![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/145931226/rectangle_large_type_2_d881ff87783af7fb437d89ea5cb399d0.png?width=1200)
ストレスに強くなる方法
「最近仕事のストレスが…」
「ストレス、なくしたい」
「どうすればストレスに強くなれるんだろう?」
生きていればストレスを感じる。それはどうしようもないことで、だれしもストレスがなくなればいいなと思っているはず。
ぼくも、そう思う。
だから『ストレスに強くなる方法』を考えてみよう。
でも考えてみて、「…。そんなものないんじゃないか?」と思った。
それでも”ストレスを感じても心地いいときの自分に戻れる”自分にはなれると思うんだ。
ストレスに強くなる、とは
小さなことだったら動じない。メンタルがぶれない。そもそもストレスを感じない。
そういう人がストレスに強い人だと言えるかもしれない。そういう自分になることがストレスに強くなるということに思える。
たしかにそういう人はいるはずだ。もともと耐性がある人。ストレスに強い人。でも彼らはきっとそもそもストレスを感じるという認識がない。感じていたとしても、それをストレスだとは思わないのかもしれない。
解決すべき課題と捉える人もいれば、乗り越えるべき壁と捉える人もいるし、そのまま「これこれ!」とモチベーションになっている人もいそうだ。
「ストレス 強くなる 方法」と調べるといろんな方法が出てくる。
運動をする。瞑想する。笑う。人に話す。自分を褒める。新しいことに挑戦する。減点主義から加点主義に。楽観的。コントロールできることと、できないことがあると知る。
たしかにこれらをしたらストレスに強くなることもあるのかもしれない。ストレスを感じない人がやっていること、持っている感覚に近いものはある気もする。
でも、「それができたら苦労しないよ」とぼくは思うんだ。
運動して、ストレス発散してみたし、楽観的になろうとしてみた。でもそういう方法じゃ強くなれなかったから、悩んでる。根っこが変わっていないような気がする。
心地いい自分を知って、心地いい自分に戻る
だから、「戻ろう」と思ったんだ。
ストレスは感じるものだから、どう対応すれば心地いい自分に戻れるかを考えてみた。
・心地いい場所はどこか
・何をしているときが心地いいか
・生活の中で心地いい時間はどんなときか
・今すぐできる好きなことは何か
・誰といると心休まるか
これがわかっていたらストレスを感じても、すぐに行動するだけでよくなる。
戻ってき方がわかっていれば、それだけで「少しくらいストレスを感じても大丈夫だ」って、勇気が湧いてくるような気さえした。
ストレスに悩んでいる人が、ストレスを感じなくなったり、強くなるにはきっと時間がかかる。
もしかしたら強くなんてなれないのかもしれない。
だから”いつだって心地いい自分に戻ってこれる”自分を目指したほうがいい。
ストレスを感じたときに、心地いい自分に戻ろうとする。その方法、行動をあらかじめ考えておく。いつでもそこに戻ってこれるように、心地良い自分がどういう状態か思い浮かべて考えるんだ。
ぼくの戻って来る方法
・心地いい場所はどこか
→スタバ or 妻さんの隣。行きつけのスタバにいってコーヒーを飲みながら文章を書いたり、仕事をする。最近はノイズキャンセリングで「Rainy Mood」というホワイトノイズのBGMを聞いていると集中モードに入れる。もしくは妻さんの隣。旅に出ても帰ってくれば彼女がいてくれる。これ以上の安心感はぼくにはない。
・何をしているときが心地いいか
→読書 or 筋トレ。読書できているときが心地いいけど、時間がないと読書もできない。だから時間をつくる。そうして本を読めているとき、ちゃんと自分の時間を自分で作れているんだと感じられる。筋トレは、積み上げられていることが体感できる。しんどいし、筋肉痛がくるし、少しずつ身体が大きくなる。これも時間をつくらないといけないから。時間を自分でつくる。自分で自分の心地いい時間をつくるイメージができる。
・生活の中で心地いい時間はどんなときか
→書き終わった後の自分の文章を読んでるときが心地いい。だから書くんだ。書いて読む。そうしている時間を楽しむ。
・今すぐできる好きなことは何か
→散歩がわりと今すぐできる好きなこと。外に出て歩くだけだから、すぐにできる。雨が降っているときでもそれもまたいい。晴れていたらなおいい。夕暮れ時なんかも、ときどき夜なんかもまた雰囲気が変わる。季節によっても空気の感じも違うし、聞こえる虫の声も違う。ゆっくり歩いて、ただ感じる時間が戻していってくれる気がする。
・誰といると心休まるか
→妻さんといると心休まる。だから妻さんといる。妻さんと話をする。妻さんとお風呂に入る。一緒に寝る。朝おはようと抱きしめる。いってらっしゃいとキスをする。おかえりとまた抱きしめる。そういう人がいてくれてよかったと思う。
ストレスを感じたら、すぐにこれらを実行して心地いい自分に戻ろうとする。本当は常に戻る方法を挟んで心地いい状態の自分でいれるように意識できるといいのかもしれない。
やっぱり「この行動をすれば、心地いい自分に戻ってこれるから大丈夫」とわかっているから、ストレスを感じること自体が怖くなくなる。
ストレスのない生活ができたとしてもストレスには弱いまま。だからストレスを感じたとしても戻ってこれる自分になる、を目指したほうが根本的な解決に近づくと思うんだ。
ストレスを感じなくなる方法は、きっとない。ストレスを感じないとは、もしかしたらそういうストレスを感じる時間が短くなっていることなのかもしれない。
ストレスを感じる時間を短くするために、感じてもすぐに心地いい自分に戻す。そうしたらストレスを感じ(る時間が少)なくなる。
これがストレスに強くなると言うことなのかも。戻ってこれる自分は強い。ストレスが怖くないんだから。
ぼくはそうやってストレスに強くなったんだと思える。ストレスを感じても心地いい自分に戻るだけ。それを繰り返す。その方法に慣れていく。もちろん流動的に、その方法は変えていけばいい。もっと心地いいものにできたら、それに越したことはないのだから。
今はストレスが怖くない。ストレスはなくならないと知っているから。でもちゃんと戻れることも知っているから。
あなたは弱いんじゃない。でもけっして強くはない。
だから、心地いいを目指して。戻ってこれる自分を大事に。
ストレスを感じたくないあなたへ
ストレスを感じる物書きより
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?