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面白い心理学実験_Part1

今日は心理学に関する興味深い実験と
その結果をまとめてみました✨



思い込みで絶命した死刑囚


1883年、オランダで「ブアメード」という
名の政治犯の死刑囚に対して
医学の発展を名目に行われた「心理実験」


死刑囚ブアメードに伝えられた内容は


「人体からどれだけの血液を抜いたら
 人は死亡するのか?
 定説では3分の1になったら死ぬ
 と言われているが、
 それを証明する実験をしたいので
 協力して欲しい」


というもの。


それに対しブアメードは同意し実験を開始した。


医師らはブアメードを目隠しし、
ベッドの上にしばりつけ、
彼にわざと聞こえるように
その周りで話し合いを始めた。


そして「人は、3分の1の血液を失ったら間違いなく死ぬ」という結論で話を終える。


医師は彼に「実験開始」を言い渡し
ブアメードの足の親指にメスを入れ
用意してあった容器に流れ出る血液を
ポタポタと落としはじめた。


その音は実験室中に響き渡った。

実験室に響き渡る血の音は
まさに死へのカウントダウン。


彼は、自分の血がしたたり落ちる音を聞きながら、どれほどの恐怖を感じながら死を待ったのだろうか。


ブアメードにはさらに、
1時間毎に出血量が告げられる。


極限のストレス状態に違いない。


5時間後やがて総出血量が
体重の3割を越えたと告げられたとき、
彼はついに息絶えてしまった。


ブアメードの死亡が確定した。

実験終了。


実はこの実験では彼の血液はただの一滴も流れ出ていなかった。



ノーシーボ効果(反偽薬効果、ノセボ効果)


ノーシーボ効果とは、
プラシーボ効果とは逆の効果もので
「害を及ぼす」という意味。


薬学的に根拠のないものでも、
それを有害だと信じ込んで悪化したり
回復が遅れたり副作用の症状が出たりすること。


例えるなら、
毒だと思い込んでいる
普通の小麦粉を飲んで気分が悪くなる。


これが、ノーシーボ効果。



ガンではないのにガンと宣告されて絶命

2005年にクリフトン・メドア博士が科学誌に発表した論文の1つに書かれた記録。


ノーシーボ効果の1つとされる記録になる。


末期肝臓がんと診断され、
余命数カ月と宣告された患者がいた。


その患者は末期ガン告知された後、
気落ちしてどんどん体力を失っていき、
告知された余命すらまっとうできずに
帰らぬ人となった。


しかし、驚いたのはその死後のこと。


実は医師の診断が間違っていて
患者はガンなどにはかかっていなかった。


つまり「自分はガンで死ぬ」
と信じたせいで死んだ。


しかし別の見解では、
心臓などの内臓器官は意思や暗示とは無関係に
働く不随意筋のため、
彼は「死という極度のストレス状態で心臓発作が起きた」にすぎないと否定する説もある。


理由はともかく、
実際に思い込みによる死亡例が存在した。


皆さんは、暗示による効果を甘く見ていないだろうか?


人生がどれだけ変わるか。


是非マインドの高い言葉を口に出して欲しい。


言葉や思い込みを軽くみないで、
「私はできる」「必ず出来る」「私は大丈夫」
人が死ぬほどの効果を、お試しあれ。


この結果から裏を返せば強い思い込みが
自分自身を大きく変えることもあることを
頭の片隅においておくといい。





スタンフォード監獄実験

アメリカの心理学者ジンバルドらが実施した
スタンフォード監獄実験というものがある。


大学内に巨大な模擬刑務所をつくり、
公開募集した男性たちを囚人役と看守役に分け、
それぞれの役を演じてもらった。


実験直後から看守役は傲慢になり、
囚人役は卑屈で無気力になっていった。


彼らは演じているうちに
本物の看守、囚人のようになった。


嘘だと分かっていても、演じ続けることで性格や行動パターンは変えることができる。


図書館に行くと勉強がはかどるのは、
静かだからということもあるが、
周りに勉強をしている人がいる環境だから
ということが言える。



といういくつかの心理学実験を紹介しました。

個人的にはどの実験も精神面がとても関係していて、如何に自分自身のマインドを高く保てるかどうかが大切だということが分かる。


実際に行われた実験から
今の自分に活かせることがあることを
知っておくと強くなれる!


負けそうになったときは
てごにゃんに相談してくれ!


ということで、今日も自己満noteなので
「スキ💓」はしなくて大丈夫です✨


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