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「家族じゃないけど”顔見知り”の安心感」/ Takaさん/テックレジデンスメンバー紹介シリーズ#6

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もしあなたがIT人材で、コミュニティを持ちたい!テックレジデンスを知りたい!と感じているなら、
一番知りたいのはどんな人がいるのか?ということではないでしょうか。

各分野で活躍してるエンジニアやデザイナー、マーケター、ディレクターなど、多才なテックレジデンスメンバーを紹介していくこのシリーズ。

第6回は、フェリー会社向け業務システムの開発者【Taka】さんです。
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都内システムベンダーでフェリー関連の業務システム開発プロジェクトに従事している【Taka】さん。
クライアントの要件分析の上流から実装までを担当するエンジニアをされています。

京都が好きで、テックレジデンスに入居する前は京都で暮らしていたといいます。後ろ髪をひかれつつも京都を離れてテックレジデンスに入居し、早3年近くになろうとしていますが、【Taka】さん入居の経緯やこれからテックレジデンスで何をしたいか、などを伺いました。

憧れの京都を出て東京に戻ってきた経緯


テックレジデンスにくる前は京都に住んでいました。
2018年に個人事業主としてエンジニアの仕事をするようになり、しばらくは京都に住んで、大阪の企業案件をリモートワークでしていました。

その中で”リモートワークの良さ”に気づき、大好きな京都にいながら、東京の仕事ができたら最高じゃん!と思いました。

そんな中、良い案件があるということで、今所属している会社から声がかかり、技術者面談をすることになりました。
正直なところ、技術的にはあまり旨味がないかも?と思いながらも、案件のリーダーと話をしてみて、「この人と働いてみたい!」と思いました。穏やかで物腰柔らかなで、スキルもある、そういった点をひっくるめてこの人好きだな、一緒に働きたいな、と感じました。

当初参画したプロジェクトは、事情により数ヶ月後に流れてしまい、契約もそこで一旦終了となりました。
ちょうど同じころ現場で席替えがあったのですが、ご縁というものは不思議なもので、引っ越し後の席で毎日のようにリーダーの席で仕事のマニアックな相談をしていたところ、目の前の席にいた責任者の方が興味を持ってくれ、改めて今のプロジェクトへの参加のチャンスをいただきました。京都にはまだもう数年いるつもりでいましたが、そのタイミングで本腰を入れるため、東京に引っ越そうと決意しました。


難易度の高いプロジェクトの面白さ


テクレジ入居の数日後に現場に復帰し、例のリーダーの下、現場の開発手法刷新を目指すプロジェクトに参画してクラウドプラットフォームやアーキテクチャ、言語、フレームワークといった技術の調査、選定を行いました。
新しいやり方が見えてきた頃にちょうどいいサイズの案件が出てきたため、これをパイロットプロジェクトとしてアプリを開発しつつ研究の成果を検証し、運にも助けられながらどうにか無事にアプリをリリースすることができました。その後、上記の成果をまとめたり別の開発案件のお手伝いをしたりして、今に至ります。

現在は、フェリー会社向けの業務システムを再構築するプロジェクトに参画しています。フェリーは貨客船とも呼ばれるように、旅客だけでなく貨物の輸送も担っていますから、B to C の旅客事業と B to B の貨物事業があって、それぞれに業務システムが存在するんですね。
そのシステムがどちらもリリース後、長期間経過してメンテナンスの限界が近づいてきてしまった。なので片方ずつ新しくしていこうと。先ほどの開発手法の見直しというのも、これらのフェリー関連システム刷新のための準備という位置づけです。

現在、数か月をかけて各航路の港を回り、貨物の受付業務が現場でどのように行われているかをヒアリングしている最中です。
船で運ばれるリアルな「モノ」の存在もあってか、貨物輸送の申込みをさばいているバックオフィスが思っていた以上に人と紙、Excelで運用を回している、ということを知りました。

これらを何でもかんでもシステム化するのはある意味簡単ですが、現場を混乱させたりいまの業務を否定したりして猛反発を受けてしまっては意味がありません。
人や紙、業務システムなどで成り立っている現場全体を大きなシステムと捉えて、要所要所にITをサブシステムとして適用することで本当の「ムダ」をなくし、現場の方々が今よりハッピーに仕事ができるよう業務を組み立て直す必要があります。

実に難しくて、面白いです。
自分は実装までガッツリやりたいタイプなので、パイロットプロジェクトでの反省を生かしつつ新しい開発手法でまた作るのも非常に楽しみにしています。


求めていた、ちょうど良い距離感。


京都を離れて東京の住まいをテックレジデンスにした理由として大きいのは、”住人全員が顔見知り”という安心感です。

京都に行く前は、横浜のマンションに4年ほど住んでいましたが、近所の行きつけの店以外の人と一切しゃべらない生活でさすがに孤独を極めすぎたと反省していました。
その経験から、住むのはシェアがいいなと思い、テックレジデンスを選んだというのがあります。家族に近い形で、どうしようもないときにヘルプが出せたり、何か話を聞いて欲しいときには聞いてくれたりする仲間がいる、というのはありがたいですね。

僕の部屋は、共用スペースのすぐ近くに位置しているため、共用スペースも自室の一部のような感覚で使えるのが良い点です。

最近、新しいメンバーの歓迎会があって全員が集合したのですが、みんなと話しているときに「僕が住んでいる階の居室と共有スペースの壁を取っ払って、共用スペースを広くしたいよね」みたいな冗談を言われたりもします(笑)


テックレジデンスならではの特典をより活用していきたい

僕が住んでいる拠点は、みなさんハードワークな方が多く、留守のことが多いですが、せっかく共用スペースがあるので、イベントなどは積極的に開催していけたらいいな、と思います。

また、テクレジコミッティという各拠点から学級委員みたいに1名ずつが毎月1回ミーティングする会があるのですが、僕もコミッティのメンバーをしています。今はコミッティが楽しいですね。他の拠点との交流があった方が面白いので、近々他の拠点に遊びにいきたいな、と思っています。

そのほか、全国(2022年6月末時点で44拠点)にあるテックレジデンスの住人であれば宿泊が無料の施設「テクレジBASE」も何回か利用しましたが、wifi完備で仕事もしやすく心地よかったです。せっかくなので、テクレジBASEもどんどん活用して地方でワーケーションなどをしたいと考えています。

<インタビュー/ラインティング>株式会社papapa marketing

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【TECH RESIDENCE(テックレジデンス)】
住人は、エンジニアやデザイナー、クリエイターなどのTECH人材専用 コミュニティ型住宅です。


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