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「詩をつくる教室」の今季の受講を終了しました。

今日の「マーガレット,リリィ,リリィ,ローズ」はお休みです。spin a yarnは日をまたいでから(出来上がれば)更新します。

上記エントリーの3回目の受講が終了しました。詩を学ぶ機会は初めてでしたが、とても楽しい時間を過ごすことができました。講師の文月先生、ありがとうございました。

今日は、2回目の講座で出された課題の講評でした。その中で、これから自分はどのように物を書いてゆくべきかを考えさせられましたので、雑感を記しておきます。

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今回提出した詩は「星を聴く」という題名のものとなります。
視覚のイメージを音声で表現することに評価をいただいたと思います。対比の部分、肯定感、意識して描いていたものが取り上げられたことに素直に、すごいなあと感心してしまいました(現役の詩人に向けて、なんという語彙力の無さよ)。その上で、掛け合いの部分の分かりにくさも指摘されました。その部分だけ、修正したものを、このあと公開したいと思います。下記マガジンに収納予定です。

noteの皆さんには、読み慣れた文章だと思うので、楽しんでいただければ幸いです。
と、思って直していたら、全部が会話になりました。なおさら親しい感じになりました。

講座の最後、わずかな時間に質疑応答がありました。その中にあった「詩のプロット」について少し書きたいと思います。文月さんは、プロットを作るとおっしゃいました。わたしは、長編・短編小説・詩、いずれもプロットなしに書き始めます。ある程度物語が進んでから、プロットを考え、物事を整合させ(或いは、破綻したまま、その理由を追い求め)書き上げます。

わたしの詩に、起承転結は特に考えられていないのですが、spin a yarnなどは、字数制限の中で、収まりがよいように整えます。収まると、その物語はきちんと「キラリ」と光ってくれます。

詩は、その「キラリ」の質がどうも違うようなのです。起承転結、序破急、それらに則って書くことはないけれど、わたしの書くものは基本的に「行きて帰りし物語」なので、その辺が詩と、どうも噛み合いません。詩の方は自由に旅をし続けているように感じるのです。

だから、そんな詩を書いてみたいと思いました。それは、なんだか、怖い気持ちのわくわくです。
無軌道にいってしまった……。
そんな作品になるのかもしれない。
それは、まだ分からないけれど、今年は詩の勉強に時間を費やすことにしたので、まだ続けてゆきたい。
「詩をつくる教室」は来季も開催されるそうなので、ご興味ある方は是非、ご参加ください。

わたしは……、迷っていたのだけれど、他の講座に通うことにしました。

スパイラルスコレーで開催される講座です。井坂洋子さん(春期)の講座を受講することにしました。自分の書くものは、どうもやっぱり小説的だ。でも、現役詩人のレクチャーなんて、とびきりの出来事なんだから、喜んで、決めたことを続けよう。

そして、詩の投稿も続けます。現代詩手帖へは引き続き。
あと、こちらも落ちまくっているけど、今回もチャレンジします。

詩の感じは、未だ掴めないままだけれど、誰かの何かが喜ぶものを書いていきたい。それは耳朶かもしれないし、乾いたかかとかもしれない。
そんな風に、まだまだ書き続けるつもりだから、もう少し付き合ってもらえたら嬉しい。

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