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価値観ベースの会話が心理的安全性を高めてくれる
■ 本日のテーマ
第2章:「愚痴ももめごともチームにとってはよいこと」から
【価値観ベースの会話が心理的安全性を高めてくれる】
について読みました。
◉ 価値観ベースの会話が心理的安全性を高めてくれる
Googleでは、マネジャーが進行役になって、「ライフ・ジャーニー」というセッションをよくやっていたそうです。
A3の紙に、自分がどんな人生を歩んできたのかを、ターニングポイントにおける
「①行動、②その意図、③味わった感情」がわかるように、
できるだけ具体的に書いてもらいます。
書式は自由です。
書き終わったら、4分程度でみんなに説明してもらいます。
人生にどんなターニングポイントがあって、どういうふうに今の自分になってきたのか。
それをもとにディスカッションするとありました。
「へぇ~、知らなかった」「面白い人生だね」「苦労したんだね」といった会話になりますが、
これは、いわゆるファクト(事実)ベースではなくて、「価値観ベース」「信念ベース」の会話です。
心理的安全性を高めるためににはこうした会話、つまり「本音」(愚痴も含む)を言い合うことが、とても大切だと説かれていました。
■ 読んで考えたこと
初めに本書を読んで「価値観ベースの会話」というのがピンときませんでしたが、「ライフ・ジャーニー」セッションの話を読んで、腑に落ちました。
自分の人生のターニングポイントのような深い話をメンバーに話すことなど飲み会の席以外では考えられませんでした。
しかし、会社のセッションとして取り組むことで、みんなに聞いてもらえるし、みんなのターニングポイントを聞ける、とても意味のある機会だと思います。
メンバー同士の根底にある価値観をお互いに知ることによって、心理的安全性は高まると思います。ぜひ、会社でも取り入れてみたいです。
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