天地の事件簿VOL.9「老人性うつ症」(前編)
うつ症とは、注意力が散漫になって、抑うつ感が強く、「死にたい」と思うなど、悲観的になります、食欲減退や不眠に悩まされることも少なくありません。
うつ病を発症すると、気分が落ち込む、注意力が散漫になったり、物事への興味や幸福を感じない、やるきが出ない、食欲が落ちる、眠れないなどの症状が出ます。
その場合、記憶力の低下を認めたり、判断能力がなくなったりなどの症状も
出るために、認知症ととても間違われやすいです。
老人性うつの方は、「頭痛や立ちくらみ・めまい」「食欲低下」「疲れやすい」「死にたいという悲観的な考え」「肩こり」「気持ち悪い」「しびれ」「耳鳴り」などの様々な症状を訴えることがあります。
本人がこうした様々な症状を自覚し、不安や抑うつを感じていることもうつ病の特徴です~何やら恐ろしいですね。
引っ越しなどの住環境の変化、仕事を退職した、家族と別居となった、などの「環境的要因」と、病気の悪化や不安、配偶者との死別、老化に伴う体力や身体の衰え、などの「心理的要因」の2つが主な原因となり発症することが多いと言われます。
病気で倒れ既に4年が経過しようとはしていますが、毎年1回計4回の手術を受けまして何とか生きておりますが主治医からは「生きがい」を持つように
アドバイスを受けておりますが、最近その意味を痛感しております。
最初の頃は「何を爺臭い~」と突っぱねておりましたが、次第に自分の居場所が狭くなり何をやっても前向きになれなかったりして苦労するようになりました。
調べてみるとどうにも「老人性うつ」の症状がピタリと当てはまったりして怖いものがありますが、逆にこれって一般的なのだと安心もしています。
要はそれなりに年齢に達し身の回りに色んな変化が生まれてくるとうつを発症する可能性があるってことです、恐ろしいですね。
【後編に続く】