satotetsutennis0310

選手時代には実業団に所属しながら海外の試合を転戦。 全日本選手権はダブルスで4回優勝し…

satotetsutennis0310

選手時代には実業団に所属しながら海外の試合を転戦。 全日本選手権はダブルスで4回優勝しました。 現役引退後はコーチに転身。 雑誌技術解説経験多数、本出版あり。 ガオラ、DAZN、AbemaTV での解説経験あり。 ATPの試合を見るのがとても好きです、

最近の記事

オーストラリアオープンの振り返り

シナー対メドベージェフというビッグ4が決勝に残らなかった2024年のオーストラリアオープンの決勝。 準決勝でジョコビッチに勝ち波に乗るシナーが接戦を潜り抜けて勝ち上がってきたメドベージェフにセットカウント0-2からの大逆転勝ちで優勝しました。 シナーは昨年のシーズン後半でジョコビッチと3回対戦して2勝してます。 これらの試合を見た時にかなり自信をつけているなあと思いました。 ほとんどの人が今回の優勝候補はシナーと思っていたのではないでしょうか? グランドスラムは大舞台。

    • イタリア🇮🇹デビスカップ優勝 歴史の振り返り

      イタリア🇮🇹がデビスカップで優勝しました。 今やエースとなったシナーが、前週のツアーファイナルの決勝で敗れたジョコビッチ🇷🇸 に準決勝で勝利。 なんとマッチポイントを3本握られた所からの勝利だったようです。 決勝ではその好調を維持してオーストラリア🇦🇺のデミノーに完勝しました。 この優勝は47年ぶりだそうです。 47年前というと1976年。 この年にイタリア🇮🇹はチリ🇨🇱を下しての優勝でした。 私はこの当時7歳。 テニスはしていましたが、この当時の事は覚えていません。

      • ツアーファイナルの振り返り

        NittoATPTourFinalが終わりました。 1週間の間にシングルスとダブルスの2023年のランキング上位者8名(8組)がイタリア🇮🇹トリノに集い、2023年の最強者を決める大会です。 1日平均4試合ずつ。 日本時間だと夜と早朝にシングルスを試合がら行われる組み合わせ。 私は幸か不幸かギックリ腰で数日テニスが出来なかった事もあり、前半はだいたいの試合を見る事が出来ました。 1年の総合の成績なので各選手によって調子はまちまち。 試合方法はテニスでは珍しいリーグ戦から

        • 木下グループジャパンオープン

          10月16日、17日と有明テニスの森で行われている木下グループジャパンオープンの観戦に行ってきました。 昨年までの楽天から木下グループにスポンサーが変わり、スケジュール的にも2週間遅れての開催になりました。  例年は中国でのATP500が同じ週に開催だった事。 その後にマスターズ1000が同じく中国で開催という事で選手に敬遠されていたように思いましたが(選手が偏らないようにATPは何かしらの対策はしていたはず)今年は見事なメンバーでした。 第1シードは昨年優勝のフリッツ🇺

        オーストラリアオープンの振り返り

          ジョコビッチ🇷🇸がUSオープン優勝🏆

          今回の2023年のUSオープン、終盤の試合は早朝からの試合が多かったのですが見る事が出来ました。 ウィンブルドンでアルカラス🇪🇸がジョコビッチ🇷🇸を破り(この試合は仕事のため見れなかったのです…)これはもう世代交代か! そう思われた中でそのアルカラス🇪🇸に勝利したメドベージェフ🇷🇺とビッグサービスを武器に勝ち上がってきたシェルトン🇺🇸に勝ち上がってきたジョコビッチ🇷🇸 この2人は2021年の決勝で対戦しており、その時はストレートでメドベージェフ🇷🇺が勝利。 見事にグランドス

          ジョコビッチ🇷🇸がUSオープン優勝🏆

          錦織圭、ATP250 アトランタ

          チャレンジャー3大会を経てついにATPツアーに復帰となった錦織圭。 過去に優勝した事のあるアトランタの大会にPR(プロテクトランキング)を使っての出場となりました。 1回戦はトンプソン🇦🇺に7-6.7-6で勝利。 トンプソンにはウィンブルドンでの苦い敗戦があります。 ビッグサービスにやや苦しみましたが、ここぞというところでギアを上げてのストレート勝ちでした。 2回戦はシャン🇨🇳に6-4.7-6で勝利。 シャンは1回戦で期待の若手シェルトン🇺🇸に勝った若干18歳。 IMGア

          錦織圭、ATP250 アトランタ

          ブブリク🇰🇿という選手

          先週のATP500のハレ🇳🇱で見事に優勝を果たしたカザフスタン🇰🇿のブブリク。 これでツアー2勝目になります。 1勝目は昨年のATP250のモンテペリエ🇫🇷。 決勝でズべレフ🇩🇪にストレートで勝っての優勝でした。 今回のハレ🇳🇱では、チョリッチ🇭🇷、シュトルフ🇩🇪、シナー🇮🇹(シナーがリタイア)、ズべレフ🇩🇪、ルブレフ🇷🇺と錚々たるプレイヤーを下しての優勝です。 ブブリクというとドロップショットやアンダーサーブを多用したトリッキーなプレイが持ち味。 キリオス🇦🇺やブラウ

          ブブリク🇰🇿という選手

          錦織圭、復帰戦で優勝🏆

          1年8ヶ月ぶりの大会をプエルトリコ🇵🇷でのチャレンジャーに選んだ錦織圭。 プエルトリコは中南米の島国。 いわゆる日本の裏側。 大会側の配慮なのか、WOWOWの力なのか、比較的日本で見やすい朝の時間(現地はいわゆるナイトセッション)に試合を組んでくれました。 トーナメントですからもちろん負けたら終わり。 決勝までの5試合。 もちろん全ての試合は見れたわけではありませんが、幸運にも決勝の月曜日(現地は日曜日の夕方)は11時からレッスンなのでしっかり見る事が出来ました。 決勝

          錦織圭、復帰戦で優勝🏆

          錦織圭、復帰戦!

          待ってました、錦織圭。 約1年8ヶ月ぶりの試合出場。 いつ復帰するの? 本当に復帰するの? もう引退しちゃうの? こんなにモヤモヤとした気持ちをずっとずっと持っていた人も多いと思います。 ここ最近のグランドスラムを含めたテニスの大会。 オタクである私はいろいろな選手の活躍が見れて楽しかったのですが、やはり錦織圭の試合を見れない寂しさを常に感じていました。 特にTwitter界隈ではいわゆる「オンライン観戦&応援」という独特の観戦方法があり、これが出来ないのがとても寂しか

          錦織圭、復帰戦!

          アンドゥハル🇪🇸という選手

          今週のバルセロナにワイルドカードて出場のアンドゥハル。 残念ながらエチェベリーにストレートで敗退でした。 今のランキングは323位。 現在37歳。 今年の秋のチャレンジャー(おそらく地元スペインの大会でしょう)を引退試合と考えているようですが、ATPツアーレベルの試合だとランキングの事を考えるとこの試合が最後の試合なのでしょう。 何を隠そう(いや、何も隠してないですが)昔からこのアンドゥハルという選手が好きでした。 イケメンなのです。 そして無精髭もとてもとても似合って

          アンドゥハル🇪🇸という選手

          ハチャノフ🇷🇺という選手

          みなさんのご要望にお応えしまして(そんなご要望はないかな?)ハチャノフについてです。 マイアミのマスターズは惜しくもメドベージェフに敗れはしましたが、見事ベスト4。 今年の全豪オープンではベスト4。 昨年のUSオープンでもベスト4という好成績を収めています。 大きな大会での安定感は抜群ですね。 2021年の東京オリンピックではなんと銀メダルを獲得しています。 素晴らしい成績を残しているのに、なんだかあまり目立たない。 確かにそんな感じはあります。 海外ではどのような感じな

          ハチャノフ🇷🇺という選手

          マナリノ🇫🇷という選手

          マスターズ1000が重なり、ノートを書くタイミングを逃していました。 マイアミで今若手大注目のシェルトン🇺🇸を下し、トップ選手でもあるフルカチュ🇵🇱をも下し次もいけるのでは?というところでユーバンクス🇺🇸に競り負けたフランスのマナリノ🇫🇷 ついて、ここでいろいろと書きたいと思います。 一部のテニスファンの間でカルト的な人気を持つマナリノ。 私のTwitter界隈のテニスおたくの間ではダントツの人気を誇っています。 何故これだけカルト的な人気を誇るのか? (私がそう思ってい

          マナリノ🇫🇷という選手

          シェルトン🇺🇸という選手

          昨年の8月のシンシナティのマスターズ1000.。 2回戦でルードにストレート勝ちした選手の名前が「シェルトン」 この名前を聞いてすぐにこの選手を思い出しました。 90年代に活躍したアメリカのブライアン・シェルトン。 ジャパンオープンやセイコースーパーテニスに来ていたと思います。 おそらくその時に試合を見ているはずです。 私より(現在53歳です)4歳年上の選手。 アメリカのジョージア工科大学出身の選手。 大学卒業後にプロに転向。 1991年と92年にニューポートの試合(芝

          シェルトン🇺🇸という選手

          クレッシー🇫🇷🇺🇸という選手

          今や希少価値とも言えるプレイスタイルのサービス&ボレーを主体とするアメリカのクレッシーについてです。 もうご存知の方も多いとは思いますが、出身はフランス。  お父さんがフランス人でお母さんがアメリカ人。 お母さんはバレーボールの選手でアメリカの大学で活躍していたようです。 ジュニアの時もフランスでずっとテニスを続けていたようです。 どのような経緯なのかはわかりませんが、大学はアメリカのUCLAへ。 背が高くサービスがその頃からの武器で主にダブルスで活躍していました。 20

          クレッシー🇫🇷🇺🇸という選手

          ルード🇳🇴という選手

          ダニエル太郎🇯🇵がルード🇳🇴にファイナルタイブレークで勝ちました。 ファイナルセットは終始ダニエルがストロークを支配していました。 先にルードにマッチポイントを握られはしましたがそこから盛り返し、素晴らしい勝利でした。 ちょうど今はデミノー🇦🇺と対戦しています。 頑張って欲しいです! 今回はルード🇳🇴についてです。 ルードという名前を聞いたのは今から5.6年前かな? 南米のツアーで勝ち上がっていた時です。 なんか聞き覚えのある名前だなあと調べてみたら、お父さんがクリス

          ルード🇳🇴という選手

          メドベージェフ🇷🇺という選手

          ドーハの決勝でマレーを下して優勝したメドベージェフ。 前週のロッテルダムに引き続いての優勝。 少しずつランキングも上がってきましたね。 強力なサービスをガンガンと打ち込みさっさとサービスゲームを終わらせる。 どちらかと言うとフラット系のボールで壁のように打ち返す。 (フォアハンドに関しては少し回転量を増やしているように思います…) リターンゲームの時はそこまで下がるの?という場所からこれまたフラットのリターンを打ち、これまたいやらしいストロークを打ち返す。 基本的にはパ

          メドベージェフ🇷🇺という選手