すごい言語化 - 簡易書籍レビュー
書籍タイトル:
すごい言語化
著者:
木暮 太一
ジャンル:
ビジネス一般
出版年:
2023/6/7
ダイヤモンド社
要約:
日常の問題は言語化できていないことに問題があるという前書きで書かれているが、全ての内容がビジネス、特にマーケティングに限定した言語化の説明になっている。
良かった点:
マーケなど仕事で言語化が必要な人には参考になる。
言語化の意義や定義付けが例ベースで記載されている。ただしビジネス的なものに限定される。
良くない点:
他のマーケティング本にも多く書いてあることが記載されているだけ。
日常生活の言語化問題とは概ね関係ないが、申し訳程度に記載はある。
ダイヤモンド社のフワフワビジネス書にありがちな使い回しと薄い内容。
おすすめ読者:
マーケティング本を読んだことがない人
総評:
仕事でキャッチコピーなど明らかな言語化を必要とされない限り、あまり必要にならない書籍。
日常生活の言語化ではないため期待はずれ。
引用フレーズ:
なし
あくまで個人的な感想:
正直、他のマーケティング本に多く書いてある内容の使い回しなので、すでにこういった本を読んだことがあるのであれば改めて読む必要があるか微妙な所です。
ビジネスで言語化が必要な人は、顧客の利益を考えそれを伝えろという一言に集約できる内容を、「言語化」という流行りのタイトルにして、内容を使い回しで売ろうとしたビジネス本です。
マーケティングの仕事をして日が浅い人は一読してみると良いと思います。
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