【おにぎりの日】 札幌で出会った最後の朝食
6月18日はおにぎりの日
日本最古のおにぎりの化石が発見されたことをきっかけに、石川県鹿西町(現在の中能登町)が6月18日に制定。化石は弥生時代の遺跡「杉谷チャノバタケ遺跡」で出土されました。二等辺三角形の形をした黒い塊です。当時のおにぎりは、神様へのお供え物だったと考えられています。
ちなみに、おむすびの日は1月17日。阪神淡路大震災によってボランティアに注目が集まりました。ボランティアによって行われた炊き出しで作られたおむすび。ごはんを食べよう国民運動推進委員会によって、ご飯の重要性、ボランティアの善意を忘れないために制定されました。
おむすびの日については、こちらの記事をご覧ください。
2023年は、札幌で出会ったおにぎりの話。北海道旅行初日、すすきので夕食をとってから札幌駅の近くのホテルへ戻るときに、おにぎり屋さんを見つけました。気になったため、本州に戻る直前に立ち寄りました。
2022年は、宮崎県発祥の肉巻きおにぎりについて語りました。よろしければ、こちらの記事をお読みいただけると嬉しいです。
おにぎりのありんこ
JR札幌駅から地下鉄大通駅を結ぶ巨大な地下街。冬の寒さが厳しく、雪も積もるため、冬は地上に出ず、暖かい地下での移動が便利です。オーロラタウンは、大通公園の真下にあり、札幌テレビ塔につながっています。
オーロラタウンにあるおにぎり屋さんの名前は「おにぎりのありんこ オーロラ店」。1980年創業、札幌市に5店舗あり、主に、通勤、通学している方の朝食、ランチに利用されています。本州へ戻る最後の日、最後の朝食をとりました。
おにぎりは18種類あり、梅、ツナマヨなど定番のものから、牛そぼろ山わさび、すじこなど北海道ならではのもの、かつおチーズなど変わり種があり、幅広いです。レギュラー、ジャンボの2種類がありました。レギュラーは茶碗1杯分、ジャンボは茶碗1.5杯分と巨大なおにぎりです。汁物は豚汁、味噌汁の2種類。おかずも冷蔵されており、唐揚げ、卵焼き、ポテトサラダ、漬物があります。おにぎり+おかず+味噌汁で手軽な食事になります。
今回は、おにぎり(1番人気のかつおチーズ)と豚汁をいただきました。できたてをファストフード感覚で食べられます。できたてのおにぎりは、アツアツでご飯が簡単にほどけます。海苔はご飯の蒸気によってしっとりします。具材への到達も早いです。カツオチーズとは、カットプロセスチーズ入りのおかか。醤油、鰹節、チーズという3種類の発酵が合わさり、おいしいです。人気の理由わかるほどの美味しかったです。
豚汁は、豆腐が大きく、スープは甘く感じました。
1個で茶碗1杯分のため、一度に量が食べられません。種類が豊富で、飽きがこないため、毎日通いたくなります。客単価は安くてもリピーターを増やしたり、来店人数が多いことによって、売上を伸ばしているという考えられているビジネスモデルだと思いました。ちなみに、埼玉県の浦和にもあります。
今回の北海道旅行では、札幌に4日ほど滞在し、美味しい朝食を堪能しました。市場で食べられる贅沢な海鮮の朝食だけではありません。地元の方に親しまれている朝食も楽しみました。札幌にある2つの市場の朝食、新潟バスセンターで食べたおにぎりについて、下記で紹介していますので、よろしければご覧ください。
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参考文献
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