おもしろかった。以外の感想言ってみる

イギリスの学校にいた頃、映画の感想、みんな口々に話してた。日本ではみんな、自分は感想言…

おもしろかった。以外の感想言ってみる

イギリスの学校にいた頃、映画の感想、みんな口々に話してた。日本ではみんな、自分は感想言えるような人間ではない、とか「面白かった」とか多い 映画の感想言うのはなんか、訓練になる気がする。やってみよう。

最近の記事

たわいない存在が声をあげる

女というものは、なんと他愛ないのだろう そう思いながら、涙を流して観ていた。   共産党のイメージを変える、支援者を増やす、 という面だけで言うなら、 今のやり方じゃダメだよぁ、 やり方を変える余地ありすぎ~という感想でしかないのだけど… 監督が党に対してどういう使命で撮っていたかはさておき、 出てくる人々に気持ちが動いたり、時に涙が流れたりした 誤解を恐れずに重ねて言うと、 登場人物が掲げている社会問題がたわいないのだ 元衆議院議員の池内さおりさんも映画内で話しているけど

    • 私にとっては死に際について

      ※星取りは苦手。何か書きたくさせてる時点で☆5つ! 彼は生まれもった身体に なにも不自由はなく見えた お話は面白いし、 滑舌も歯並びもよいし、 目も見え、耳も聞こえ、 四肢も動かせるし、 顔もハンサムだし、 ボカシの向こうの男性器も 正常に機能していた 障害者として区分されることに 納得していないように見受けられた わたしも同感だった… いや、これは単なるわたしの想いかもしれない… どうして社会は、 彼を殊更に障害者と呼ぶのか、 とばかり思って観ていた そして本人もそ

      • 愛について語るときにイケダの語ること

        • 色気がほのかに…

          「Mr.ノーバディ」 主人公のハッチを、 風采の上がらないオヤジ、 として見てあげないといけないんだろうなぁ…と思って観てました笑。 いやいや、でも、ムリ。 バレてるし。 かっこいいもん。 お腹出てないし。 あんな懸垂、ダメ親父には絶対できないよ!(後ろ頭の毛が柔らかそうなとこいい😆) 強盗入られたときも 怖じ気づく様子もなく 冷静な対応した、 としか見えてなかったよ笑 猫のキーホルダーきっかけ、 みたいのも いや、まぁ、いっか、付き合ってやるよ! みたいな笑 痛快だし

          ワルの側のハッピーエンディング

          ★ディズニーアニメ「101匹わんちゃん」に登場した悪役クルエラの誕生秘話を、エマ・ストーン主演で実写映画化 2021年製作/134分/G/アメリカ 原題:Cruella 配給:ディズニー ※画像はネットから拝借… どうやっても変えられない結果が掲げられたものに物語をくっつける という映画である。 その土台の物語自体、少なくとも親子2~3代には渡るだろう歴史(?)があり、中身が「常識」化すらしている。 そう。クルエラは勧善懲悪という言葉でいうところの、 懲らしめられるべき悪の

          ワルの側のハッピーエンディング

          身につまされる

          「獅子座」 監督=エリック・ロメール 1959/フランス/103分 https://eiga.com/l/i81j わたしはパリの街を彷徨い続けていた どうしていいか分からず 頭を抱えていた 金がない金がない金がない 四十にもなって 根っからの怠け者の私が 今さら働けるはずがない スマホの電源はとっくに切れている おしゃれ人間たちが集うカフェで物乞い 本当ならわたしはあの席に座って こじゃれたケーキと淹れたてのコーヒーを飲んでいる人間なんだ… …という気分を味わう103

          これはどういう…?

          アニメーションの神様、その美しき世界 Vol.2&3/Aプログラム 川本喜八郎作品〈4K修復版〉 http://www.imageforum.co.jp/theatre/movies/4265/ 企画上映のタイトルが長いよね、、、 つまり、川本喜八郎作品の特集上映だ、ていうわけです。 4本の短編が上映されました。 『花折り』『鬼』『詩人の生涯』『道成寺』『火宅』 先に謝っておくと… 寝不足だったんです! めちゃくちゃ楽しみにして 行ってたんですが、 開映前に、ちょっとだけ

          よかエピソード満載♡

          「欲望の法則」 原題『Premiere deseo』 初めての欲望 解説:ペドロ・アルモドバル監督が長年にわたってタッグを組んできたアントニオ・バンデラスを主演に迎え、自伝的要素を織り交ぜつつ描いた人間ドラマ。世界的な映画監督サルバドールは、脊椎の痛みから生きがいを見いだせなくなり、心身ともに疲れ果てていた。幼少時代に移り住んだバレンシアの村での出来事など回想する 初めてバンデラスをカッコいいと思った〜笑 (それはまぁどーでもいいけど笑) 安定のアルモドバル監督だったわ〜

          若者を興奮させる映画

          「mid90s」 ジョナ・ヒル脚本・監督 アメリカ/2018年/85分/スタンダード https://eiga.com/movie/90103/ 画郭、スタンダード!好き!😆 90年代半ばのお話。 空気感、音楽、 私にとっては「キャー!懐かしいー!」 という時代じゃないけど、 うん、うん、て観た。   13歳のスティービー(演じてるのは聖なる鹿殺しのあの子!) 近所のスケボーショップを たまり場にしている レイ、ファックシット、 フォースグレード、ルーベン、 そしてきっ

          痩せよう、と思ったり…

          ※星取りは苦手。 何か書きたいと思わせた時点で★5つ! 「AGANAI」 「だから、やったの俺じゃないし!」 なんだよね… それは覆らない。 それをわかってる阪原氏。 一体どうしたいのか…モヤモヤした。 サリン被害者である 阪原監督の苦しみを共有する時間。 荒木氏と水切りで遊んだり、 缶ペンケースのエピソードの後に、 ユニクロへ繋いだり… なごむ時間と、荒木氏をぎゅーっと締め上げる時間のテレコ。つら… 95年は、1月に阪神大震災が起き、 3月にサリン事件があり、 わ

          通いたくなるお店みたいな映画

          ※星取りは苦手。 何か書きたくさせてる時点で★5つ 「街の上で」 街に溶け込むように暮らしている荒川青。 雰囲気のいい店構えの古着屋の店員。 レジでいつも本を読んでいる。 行きつけのbar、古本屋、カフェ どれも「いい味」の店 折々でのやり取りがまるでコント こちらはくすぐられて笑ってしまう 一人一人、みんな真面目に生きてるけど いちいち可笑しいやり取りになる 一見、無口なクール青年とも言えるのにグズグズ未練がましいし、 カメラの前ではガチガチに緊張しちゃうし… 憎

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