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舌診を生活と食事に活かす方法

あけましておめでとうございます。
新年一発目、何のコンテンツにしようかなと思ってたんですが、娘の舌がここしばらく白かったのもあり、舌診を食事に活かす方法についてまとめてみました。インスタにもざくーっとわかりやすいバージョンを載っけてるので良かったら一緒に確認してください🫡→インスタはこちら

舌診とは?
舌の状態を見て体調を判断する、中医学の診断方法のひとつです。舌は粘膜に覆われており、豊富な血流が透けて見えますので、舌を見ることで血液の状態を判断することができます。また脳神経の支配を受け、形が変わりやすい組織なので、その動きや形で体調を推し量ることができ、「舌は健康状態の鏡」とも言われています。

舌診を日々の生活に取り入れることで、「未病」の段階で病気を防ぐことができると考えられています。未病とは「病気になる前のなんとなく体調が悪い状態」。風邪引いて熱出す前の寒気がする時期。その時にいち早く「あ、風邪ひきそうだな」っていうのがわかれば、対策できて、熱を出さなくてすみますよね。自分の体調管理ももちろんですが、舌診を知っておくと子どもの体調管理にも活かせます。

ということで、今日は舌診をわかりやすく解説&食事と生活に活かす方法についてお話ししたいと思います。

まず、舌診において見るポイントは以下の3つです。

①舌の色
②舌の形
③舌苔の色

今回は①舌の色について解説します!

①舌の色について

正常な舌は薄いピンク色に、薄く白い舌苔がのっています。舌苔の厚みは、下の舌の色が透けて見えるくらい。

舌の色が、正常な薄いピンクよりも
白い→身体の冷え・貧血
赤い→身体の中の余分な熱
紫→老廃物が溜まっていることをあらわします。

風邪をひく前の子どもの舌を見てみると、白っぽいことが多いです。娘も12月末から1月初めにかけて舌がずっと白っぽかったので、身体をなるべく冷やさないように服を着せたり、身体をあたためやすい食品(根菜、味噌、醤油、天然塩など)を提供するようにしました。今のところ、熱は出ていません🙆
また、貧血とも関連があるので、舌が白っぽいときには血を作ってくれるような食材(ほうれん草、にんじん、黒ごま、牛肉、豚肉など)を取るようにするとより良いです。

赤いときは、熱があるというよりは、身体の中に熱がこもっている状態。冷房で身体の表面が冷え、身体の中に熱がこもっているときにも舌は赤くなります。また、消化器の問題(食べ過ぎ、飲み過ぎ、胃もたれ、便秘など)や炎症があるときにも赤くなりますので、こういうときはなるべく胃を休め、甘いものや脂肪を取りすぎず消化に良い食事をすると良いです。熱を冷ます効果のあるウーロン茶や緑茶(子どもなら麦茶)など飲んでいただくのも◎
また、舌の先だけ赤いのはストレスが溜まっている状態。ストレス解消や軽い運動で熱を発散させてあげましょう❣️

紫は瘀血と言って、血液が汚れている状態。血流障害や組織の酸素不足の状態です。(酸素が足りないと顔が青くなるイメージです)瘀血があると肩こりや頭痛、女性なら生理痛との関連もあると言われています。血液が淀んでいて、汚れて流れが悪くなっているので、しっかり水分を取って流れを良くしてあげる。入浴やマッサージで血流を改善してやるのも効果的です。血液を巡らせる作用のある玉ねぎや生姜やお酢などを使うのも◎

以上、舌の色についてのまとめでした✨

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