見出し画像

【鹿児島】イワシなお洒落ホステルが隠れ家みたいで良かった

どうも。いとうです。

今日は、京都〜鹿児島の徒歩旅も最終盤、鹿児島北西部・阿久根で泊まったゲストハウスが「めっちゃイワシ」で、とても良かったのでご紹介します。

めっちゃイワシってなんやねん、と思いますよね。
でも本当にめっちゃイワシなのでみてください。
はい、こちら。

いわし、どどーん。

その名もずばり、「イワシビル」です。

https://iwashibldg.jp/

いわし、いわし、わしわし。
(※独り言です。スルーしてください)

こちらのイワシビル、一見それっぽくないですが、3階がホステルになっています。
それでは、このイワシビルの魅力ポイントを見ていきましょう。

魅力① 安い!

はい。まずは私が旅中に念頭に置いていた「宿泊先に求めるものランキング」堂々の1位、お値段の安さです。
シングルルームだと1人3500円で泊まることができます。有難い。
天井は他の部屋と繋がっているので完全な個室ではありませんが、プライベート空間は確保できるし、館内はとても綺麗だし、机と椅子もあるので、個人的には全く言うことなしでした。

魅力② まさかの2階がイワシ工場

先ほど、ホステルは3階と書きました。
それでは2階は…と言うと、まさかの工場です。
イワシの加工品などを製造しており、昼間に行くと製造工程をガラス越しに見学することができます。
ホステルに行こうと思って階段を上っていくと、突然工場が現れるわけです(笑)。
ホステル×工場という異色の組み合わせにびっくりしましたが、何だかビルの雰囲気とマッチしていて、妙にしっくりきていました。
工場併設のホステルは全国を探してもここぐらいではないでしょうか。
他にも知っている方いればぜひ教えてほしいです!

魅力③ 半円形の入口にワクワク

個人的に一番ポイントが高かったのは、個室に繋がる半円形の入口です。
ちょっと暗いのですが、写真がこちら。

右側がシングルルームの扉です。
左側のシャワー室の扉と見比べてみると分かると思うのですが…。
入口が、めっちゃ低い。
身長157cmという標準的な高さの私でも、身を屈めてくぐらなければいけません。

中はこんな感じ。半円形のドアをくぐると、隠れ家のようなこじんまりとした個室が待っています。(中は天井高いので、普通に立って過ごせます!)

「くぐる」という、ただそれだけの動作なのですが、これが思いの外ワクワクでした。小さい頃に公園の土管型遊具を何度もくぐって遊んでいたような感覚でしょうか(伝われ)。

遊び心のある内装に、ぐっと心を掴まれます。

魅力④ 1階のカフェでお洒落鯛焼きスイーツ!

3階はホステル、2階は工場、では1階は?と言うと、
イワシビルの1階はカフェ・お土産物やさんです。

ここのカフェでは、お皿に載った焼き立ての鯛焼きをイートインで食べることができます。「鯛焼き=食べ歩き」という常識を覆すかのごとく、塩クリームを添えた、スイーツのような鯛焼きを楽しむことができるレアなお店です。

私はせっかく泊まったのに営業時間に間に合わなかったので、ここは絶対にリベンジしたい…!

そして、カフェの隣のショップには、阿久根の特産品やお土産がずらり。
2階の工場で作っているイワシの加工品「旅する丸干し」も、ここで買うことができます。

特産品がずらり。

夕方にチェックインして、1階で鯛焼きを食べて、2階で工場見学して、3階で泊まって、1階でお土産を買って帰る。
このビルだけで、小さな阿久根旅を楽しむことができそうですね。

ちなみに、ホステル利用者はカフェで朝ごはんを食べることができます。もちろん(?)メニューはイワシ定食(800円・要予約)。私はどうしても朝早く出発しなければならず食べ逃してしまったのですが、Google mapのクチコミなどを見ていると本当に美味しそうで、めちゃめちゃ心残りです。
もし「食べたよ~!」という方がいらっしゃれば、ぜひ感想を教えてほしいです!

おわりに

以上、今日は鹿児島・阿久根のイワシビルをご紹介しました。
徒歩旅の間、個性的なゲストハウスにたくさん泊まりましたが、カフェ×工場×ホステルという組み合わせは流石に唯一無二だったなぁと思います。
その土地ならではの個性を活かした宿泊施設に出会えるのも旅の魅力。
皆さんにも良い出会いがありますように!


この記事が参加している募集

旅のフォトアルバム

泊まってよかった宿

大学院では東南アジアでお野菜の利用方法の研究をしたいと思っています。サポートしていただいた分は渡航費や現地での費用に充てさせていただきます!