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4つの根室メシ

まとめ

  • 根室の喫茶店から誕生した4種類のごはんものを根室メシと呼ぶことにする。

  • ご飯、主菜、サラダがワンプレートに収まっている。

  • ニューモンブランに行けば、4種類制覇できる。


前回、根室の海鮮の安さに驚いた話をしました。気になる方は下の記事をお読みください。

根室グルメは海の幸だけではありません。ユニークな名前のご飯ものが4種類あります。共通点は、サラダも付いたワンプレート方式であること、喫茶店から誕生したメニューです。

根室メシとは?

根室市の喫茶店で提供されている独自のごはんもののことを非公式で根室メシと定義づけます。根室メシは、4つの料理を指します。エスカロップ、オリエンタルライス、スタミナライス、ビドックライスです。

今回の旅で食べたご飯は、エスカロップ、オリエンタルライスの2種類です。スケジュールの都合上、食べられなかったスタミナライス、ピドックライス残りの2種類について、下の記事を参照にしました。

https://nemuroinsatsu.com/html/nemuro-etc/nemurogourmet.html

エスカロップ

バターライス+トンカツ+デミグラスソース+サラダ

根室市の飲食店に広がっているエスカロップ。エスカロップは、バターライスにトンカツを乗せて上からデミグラスソースをかけた料理です。一種のカツ丼です。福井のボルガライス、岡山のデミカツ丼に近いです。

エスカロップの誕生秘話について、デミグラスソース系カツ丼の記事のなかで詳しく解説してますので、ぜひ、下の記事をお読みください。どりあんのオリエンタルライスができるまで、メニューにオリエンタルライスの歴史が詳しく書かれており、非常に参考になりました。

今回訪れた喫茶店では、玉ねぎ、ピーマンがバターライスに入っていました。バターライスの上にトンカツを乗せてデミグラスソースをかけ、サラダも盛り付けられています。濃厚そうな見た目です。しかし、見た目ほどの濃厚さは感じず、さっぱり感もありました。

オリエンタルライス

ドライカレー+ハラミの焼肉+デミグラスソース+サラダ

オリエンタルライスの歴史について調べました。しかし、文献などが見つからないため、由来は分かりません。オリエンタルライスの開発秘話について、わかる方はコメントで教えていただけると嬉しいです。

「どりあん」で食べたオリエンタルライスは、ドライカレーに椎茸がたっぷり入っており、和風の炊き込みご飯のような味わいでした。カレーは色付けの役割で、ほのかに香る程度でした。濃厚だが、さっぱりしているデミグラスソースと歯ごたえをしっかり感じられるハラミは相性よいです。

スタミナライス

ご飯+野菜炒め+とんかつ+半熟の目玉焼きor生卵

喫茶店カオリ(現在はニューかおりが継承)で1963年に誕生しました。常連だった地元の漁師から「気軽に食べられてスタミナのつく食べ物」というリクエストをされたのが、誕生のきっかけです。

スタミナライスは、中華風のご飯ものです。白米に、とんかつ、中華風の味付けをした野菜炒め、目玉焼きor生玉子をのせています。家庭でも再現できそうな料理です。

ピドックライス

ケチャップライス+ミートボール3個+サラダ

ニューモンブランで食べられます。大きなミートボールはハンバーグのような食べごたえがありそうです。ビドックは、フランス語のbitokes(ロシアから伝わったハンバーグ)が由来とされています。肉肉しそうなハンバーグ、ケチャップライスはお子さまランチをイメージさせられます。


ボリュームを感じられる根室メシ。洋風だけではなく中華料理もありました。次、根室を訪れるときは、スタミナライス、ピドックライスを食べたいです。


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