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一番大事なのは「よいコーチである」こと

◉ 一番大事なのは「よいコーチである」こと

前回紹介した「優秀なマネジャーの8つの特徴」の中で一番大事なのは『①よいコーチである』ことだとありました。

コーチングできることがよいマネジャーであるための土台、必須の条件ということです。
裏返して言えば、コーチングできないマネジャーは、たとえ②~⑧ができているとしても、結局はチームのパフォーマンスを上げることができないとありました。

コーチングというのは、「おまえ、これやれ」などと指示・命令することではないそうです。

たとえば、「最近どうですか?今日は少し時間を取って、いろいろお聞きしたいですね。
うまくいっていることと、もう少し力をいれなきゃならないことを、ちょっと二人で一緒に整理しましょう」などと対話することだとありました。

続けて、「なるほど、うまくいってるのはこれですね。よくできているんじゃない?じゃあ、細かくよくできた理由を考えてみましょう。
なんでこんなにうまくいっているんですか?」

そうした質問や応答を通じて、本人に自分がやっている仕事について自己認識させることが、コーチングの目的だと説かれていました。

次回はコーチが行う基本的な質問「GROW」について紹介します。


■ 読んで考えたこと

コーチングができなければ、他の資質があってもチームのパフォーマンスを向上させることはできない、というのは

ぐさりと胸に刺さりました。

しかし一方でコーチングができるようになれば、他の②~⑧の資質も備わってくるような気もしました。

個人的にはコーチングの経験がないので、メンバーとの対話を通してパフォーマンスをアップさせる方法は知りません。

ただ何となくイメージするものはあるので、それが正しいか答え合わせをするように次項からも興味深く学んでいきます。

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