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生きたままロブスターを茹でることは悪いことなのか?

生きたままロブスターを茹でることについて

2021年11月30日の記事に次のようなものがあった。

記事の概要としては、英国の大学がタコやイカ、カニも痛みを感じるので極端な方法で殺生しないように勧告したというものである。

では、何故ロブスターも痛みを感じると分かったら極端な方法で殺生して調理することが問題となるのか?

よく言われるのが「ロブスターが可哀そうだからやめるべき」のような可哀そう論である。

“可哀そう”という単語は「あわれで、人の同情をさそうようなさま」という意味がある。

ということは「ロブスターが人の同情を誘ってくるからやめるべき」という主張に変換できる。

“同情”という単語には「他人の気持ち、特に苦悩を、自分のことのように親身になって共に感じること」という意味がある。

ということは「ロブスターが茹でられるという辛さを自分のことのように感じてしまうから辞めるべき」という主張に変換できる。

この最終的な主張を見るとただのエゴイズムのように感じられる。

なので、誰かがロブスターを生きたまま茹でることしない選択をすること自体は肯定するが、その選択を強要すべきかというと私は違うように感じた。

あとがき

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