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ビバ!『見るだけ』競馬

「いやぁ、『競馬』って本当に楽しいもんですね」


と、水野晴郞さん風に始めてみました。


まあ、実際はやってないんですけどね・・・。

(休憩中の詰所での出来事)


「いつもめちゃめちゃ楽しそうに携帯眺めて競馬予想して僕に買い目を熱く語ってくれますけど、ようかんさん、実際はお金を賭けてはやってないんですよね?」


「ええ(即答)」


「それって、楽しいんですか(笑)?」


「ええ(キッパリ)。何しろ、やっているゲームの『アイテム』がかかってますからね」


「ゲームのアイテムの獲得だけによくその『熱量』でいられますよね(笑)?」


「ええ。むしろ実際に賭けている時よりかなり楽しいんですよ」


「(笑)」



先輩の気持ちもわかります。彼からしたら、


「俺は一体、何を聞かされているんだろう?」


ですよね(笑)。


でも実際、この『見るだけ競馬』楽しいんですよね。


バリバリに『賭け事』として競馬をしていた時代は、欲にまみれた『濁った目』でそれに臨んでいました。


中山競馬場に行って、馬券の買える1番手前の入り口から入って、まずは数レースの馬券を購入。


そして、食事も出来るその次の入り口から入り直して、何かしらを口にしながら『モニター』でレースを見ていました。


ちょっと歩けば目の前で『生の競馬』を見られるんですけど、いつもモニター観戦でしたね。


カップルも結構来ていて、女性の方が「パドックで見たらお馬さん可愛い。レースも生で観よう」なんてやってましたけど、


「馬って、そんなに可愛いかあ?で、生で観たところでたいして面白さは変わんないよ」と心で毒づきながら、目の前のモニターのみを見つめていました。


今考えると、嫉妬してたのかもしれませんね。


当時は『競馬』=『100%賭け事』でした。



そんな私も結婚し、子どもたちも物心がついてきたことからママにも助言を受けて改心。


お金を儲けたいわけでなく、ただ心の隙間を埋めたいだけだったことに気付き、「賭け事としての競馬」からはすっぱり足を洗いました。

辞めてみると実に清々しいもので、実はそもそもまるっきり『物欲』がないことも判明し、一気にムダに使うお金が減りました。


そして興味深いことに、「賭け事としての競馬」を辞めたことにより、「スポーツとしての競馬」を俄然面白く感じるようになりました。


思い返せば小学校時代。シンボリルドルフの正攻法で相手をねじ伏せる強さにしびれ、その子トウカイテイオーのしなやかな美しい走りに魅了され、競馬にハマったのでした。


その感覚が戻ってきたんですよねえ。


実際に賭けないことで、競馬を見る目が『濁った』ものから、スポーツを純粋に楽しむ『澄んだ』ものへと変化しました。


今やっている携帯ゲームの『ダービーインパクト』が週末になると『実際の競馬』と連動していて、予想が当たるとアイテムがもらえるんですよ。


これがですねえ。


『澄んだ目』で予想すると、まあよく当たるんです。


直近2週間の、私の重賞レースの予想と結果がこちらになります。

安田記念
鳴尾記念
エプソムカップ
函館スプリントステークス

4レースとも単勝・馬連・3連単のいずれかは的中していて、それぞれアイテムをゲットすることが出来ました。


ホント気持ちいいですよね。


まあ、実際はやってないんですけどね・・・。

以上長々と書いてきましたが、要約すると


「実際は賭けていない競馬をゲームで当てていることの自慢話」


になります。


はい。


なんかごめんなさい🙇


なんのはなしですか💢」って、怒らないでくださいね。


ただ、この『見るだけ競馬』。


なかなかに楽しめますので、「ギャンブルはちょっと」という方も予想だけしてみて、壮大な『血のロマン』に触れてみるのも一興かな、なんて思います。


ビバ!『見るだけ』競馬🐴
















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