた少年は手を止め、後ろを振り返る。 するとそこには見知らぬ大人が立っていた。 「僕は未来の君さ」 大人はそう言った。少年は突然のことで頷くこと

        この世の主人公

          ぬくもり

          母のお腹の中にいたのあの頃のぬくもりを忘れられない。 辛いことは何も無く、ただ安心に包まれていて、全てを肯定してくれるようなそんな世界。 だが、もうそのぬくもりを感じることは難しかった。私にとってこれは最大の悲劇だった。 赤ちゃんの時も学生の時も社会人の時だってそのぬくもりに飢えていた。 成長するにつれてどんどんとその飢えが増していき、もうその事しか考えられず、 とうとう狂ってしまった。 私はそこらの見知らぬ女を5人くらい殺した。 その女達の体を集め合わせ、解剖し、そ

          ぬくもり

          宇宙のお友達

          ドギャギャギャギャギャギャギャガシャシャシャシャンガガガガガガガガガガガガガガガガガガビシャンズゴオオオオン 物凄い揺れで立つのも困難だ。 本棚の本がバタバタと崩れ落ちていく。観葉植物が地面に叩きつけられて土が散乱している。建物が揺れ動く音で上手く聞こえないが、窓の外から悲鳴の様なものが聞こえるような聞こえないような。 本能で理解できる。 これはいつもの地震とはレベルが違う。揺れの大きさも、継続時間も。止む気配がしない。 もうこのまま地球は終わってしまうのではないか。

          宇宙のお友達

          無脳無体❸最終章

          ※この話は僕の実体験から着想して作られた作品です。          殺してやる。           みんな 蟻の行列のように皆が列になり、体育館へ向かう。向かう先が蟻地獄とも知らずに。 校長が舞台の上にあがりマイクを持つ。 「皆さんも知っている通り最近、この学校の教師が何人も行方不明になっております。 その原因がこの学校にあると考え、警察方が直接調査する事になりました。 ですので明日から一週間の間、学校は休校になります。なので、」 その瞬間 「キャーァァァ!!

          無脳無体❸最終章

          無脳無体❷

          ※この話は僕の実体験から着想して作られた作品です。 なぜか今日はやけに疲れた。 結局、変な銃を持ち帰ってしまった。 なんかこれは自分が持って変えるべきな気がした。 ゲームでもやろうかな。 ゲーム機を起動させる。 ゲームで思い出したが昔、友達と通話しながらゲームをやっていた事があった。 その日はいつものように何人か(自分含め三人)でバトルロイヤルをやっていた。 たまたまトイレへ行きたくなり、トイレへ行った。 そして用をたし部屋へ戻ってきたその時、スピーカーモードにして

          無脳無体❷

          無脳無体①

          ※この話は僕の実体験から着想して作られた作品です。 あらすじ 生きていても誰の害にもならないし、行きていても誰の利益にもなら無い男。 そんな主人公、佐藤。  そんな佐藤はいつからか、心が成長していき、自分の事について問答する時間が増えていった。 自問自答の末生み出された答えの影響で、 彼は個性や自分の存在価値に餓えていく。 そして劣等感や自己顕示欲を抱いて日々をとても静かに過ごしていた。 だがその日は突然訪れる。 佐藤の自転車の籠の中におもちゃのような銃と紙が入っていた。

          無脳無体①

          曇りの日、私は自室で本を読んでいる。 「ポツポツ」 雨の音がし始めた。 次第に雨は強くなっていった。 「ザアザアザアザア」 雨粒が強く窓を刺す。 その音がうるさく読書に集中できなくなってきた。 「ザザザザザザザザザザザザ」 錯覚かもしれないがなんか今日はやけにうるさい気がする。 気がついたら読書から集中が途切れていた。 もしかしたら窓を少し開けてたのかもしれない。 だから音が漏れてうるさく聞こえたのかも。 カーテンを開けて窓が閉まっているか確認する。

          変なゆっくり茶番を3本投稿した初心者

          どうもMIRIです。実はゆっくり茶番を少し前に投稿し始めました。 それに関しての記事を書こうと思ってたのですが家庭の事情(お腹が結構痛かった、寒かったなど)があり投稿ができなかったです。 自分は前からゆっくり実況や茶番劇が好きで、よく好んで見ていたのですが、それがいつしか作ってみたいと思ってた作りました。 なので1つ夢がかなったということになります。 作ってみた感想ですがかなり楽しかったです。 作っているとこの作品は全世界誰でも見られるんだよな……と思いなんか誇らしかった

          変なゆっくり茶番を3本投稿した初心者

          カスみたいな高校生活1日目の出来事

          どうやら高校へ上がったらしい。中学卒業したけどあまり実感がない。 まぁそんなこんなで高校生。自分は第一志望へ入れたので良かった。 第一志望受かって良かったなぁとか思ってたらいつの間にか高校生になってて、その高校で生活が始まっていて、一週間が過ぎていた。 早い、早すぎる。 今回はそんな高校生活1日目の出来事を綴っていこうと思う。 高校1日目の朝、着慣れない新しい制服を着て、高校生活始まりの朝を迎える。空は実に晴れていて、雲一つなかった。(すまん正直盛ったかも) その日は初

          カスみたいな高校生活1日目の出来事

          併願受験で体験した地獄

          今の時期は高校受験シーズンの真っ只中。そして僕は中学三年生、高校受験を嫌でもしなければならないのだ。 一週間前僕は併願校の受験をしに行った。そこで体験した事を話していこうと思う。 2月10日、僕は第一志望に落ちた時のために併願を取るため併願受験をしに行った。 併願校に早速入り、自分の番号の教室に向かった。ここで早速一つやらかした。皆ロビーで靴を上履きに履き替えるのに僕だけ靴で教室に入ってしまったのだ。おそらく人混みができていたから先生も奇跡的にきずかなかったのだろう。 土足

          併願受験で体験した地獄

          11:00AM笹棚喫茶での対話

          「で、俺倒れちゃって、だけど周りの誰も声すらかけてくれなくてさ、よく言うじゃん、『都会の人は冷たい、他人には興味が無い』って。やっぱりあれ本当だったんだって確信したよ。まぁさ結果的に痛みが治まったから良かったけどさ。中西はどう思う?」 「そりゃ災難だったね。治まって良かったよ。」 「こんな奴らが多いと、先が思いやられるぜ。」 「でもしょうがないんだよ。臆病なんだ。」 「どういうことだ?」 「僕は『都会の人が他人に興味が無い』っていうのは間違ってると思うんだよね。」

          11:00AM笹棚喫茶での対話

          本当の見たら寝れなくなる話

          「すみません」 後ろから声がした。 振り返ると30~40歳くらいの何処かで見たことのある男の人が困惑した顔を浮かべていた。 「どうしましたか」 と僕は聞いた。 「やっぱり私は死んでしまったのでしょうか?ここはあの世なのでしょうか?」 「あぁ、ここは霊界です。まぁ俗に言うあの世です。」 「やっぱり死んじゃったのか……あっすみません突然……ちょっと困惑しちゃってて、」 まぁ突然さっきまでいた世界じゃなくて建物も自然もない異界に来て、偉そうな人の様なものに貴方は死んでここに来たって

          本当の見たら寝れなくなる話

          僕の人生に影響を与えてくれた人①

          僕は中学3年生なんですけど、人生に多大な影響を残してくれた人物が何人かいます。 今回はその中の一人を紹介していきます。 コウイチTV僕の人生に影響を与えた四代巨頭の一人、コウイチさんです。このチャンネルに僕は小学6年のときに出会いました。初め見たときは「おもろし」と笑って食べて寝てゲームして寝てを繰り返していました。 しかし、だんだん見ていくうちに彼らにどんどん魅了されていくわけです。 ただ単純な面白さだけではありません。 シュールで繊細でみやびなユーモアやその独特たるキャ

          僕の人生に影響を与えてくれた人①