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面白い心理学実験_Part2

昨日に引き続き、
個人的に面白いと思った心理学実験と
その衝撃の結果を書いていきます。



Part1を見てない方は
そっちも見てみてください✨
https://note.com/tegonyan/n/n48f61e0060b8



メイクの力

ある実験で、
街頭インタビューのインタビュアーに
女子学生を起用し、
素顔でインタビューする場合と
プロのメイクアップアーティストが
メイクを施してからインタビューする場合とで、
インタビュアーの態度を比較した。


結果、プロにメイクしてもらった女子学生は、
素顔の時よりもはるかに積極的に
通行人にアプローチし、
インタビュー自体も素顔の時とは
打って変わって自信に満ち溢れたものになった。


メイクや服装によって自分に自信が持てたり、
積極的になれることが判明。



つまりお前らもまずは見た目から自信をつけろ!




シロクマのことは考えないで

アメリカの心理学者
ダニエル・ウェグナーが
1987年に行った実験の話。


シロクマの映像を見せた被験者たちを
3グループに分けて3通りのことを教示した。


グループ1:「シロクマのことをよく覚えておいてください」

グループ2:「何を考えても構わないがシロクマのことだけは考えないでください」

グループ3:「シロクマのことは考えても考えなくてもどちらでもいい」


結果、一年後に一番シロクマのことを
覚えていたのはグループ2であった。


この現象は「皮肉過程理論」と言われている。


人間の脳は忘れようとすればするほど
記憶に留まり、
覚えておきたいことは忘れやすいということ。


思い返すと、学生時代の授業中に
「これは覚えなくていいけど」
と言われたことほど
妙に覚えているような気がする。



ネガティブもポジティブも感染する

人には、共感細胞と呼ばれる
ミラーニューロンがある。



たとえばテレビや映画を観ていて
悲しい気持ちになるのは、
ミラーニューロンの働きで
登場人物に感情移入しているから。



あくびが移るのも、
この細胞の影響と言われている。


カリフォルニア大学の研究者、
ハワード・フリードマンは論文より



「不安を言葉や態度で
 強く表現している人が視界に入ると、
 自分も同様の経験をする可能性が高い。
 それによって、
 脳のパフォーマンスが悪影響を受けるからだ」


ミラーニューロンがあることで
他人の喜怒哀楽に共感したり
察するということができるが、
自分の意思に関わらず
影響を受けてしまうという特徴もある。



つまり、身近にネガティブな方がいる場合、
自分自身もネガティブになってしまう
可能性が高くなる。


ストレスを強く感じて
イライラしている方がいれば、
自分もそのような影響を受けやすくなる。



研究から、
ストレスを感じている友人や家族、同僚に会うと
自分まで瞬時に影響を受けてしまうことが分かっている。



ストレスを感じている人を見ただけで、
被験者の26%がコルチゾール
(ストレスホルモン)のレベルが高まったとのこと。


朱に交われば赤くなるとは、まさにこのことだ。


ポジティブな人の近くにいる方が、
自身もポジティブになり
幸福感が高まるということになる。


ネガティブな気持ちになりたくないなら、
そういう人に近づかないこと。


思っている以上に
人は環境に影響されやすいと言える。


たとえば、
普段はキチンと信号待ちをしている人でも、
大勢の人が赤信号を渡っていると、
ついつい信号無視をしてしまいやすくなる。



これは「同調行動」と言われている。


実験では、
答えが誰にでもわかる簡単なクイズでも、
周りにいる人が不正解を選択すれば、
およそ3人に1人が間違った答えを
選んでしまうことが明らかになっている。


周囲の意見に流されやすい。


自分の意思はしっかりもっておけ!!


とまぁそんな感じで
心理学実験はなかなか面白いので
また見つけたら書いていきたいと思います👍



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