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人生とは、己の適量を探す旅である

私はよく思います。

「さじ加減ってなんだ?」と。

食事を摂るとお腹が膨れます。

食べ続けると、満腹と呼ばれる状態になるでしょう。

かつて、誰かがこんなことを言っていました。

「腹は八分目が良い。」

ピュアな私は八分目が良いんだなあと思いました。

それから20年近く経ちました。

私はいまだに腹八分目が分かりません。

食べ過ぎてしまったり、食べなさすぎてしまったりと大変です。

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筋トレのさじ加減も分かりません。

私は家で自重トレーニングをしているのですが、何回腕立てや腹筋をすれば良いのかいつも迷っています。

腕立て 20回 × 3
腹筋  20回 × 3

腕トレや腹筋は他にもバリエーションがあるので、実際はもっとやりますが、基本20回 × 3で構成しています。

初めの方は、腕立てを10回するだけでもパンパンになったのですが、今では20回3セットくらいなら余裕をもってできます。

限界が伸びていくため、さじ加減の最適解が見つからないですが、成長していると考えると気持ちの良いものですね。

筋トレに関しては、さじ加減が伸びていくという稀有な体験をできるのでおすすめですよ。

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汚い話になりますが、排泄のさじ加減も分かりません。

かつてバナナ炎という番組の中で、バナナマンの日村氏がこんなパンチラインを吐きました。

"0か100"

何の話だと思いましたか?


これは小便についての話です。

さっきまで小便の気配など微塵も感じなかったのに、次に瞬間には膀胱という名のダムが、決壊寸前まで追い込まれていることを指すのでしょう。

私は共感しかありませんでした。

小便に限らず、大便も私にとっては同様です。

ジワジワくるのではなく、急に100になりませんか?

100になったにも関わらず、近くにトイレがない場合は死にたくなります。

でも安心してください。

そうなっても平気ですよということをこの記事に書きました。

今この記事を書いているときも100になりました。

家にいて本当に良かったです。


今回はさじ加減というテーマで語ってきました。

己のことながら難しいですね。

長く生きていく中でいちばん大切なことは、自己理解かもしれません。

かつてインドで現地のおじさんにチャイを振る舞われた際、こんなことを言われました。

「人生とは、己の適量を探す旅だ」

人にはそれぞれのさじ加減があり、それを理解していないと他人のことなど理解できない、ということを私に伝えてくれたのでしょう。

彼にはカレーも振る舞ってもらったのですが、翌日下痢が止まりませんでした。

スパイスも、人によって適量があります。

インドに行く際は、下痢止めを忘れずに持っていきましょう。







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