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たった一度のタイ旅行でタイが好きになった理由

昨年末に初めてタイ旅行をしました。
ただ、とんでもなくハードなスケジュールでした。ゆっくり散策できず、タイの醍醐味ともいえる屋台メシすら食べる暇も無し。ナイトマーケットも時間が無くて買い物できず。

…というなんとも悔いが残る旅行だったのですが、それでもタイが好きになりました。屋台やナイトマーケットなど「タイらしい」ことを抜きにしても、タイの魅力を感じずにはいられない!

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1、ワーイ

ワーイはタイ語で「合掌」という意味です。
タイでは挨拶や敬意を表する際にワーイをします。スワンナプーム空港に到着した際にワーイの挨拶を受けたのですが、その所作の美しさに「タイ好きかもしれない」となりました。挨拶や敬意を体現した姿が美しくないわけがありません。タイに着いて早々、一目惚れです。

ドナ○ドもワーイ!

2、スーツにサンダル

街中に、ビシッとスーツを着こなし颯爽と歩く男性がいました。かっこいいなあと思いながら足元を見ると、なんとサンダル。
えっ?何で?ああ、タイは暑いから通勤中はサンダルなのかな。きっと職場に着いたら革靴に履き替えるんだ。なんて考えていたのですが、空港の免税店にも同じ装いの男性を見かけました。

すごく、良い。

自分が快適な服装で仕事をしているのですね。
スーツだから革靴じゃなきゃだめ。スーツだからサンダルを履いちゃだめ。という概念に縛られていない雰囲気がとても好印象でした。
もちろん、スーツに革靴という姿の男性もいました。 サンダル派と革靴派の共存です。

概念に捕らわれず、選択肢があって且つ選べるって素晴らしい。

3、物価

安い。とにかく安い。
コンビニのフランクフルトは約30円。袋入りの飴も40円ほど。ペットボトルの水も20円するかしないくらい。
こんなに安くていいの…?と不安になりながらコンビニで買い物をしたのは初めてです。

物価の話とは少し違いますが、ナイトマーケットでは値下げ交渉ができるそうです。交渉にチャレンジしてみたいな。

4、文字

タイ文字、全く読めません。
お店に行っても商品名すら読めないので、パッケージのデザインや空気を読んで(?)察することしかできません。勘に頼るしかない、という感覚が非常に危なっかしく、そして楽しかったです。

とは言え、やはり読めるに越したことはないのでいつかは読めるようになりたい。

※観光客用に英語表記がある場所もありました。ありがたい。

5、マイペンライ

「些細な失敗は”マイペンライ”」

マイペンライとは、タイ語で「大丈夫」という意味。タイの人々にはその「マイペンライ精神」がある、とタイ人のガイドさんが教えてくれました。
些細な失敗に怒るよりも親切にした方が良い、イライラするよりも「問題ない」と和やかに過ごした方が良い、と考えているそうです。タイは敬虔な仏教国なので、徳を重んじているとも話していました。「問題ない」と自他を許す精神は、ここから来ているのかもしれません。

些細な失敗を「マイペンライ」で流せるおおらかさ、見習いたいです。

※ガイドさんは「タイ人全員がそうとは限らないし、例えマイペンライ精神だったとしても不敬や不徳、犯罪性のあることには当然怒るから!」ともおっしゃていました。

6、色

日差しが強いせいか、全ての色がビビッドに見えました。
 あちこちで彩度の高い色が主張しています。視界がとても賑やかです。歩いているだけで楽しくなりました。

7、タイ人に間違われた

「あなたの顔、タイ人にそっくり」

タイ人にタイ人だと間違われました。
正直、ちょっと嬉しかったです。タイの方たち、目元がくっきりしていて好きな顔立ちだなぁと思っていたので。
 タイには何の縁もないはずなのに、顔立ちが似ているというだけで親しみが湧きました。単純。

ちなみに、全く同じ理由で台湾にも親しみを持っています笑

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タイのおおらかさとイキイキとした雰囲気が本当に楽しかったです。好き。
日本の規律や概念に縛られる雰囲気も悪くはないけれど(それで治安が良いのかもしれないし)、時にはおおらかな空気も吸いたいものです。厳しいばかりだと、息苦しくなりますから。私もマイペンライ精神でありたい...。

そんなタイの雰囲気に加えてナイトマーケットや屋台の楽しさを知ってしまったら、きっともうタイの虜なんだろうな。

タイ行きタイ!

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