アンドゥハル🇪🇸という選手

今週のバルセロナにワイルドカードて出場のアンドゥハル。
残念ながらエチェベリーにストレートで敗退でした。

今のランキングは323位。
現在37歳。
今年の秋のチャレンジャー(おそらく地元スペインの大会でしょう)を引退試合と考えているようですが、ATPツアーレベルの試合だとランキングの事を考えるとこの試合が最後の試合なのでしょう。

何を隠そう(いや、何も隠してないですが)昔からこのアンドゥハルという選手が好きでした。

イケメンなのです。
そして無精髭もとてもとても似合っています。



ツアーではATP250ではありますが、4回優勝しています。

その全てがクレーコート。
バルセロナと後の3回はマラケッシュとカサブランカ。
そう、モロッコ🇲🇦の大会で異常な強さを発揮していたのです。
2011年に初優勝、この時はイタリア🇮🇹のスタラーチェという選手に勝って優勝しています。

2018年も優勝してますが、その時のランキングが355位。
この頃はケガをしていてランキングを落としていたのです
ランキングは最高32位まていっています。

クレーコートでは安定した結果を残してはいますが、実は他のコートだと負けが続く事が多かったです。

プレイスタイルはフォアハンドもバックハンドも強打中心。
印象としてはバックハンドの方が強烈なイメージです。

非常に攻撃的なテニスなので球足の速いコートが得意なように感じるのですが、意外とそうではない…
2019年のジャパンオープンの1回戦でシモン🇫🇷と戦っている試合をみました。
怪我などをしている様子もなく、普通にプレイしているように見えたのですがストレート負けでした。
もしかしたらハードコートでの戦いに少し苦手意識を持っているような感じでした。
逆に圧倒的にクレーコートでの戦いに自信を持っているのでしょう。
おそらくフットワークと読み、ポジションに相当自信があったように思います。

2021年のジュネーブの試合ではフェデラーに勝利しています。
あれはたった2年前なのか…

そして皆さんにお馴染みなのは錦織圭との対戦が多かった事。
対戦成績はアンドゥハルから1勝4敗。

その1勝は2013年のマドリードマスターズ。
そう、錦織圭がフェデラーに勝った後の試合です。
もうあれもある10年前なのですね。
2015年のバルセロナの決勝でも対戦。
この時は錦織圭が勝ってます。

怪我が多かったのでランキングを落とす事もしばしば。
でもチャレンジャーをまわり、きちんとランキングをトップ100に戻しています。
この不屈の精神は見習いたいところです。

2021年から22年まではATPのプレイヤーカウンシルのメンバーにもなって尽力を注いだようです。
引退後も何かこのような形でATPと絡んでいくのではと思っています。

11月のバレンシアのチャレンジャーの試合が引退試合になるようです。
もう少し楽しみがありますね。

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