【自己紹介】 伝吉 その人となり
Note を始めて1カ月余り経ちました。
この間、僕こと 伝吉 は、Note の雰囲気や機能を把握すべく、暖機運転という名の練習投稿を続けておったわけです。
お陰様をもちまして、継続できそうな気分が醸成されてきたので、これを機会に、目印となるような自己紹介の記事を綴ることに致しました。
されば、思うがままに箇条書きで挙げていきますので、興味を持たれた方はザザッと目を通してやって下さいませ(低頭)。
伝吉_TellGlad の自己紹介
1:基本情報
A:名前
伝吉_TellGlad
B:性別
男
C:生年
激動の1968年
D:居所
宮城県仙台市内の山側に在住
E:家族
妻 & 息子2名
F:職業
極小アトリエ系建築設計事務所の主
G:性質
好奇心旺盛 意志強固 少々繊細
H:長所
人見知り無し 会話好き 迎合しない
I:短所
短腹(以前より気長にはなったかと…)
2:趣向性
A:愉しみ(Indoor)
読書 音楽、美術、落語の鑑賞
B:愉しみ(Outdoor)
旅行 登山 釣り 写真
C:ライフワーク
手仕事(彫刻、鱒釣り用ルアー製作 等)
D:ライフスタイル:
ミニマムライフ(別名:清貧生活)
E:好きなスポーツ
サッカー 格闘技 XGameの全競技
F:尊敬する人物
鴨長明 熊田千佳慕 みうらじゅん
G:カリスマ
ジョン・レノン ニコラ・ジャジェール
※ニコラ・ジャジェールは、仏人クライマーにして、医師の顔を持つ人物。自身を実験台に高所登山を医学的に検証・考察しようと試みた。ヒマラヤ最後の課題と目されたローツェ南壁を単独登攀中に遭難死している。
3:近い将来の指針にも似た淡い希望(23/04/14修正)
A:「足るを知る」を念頭に生きる。
B:息子達を速やかに社会へ送り出す。
(長男は終了! 残るは次男坊)※修正
C:電化製品を買い足さないで生活する。
(自身の労力に頼る習慣を再構築)
D:車は夫婦で1台に抑える。
(20年前からやりくり継続中)
E:60歳で本業から離れる。
F:リタイア後は夫婦で海釣りを楽しむ。
G:65歳を過ぎたら「生」に執着しない。
H:死ぬ間際まで手仕事を全うする。
蛇足な補足
ここからは「伝吉の取り扱い説明書」として、前出の「2:趣向性」の中から、伝吉を形成しているキーワードを幾つか抽出して、深堀りしてみようと思います。他愛のない話に始終しますので、興味のある方のみお進み下さいませ(微笑)。
【読書】
読書は、ジャンルを問わない乱読派です(但し、自己啓発本は除く)。
読書好きになったきっかけは、お袋の読み聞かせ習慣と、読書家の親父のお陰だと思います。幼少から常に本に接している感じでしたね。
両親には本当に感謝しています。
敬愛する作家は、夏目漱石、吉村昭、ジュール・ベルヌ 他多数です。
仕事柄、建築・アート関連図書を多く蔵書していますが、本質的には民俗学(周縁の歴史)の関連分野に興味があるので、宮本常一、沖浦和光、網野善彦、今和次郎といった研究者の本の割合が高いですね。
5年程前から、現況以上に蔵書を増やさない目的で、県立図書館(月2回)に通って本を借りるようにしています。
最近の読書的マイブームは、山本周五郎 や 藤沢周平、池波正太郎といった時代小説を再評価することです。(目下、鋭意再読中也。)
【音楽】
音楽は、幼稚時代からピアノを習っていた(13年間継続)こともあり、クラッシック音楽を好んで聴いていました。
けれども、小学5年生の時に出会った BEATLES と Monkees の影響をまともに受けたことによりロックへ傾倒することになりました(笑)。
現在では、クラッシックは勿論、ジャズ や ブルーズ、プログレ、オルタナティブ、ハードロック、ワールドミュージック まで何でも聴きます。
また、ヒップホップやラップ、レゲエも聴きますが、語れる程の口は持っていないので、滅多に言及することはありません。
(※Jポップと韓流系は門外漢を自認)
アイドルは、ジミ・ヘンドリックス、スティーブ・レイ・ヴォーン、ジェフ・ベック、アル・ディ・メオラ、パコ・デ・ルシア 等々です。
殆どギタリストで構成されていますが、それは中学1年生の時からギターを弾くようになったことが影響していますね。
因みに、3ピースバンドが好みで、リズム隊がしっかりしていると一目惚してしまうタイプのリスナーです(笑)。
【美術】
美術は、幼いころから絵画教室に通わせてもらっていたので(前出のピアノは親の強制)、創作することも鑑賞することも大好きですね。
旅先での美術館巡りは、定番のスケジュールとなっています(笑)。
好きな画家と言えば、子どもの頃は 印象派(モネ等)やポスト印象派(ゴッホ等)の画家が好きでしたが、大人になるにつれ パウル・クレー、ワリシー・カンディンスキー、ジョルジョ・デ・キリコ、マウリッツ・エッシャー 等々の作品を好むようになりました。
彫刻製作を嗜むようになった理由は、ソリッドな材料から形を削り出していくこと、かつ失敗できないという緊張感を強いられる(塑像の様な足し引きが不可)ことが、自分の性分に合っているという点が挙げられます。
好きな彫刻家は数多いますが、平櫛田中 や 藻己 に対しては、恐れ多くも格別の想いを抱いています。
また、子どもの頃から版画に強い興味を持っていたことから、古い時代の錦絵は勿論のこと、川瀬巴水や吉田博の作品に心惹かれています。
感覚的な話になりますが、僕は版画の中にあるレイヤー的な構造・作法が好きで、それは様々な面で影響を受けていると感じています。
【落語】
落語は、今は亡き親父(いわゆる ”江戸っ子” ではないけれど、神田で生まれた)の影響で好きになりました。
そのような経緯もあり、僕も親父に習って、息子たちを落語に親しめるような人間に仕立て上げました。その結果、多感で面倒な時期(二次反抗期)も、「とりあえず人の話に耳を傾ける」という姿勢が、彼らの身に付いていたことが幸いし、親としては比較的楽に対処できたと思います(笑)。
こうやって家庭内文化は連綿と受け継がれていくのでしょうね。
誰が好きかと問われれば、多分に漏れず ”志ん朝” ということになってしまうのですが、勿論、文楽 や 志ん生、圓生、可楽、三木助、金馬、正蔵(彦一)、小さんといった大御所達も大好きです。
現在活躍している噺家さんを挙げるならば、柳家喬太郎さん、柳家三三さん、古今亭文菊さんあたりが好きですね。
好きな噺は沢山ありすぎて、ここでは挙げられません。古い音源もそれなりに所有しているので、折に触れて聴いています。特に、お喋りする仕事(講師等)の前に聴くと、モチベーションが上がりますね(笑)。
冒頭で記した通り、落語がもたらす恩恵は数多ありましたが、僕自身は「日本語で遊ぶ感覚」を学びました。それは、生活や仕事の場面だけではなく、製作活動にも反映されていると感じています。
【写真】
写真は、撮影される側ではなく撮影する方が好きです。故に、遺影にするべき写真が一枚も無いので困っています(苦笑)。
かつては、山や川を舞台にしたアクティビティーの際にカメラを手にすることが多かったのですが、結婚して子どもを授かってからは、家族写真ばかり撮影していました。
平素からカメラを手にしない日が無い(現場の施工写真撮影がルーチン)ので、カメラは ”人生の相棒” といった感じですね。
現在使用している機材は、ボロボロの EOS60D 。交換レンズは、予算の都合でタムロン多し(笑)。また、現場やアウトドア・アクティビティー用として、オリンパの防水・防塵・耐衝撃のコンデジ TG-6 を愛用しています。
前出の通り、過去から現在に至るまでプロフェッショナルな機材を所有したことはありませんが、防水・防塵・耐衝撃性を謳ったコンデジの使用歴だけは長いですね。歴史的変遷を辿ってきた自負はあります(笑)。
アーティスティックな写真は撮影できませんが、自身の記憶を補完するための記録となるような写真を撮影するように心掛けています。
【旅】
旅は一番好きなアクティビティーかもしれません。と言うよりもむしろ、”人生そのものが旅” のようなものだと感じる今日この頃です。
生まれてこの方、父の仕事の関係で2,3年毎に転園・転校を繰り返していたので、忖度を伴う地元意識や土着的思考は皆無です(笑)。
その様な生活環境で過ごしてきたことから、何れの場所に行っても、何処に住んでも、常に客観視している感覚があって、平素から「一所不住な旅人的感覚」のまま生活していると感じています。
海外も相応に旅しましたが、観光や研修的な海外旅行は少ないですね。
長期の海外渡航の殆どが、登山(トレッキング)やロッククライミングを絡めた山旅になります。
訪れたことのある国は、北アメリカ(アラスカ含む)の各地、メキシコ、アルゼンチン、ニュージーランド 他です。
日本の中で好きな土地は、旅行をきっかけに縁を感じた 石川県 と、2度に渡って在住したことがある 長野県 です。双方共に、僕自身のライフスタイルに一番アジャストしている土地柄だと感じています。
【登山】
登山は、人生の中で一番執着して取り組んだアクティビティーだと言えるでしょう。特に熱を入れていたのは、ロッククライミングや冬期登山です。
山岳部に所属した学生時代は、東北の山々を中心に足跡を残しました。
特に、蔵王の山々で山スキー(滑走面にクライミングスキンを装着するスキー)を習得したのもこの時でした。
また、良き友と出会えたのも、大学山岳部のお陰だと言えるでしょう。
加えて、大学進学と同時に社会人のロッククライミング クラブに所属したこともあり、目上の皆さんと一緒に、各地の名峰や岩場を巡って歩いた経験もまた良き思い出になっています。
クラブの先輩方には、色々なことを教えてもらいました。
彼らに「金が無いのを言い訳にするな!」と激を飛ばされ続けた結果、北はアラスカから南はアルゼンチンまで飛び回り、トレッキングやロッククライミングを楽しむ羽目になりました(笑)。
学生時代の海外山旅は、全て単独行だったこともあって、ザイルパートナーが必要な時は現地で見つけていました。全ての経験が、血となり肉となったような気がしています。
社会人になってからは、ロッククライミングの他にも、バックカントリー・スキー & スノーボード にも手を出しました。
特に、東京から長野に仕事の舞台を移してからは、仕事や資格取得の勉強に多くの時間を割かねばならず、余暇を作るのに四苦八苦しましたが、魅力的な山域が近くにあったので、ストレスを溜めずに済みました(笑)。
冬の北アルプスも満喫できましたしね…。振り返ってみれば、お金にも時間にも苦労しましたが、濃厚な時間を過ごせたと思います。
現在は、身の丈にあった低山・里山や史跡めぐりを兼ねた登山・ハイキング、そして釣りを兼ねた沢歩きといった程度に抑えています。
心が痺れるような快感を求めるのではなく、心が穏やかになるような散策を心掛けています。
【釣り】
釣りもまた、幾つかの山谷を越えながら続けてきた愉しみのひとつです。
小学校3年生の時分に、親父から江戸川のハゼと多摩川のフナ釣りを教えてもらったのをきっかけに嵌りました。
こうした経緯もあって、息子たちにも釣り文化を伝授してきました。
観光と釣りを合体させるように予定を組んでいたので、極々自然に家族サービスへ転換していったような気がします。その様な中で、嫁さんが竿を手にするようになったのは、想定外の収穫となりました(笑)。
私自身が本腰を入れてきたのは、鱒釣り(トラウト・ルアーフィッシング)です。特に、ここ20余年はサクラマスに執心しています。
8年程前から、僕が作ったルアーを提供している秋田県や北海道に住む知己たちが、彼の川に棲む ”眉目秀麗なる美鱒” を釣ってくれています。
彼らが送ってくれる釣行時の写真やレポートは、遠征に出かけられなくなった今の僕に ”新しい釣りの愉しみ方” を与えてくれています(感謝)。
因みに、ルアー製作は小学校4年生頃から始めています。
その当時(杉並区 富士見ヶ丘在住)は、品揃えが豊富なホームセンターやネットショップ等が無かったので、渋谷の東急ハンズへ行って材料を買ったり、ルアー製作の情報を入手していました。
ハンズでは、たまたま出会ったアマチュア・ルアービルダーさんに教えを請うた…なんて思い出も数多くあります。
こうした経験のお陰で、大人に対して物怖じしなくなりました。子どもだからと馬鹿にしないで相談にのってくれた、心優しい先達の皆さんには感謝するばかりです。
人となり 後記
ここ10余年の間は、東日本大震災と後期高齢者介護等が重なり、従前までのアクティブな活動が影を潜めてしまいましたが、その一方で息子たちが順調に巣立ち始めたこともあり、ようやっと再起の芽が出始めてきているような気配を感じ始めています。
これからは、改めて自身の立ち位置を確認し、身の回りを整理整頓しながら、ゆっくりと歩みを進めていこうと考えているところです。
その様なわけで、これからの道程を記録する場として Note が機能してくれることを期待しつつ、マイペースで更新していこうと思います。
ご一読、誠にありがとうございました(低頭)。
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