憧れはファンの始まり
私はあんな人になりたい!
こんな選手みたいになりたい!
誰に憧れを持つのか、対象は様々だと思います。
憧れを持つ。
全ての物事を始めるきっかけは何かしらあって、実際に行っている姿を見てやってみたくなったり、友人に誘われて遊びとしてはじめてみたいなど種類は多岐に渡ると思います。
そんな中で憧れを持って始める人も多いと思い、今回は私が憧れていた話をここで話したいと思います。
まず、前提として私が憧れたのは、父→中村晃 です。
最初に憧れたのは父でした。
私が正式に野球を始めたのは小学3年生の冬で、それまでは草野球チームでプレーする父の試合や練習によくついていくみたいな感じでした。
小さい頃からおもちゃではありますが、遊びで使うプラスチックのバットで打ったり、子供用のラケットでテニスっぽい遊びを父と弟でやっていました。
その中でどのようなプレーに惹かれてとかはあんまりないのですが、父はそのチームの中で比較的打てる選手(高確率でヒット以上を打っていた)で自分もあんなに打つとか投げるとかなんでもいいから活躍してみたい!と思ったのがきっかけでした。
そこで初めて野球としっかり触れ合い、楽しみたいと思い、少年野球チームへの入団を検討しました。
すると、意外にも通っていた小学校のグラウンドをメインで利用していたチームがあり、当時仲が良く遊びでキャッチボール等をしていた友人と一緒に体験に行きました。
正直、父からは他のチームを紹介されていて、どちらに入るかと悩んだのを覚えています。
結局は、通っている小学校で行っていたチームに入りました。
今では素敵な仲間と同じスポーツができて光栄に思っている自分がいます笑
野球を継続したのは、小学3年の冬から高校野球の引退までの間でした。
その期間で特に高校に上がるまでは、プレーに熱中していた事からも理想像はあったのかもしれませんが、誰かに憧れた覚えはありませんでした。
しかし、高校に上がってから、プレーに熱中していた頃とは違いプロリーグであるプロ野球の試合を少しずつではありますが、見るようになってレベルの高いプレーを見てあんなプレーをしたい!や真似する点はないかと悔いるように、特にバッティングフォームのスロー再生等がyoutube上に上がっていたので見ていました。
そこで憧れを持ったのが上記で記載した、中村晃 選手でした。
なぜ、憧れを持ったのか、
それは、私自身が左投げ左打ちであった事となりたいタイプの打者であったからです。
具体的にどのような選手に憧れるまたは好きになるかはもちろんたくさんあるとは思うのですが、打者で絞って言うなら大きく2つのタイプがあります。
それは、強打者か好打者。
野球がわからない人にもわかるように説明すると、強打者は長打力がある選手つまり、ホームランを沢山打ったりスケールの大きいスイングでヒット以上の2、3塁打を高確率で狙える選手のことです。
また、好打者は単純にバッティングがうまい選手を指し、強打者のようにホームランは量産できなくても高確率でヒットや出塁を狙える選手のことです。
私が憧れた選手のタイプは好打者でした。
なぜなら、強打者のようなスイングや実際にホームランを打ったことが少ないことから、一本のホームランを打つよりも沢山のヒットを打ちたい、またヒットなら内野手の頭を超えるか送球された球を一塁手が取るまでに一塁ベースを踏むという私にもできることだと思ったからです。
そんな中で中村晃選手は、福岡ソフトバンクホークスに所属する選手で詳細はリンクを貼っておくので見てみてください!
独特なフォームから巧みな技術を駆使し、最多安打や3割を超える打率を記録したり、三振や併殺打が少なく、ファールを沢山打って四死球が多いしぶといという言葉が似合う選手でした。
小学校の時から流し打ちは得意(振り遅れてただけかも)でヒット自体もセンターからレフトが多く、流すことを念頭に入れたバッティングをしていました。
そんなプレーをしていたからこそ、しぶとく3割以上打てる打者になりたい!と思ったし、真似や研究も行いました。
ここで今回伝えたいこととは、題名にもなっていますが、憧れはファンの始まりということです。
なぜなら憧れたら、夢中になってその対象を観察したり、研究したり何かしら行動に移し、その対象を知らないうちに応援しているのではないかと考えたからです。
憧れた選手等を研究したり、真似したりすることでその人を知る行動をとっている訳なので知れて知らなかった時よりも親近感のようなものが湧いてくるんだと思います。
だからこそ、野球を面白いと思ってもらいたいと思うなら、プロ野球の観戦をお勧めするのです。
プロスポーツというのはある種、夢の舞台であり、厳選されたレベルの高い選手達が試合をするので学べることも多く、憧れを与える場でもあるからです。
今でも初めて行く球場だったりは、ゲートをくぐり、フィールドを見た時にはワクワクしたりするもので、いつまでも感情に訴えかけられる最近流行りの「コト」消費に乗っかってもっとファンや野球人口が増えてくれたらなと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
(写真:https://www.google.co.jp/amp/s/www.sankei.com/sports/amp/181101/spo1811010037-a.html)
Thank you!!