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イエナプランの記事を読んで考えてみた②

さて、前回の続きです。

前回の記事では、子どもに選択させることができるような枠組みづくりが大事だということを学び、書きました。

今回は、先生の働き方について学んだことがあったので書きたいと思います。

ゆとりの持続可能性

オランダ人の働き方を見たら、がんばるということの持続「不」可能な部分をすごく感じて、ゆとりを持ちながら楽しみながらやっていくことの強さを感じたんですよね。

平山さんの記事より

上の記事にあるように、オランダの先生方は、ただ「がんばる」ではなく、ゆとりをもちながら、楽しみながら働くことが何より大事であることを信念としてもっておられるようです。

ちなみに、日本では文部科学省「教員勤務実態調査」(22年度実施)の速報値では、過労死ラインといわれる月80時間の残業に相当する教員が中学校で36.6%、小学校で14.2%いるなど、長時間勤務の教員は依然として多いそうです。

まだまだ、日本は、ゆとりを持って働いている先生は少ないのが現状です。じゃあ、どうやってこの現状を解決したら良いのでしょうか?文部科学省がすばらしい方針を出すのを持つのでしょうか?

ここまで来たら、もはや僕は文部科学省や教育委員会が素晴らしい方針を出すのを待っていても何も変わらないと思います。

オランダの先生の「今の状況」はバトンを繋いでいたからある

「なんで、オランダの先生たちの環境はすばらしいのに、まだまだ訴え続けるの?」と。すると彼女は答えました。「直樹、それはちがうわ。私達はずっと訴え続けてきたから今があるの。これは教育者たちがバトンをつなぎながら勝ち取ってきた結果なのよ」

平山さんの記事より

訴え続けてきたから「今」がある。バトンをつなぎながら勝ち取ってきた結果である

僕は、この言葉を見て、今の現状に何もせずに黙っているだけだったら、自分だけじゃなく、これから教師になる今の子どもたちにもしんどい思いをさせてしまうことになるんだ。と思ってしまいました。

どうしても、先生は「子どものために」という魔法の言葉によって頑張りすぎてしまいます。

例えば、ChatGPTに聞いても同じことを述べています。

でも、その頑張りをもう一度考え直したほうが良いかなと最近思っています。

やっぱり、人が頑張れるのは、ある程度のゆとりがないと頑張れないと思います。ずっと、頑張り続けていたら、どこかで限界が来て精神的にしんどくなるか、だんだんイライラしてきて、不適切な指導をしてしまいがちです。

そうならないような環境づくり、システムづくりを「今」の僕たち先生が少しずつ変えていかない限りは、延々とこの現状は変わらず、将来の先生につけをまわすことになります。

将来の先生のためにと思うと、文部科学省の方針を待っているだけじゃなくて、自分で何かしら動いていかないととこの記事を読んで思いましたwww

じゃあ、どうするのか?については、もう少し考えて記事にしたいと思いますが、一つは標準時間数の削減かなと思ってます。

まとめ

この記事は、次でラストかなと思ってます。オランダの先生の働く姿勢を見ていると、自分の意志をしっかり持っていて、どこまでなら頑張れて、どこまでならもう限界なのかをしっかりわかって取り組んでおられるように思います。

日本の場合は、その限界を先生自身も管理職も曖昧にして、「子どものため」なら限界を超えても頑張ってしまう。頑張らせてしまうと思います。

この現状を変えていかない限りは、持続可能な学校、教師は育っていかないのかなと思いました。

今回は以上です。ここまで読んでいただき、ありがとうございました!!

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