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【新規事業・マーケティング担当者必見!】空間デザインの会社からSaaSプロダクトを立ち上げ、そしてPdMへ!塙さんの挑戦

今回ご紹介させていただくのは、2大巨頭の空間デザイン会社で新規事業・マーケティングを担当される塙さん。
この記事では、塙さんがPdM(Product Manager)としてSaaS(Software as a Service)プロダクトを立ち上げていくまでの間に、キャリアでどのような悩みや課題を感じていたのか、その上でTech0に参加を決意した理由をお伝えします。
Tech0での経験、業務に活かせたポイント、PdMまでの経緯やPdMになってから活きたTech0での経験についても深掘りしていきます。


受講生:塙さん

空間作りをテーマとして内装の設計や施工、企画をしている大手空間デザイン会社に新卒入社し、ホテルや医療施設、オフィスをメインとする市場の内装設計や工事などの営業を担当2020年に、社内公募で現在のマーケティング・オープンイノベーション・データ分析の3つを軸にした、新規事業やマーケティングを扱う部門に異動し、現在にいたる。また、会社に通いながら2021年の3月にMBAを取得。現在は、新規事業として立ち上げた自社SaaSプロダクトのPdMとして活躍中。

新規事業・マーケティングに欠かせないデータ分析への苦手意識からTech0受講を決意

ーー それでは、Tech0受講を決める前の仕事のお話をお聞きしながら、なぜTech0への参加を決意したのかを聞いていきます。

塙さんのキャリア初期から新規事業を担当するまで

ーー まずは塙さんが、現在の会社に入社されてから、現在の部署に至るまでを教えてください。

塙さん:父親が建設関係の仕事をしており、ものづくりに関わる仕事がしたかったので、空間作りに関われる今の会社に入社しました。新卒で入社してからの8年ほどは、営業を担当していて、具体的には、工事の仕事をどんどん受注していくような役割を担っていました。

営業の仕事をしていた時は、工事をどんどん取っていく、いわゆる入札のような業務を担当していた中で、安ければ仕事を取れてしまうような現状があったんですね。正直自分が何もしなくても売上が立っていくという状況の中で、このまま昇進しても、自分のキャリアとしては何も残らないなといった危機感を感じました。

そう感じる中で、より実務的な幅を広げたいという想いが強くなり、現在の部署に異動しました。自分で価値を作り出すような仕事をしたくなったんですね。

現在の部署ではマーケティング・オープンイノベーション・データ分析の3つ軸をミッションとして、BtoBマーケティングや新規事業推進をメインで行っています。具体的に言うと、BtoBマーケティングでは、ウェビナーの企画や実施、サービスサイトのメインコンテンツの作成を担当しています。最近では、SaaSプロダクトの立ち上げも行い、PdMも担当しています。

塙さんのインタビュー様子

新規事業・マーケティングに必須のデータ分析スキル。しかし、苦手意識が先行し、学びは後手に。

ーー 今ではPdMも担当されているんですね。マーケティングやデータ分析をミッションとしている部署に異動されたということはSQLやPythonなどのスキルも求められそうですが、塙さんはこの辺りのITスキルはどうだったのでしょうか?

塙さん:大学も文系の学部を卒業してますし、ITに関しては全然ダメでした。運よく異動の際はその辺りのスキルセットも見られなかったです(笑)

しかし、マーケティングやデータ分析をミッションとしているので、同僚はSQLやPythonを使ったデータ分析ができる状態にありましたし、上長からもデータベースを触れる前提で仕事が回ってきたりします。その度に「データができないんですよ(笑)」と言いながら、同僚に助けてもらっていました。ただ、やはりそんな状態では、データをどうやって取得・加工・活用するのかを、概念的にしかわからないため、データを起点としたアイデアや打ち手などのアウトプットが非常に苦手で、明確な自分自身の課題となっていました。定性的な部分は、営業やMBAでの経験から得意だと思っていたのですが、定量的な部分が全くできない状態です。この状態だと、どうしてもふんわりしたアウトプットとなってしまうので、自分で手を動かしたりとか、何かを作ったりして学びたい気持ちは非常に強かったです。

切磋琢磨し、学べる環境を求めTech0受講を決意

ーー まさに文系からマーケティングや新規事業の部署に進んだ方に多くある課題かもしれませんね。そんな中、学習環境を求めていたと思うのですが、どうして数ある中からTech0を選んだのですか?

塙さん:1つは自分と近い人たちのコミュニティだったり、自分と同じような立ち位置にいたりする方々と一緒に進めていくっていうところに魅力を感じました。

個人的にはすごいさぼりがちな人間だと思っているので、一人で勉強するのは無理だなと思ってたんですよ。普通に考えると、今の業務にプラスでやることになるので、ツラいし、大変だと思うので、なにかしらモチベーションに繋がる材料が必要だと思いました。

なので、大手企業でDXや新規事業に取り組まれている方が多く集まるTech0が非常に魅力的でした。コミュニティ内で連絡を取り合って、じゃあこれで一緒にやって行きましょうねっていうような、モチベーションを保てる仕組みが自分にはよかったです。自分と近い業務をしている方が多くいたため、この人たちとなら切磋琢磨できると感じることができました。

Tech0受講者の属性 / 実際の会話の様子

もう一つは講師の方の存在が私にとって大きかったです。実際にITを用いて新規事業立ち上げの支援を現在進行形で行っている方々が講師となってくれます。能力が高く、実績や経験があるため、新規事業を担当している人間として刺激になりますし、質問にも納得感のある回答をいただくことができました。

Tech0の講師陣(2023年8月現在)

ついにTech0の受講開始。苦手分野も
実際に自分で触ってみることで苦手意識の克服へ。

ーー ここでは、Tech0での経験と実際に自分の業務の中での変化についてお聞きしていきます。

実際にDXを推進している講師からDXについての講義。自社のDX戦略と照らし合わせ、より先を見据えたDX像の具現化へ。

ーー Tech0では段階的にスキルを取得、応用力を養っていくかと思いますが、まずはStep1、どうでしたか?

塙さん:Step1では、いわゆるDXとは?デジタライゼーションとは?といった内容の講義から始まるんですが、これまで自分で理解していたものよりも、ITを絡めることで事業をどう考えていくのかや価値をどう作り出していくのかといったところを、より実践的に、具体例も踏まえて学べるところが一番良かったです。DXに関して、自社で推進するDXとTech0で学ぶDXの本質的なところは変わらないと思うんです。ただ、自社の場合は単純なデジタル化になりがちなんです。Tech0での講義では、事業構造そのものを考えたり、価値を創造したりといったように、どうすべきなのかというところまで踏み込んで考えられているように思います。

また、実際にStep1ではLPづくりにも挑戦します。受講を開始してから1週間もしないうちにLP構築が始まり、とんでもないところに来てしまった、と思いましたが、周りの方々もわからないながらに挑戦している姿を見て、私もこれはやらないとダメだなと腹を括ることができました。(笑)Tech0のひとつの特徴はスピードで、<<習うより慣れろ>>という一面があると感じました。しかし、そのサポート体制は充実しているので、素人の私でもLPが作れた時は非常に達成感を感じましたね。

課題だったデータ分析に挑戦。自分でデータ分析を行うことで、解像度のアップへ

ーー 実際にStep2では、手を動かして学習をしていきます。塙さんはどんな内容に取り組まれたのですか?

塙さん:Step2では、ウェブアプリ開発、データ分析などのテーマから自分で学びたいものを選んで学習を進めるというものでした。私は前述で感じていた課題からデータ分析を選択しました。今までプログラミングもやったことなかった状態なので、おそらくかなり難しいんだと、相当なコミットがいると覚悟を決めていました(笑)しかし、Tech0のスピード感に乗って実際にSQLやPythonを触ってみると、覚えないといけないことは多いのですが、想像していたより難しくありませんでした。

実際に触ることでどんどん自分の中で解像度が上がっていきましたし、何より社内の人が話していることを腹落ちして理解できるようになってきたことがすごく価値があったし、達成感もあったかなって思います。

できないと社内に話していた状態から、今では、自ら進んでやってみようという気持ちへ変化。

ーー 最初にコードが書けたときはなんとも言い難い喜びがありますよね。では、ここからはTech0の経験がどのように実業務にはどう活きたかを教えてください。

塙さん:これは今から振り返ると、という話になるのですが、今の部署に配属当初、マーケティングでサービスサイトの立ち上げをいきなりやったんですけど、ヘッダーやフッターもわからず関係各所に迷惑をかけながらOJTで覚えていったんですよね。もちろん社内の関係者だけでなく、外部のベンダーなども絡んでいた中で意思決定をする必要があったので、当時はすごい苦労しました。

しかし、今はStep1でLPを作ったことによりサイトをどうやって作っていくのかとか、作る際もどういった順番で考えているのかとかを、理解できるようになったところは大きな違いになっていると思います。ベンダーにも多くのお金を払いましたが、今ならもう少しコストを抑えながらより良いものを作れる自信があります(笑)

データ分析に関しては、社内のデータベースにアクセスして、データを取ってきたり、データの結合をしたりといったことに抵抗なくできるようになってきたのは大きかったと思います。そもそも「データができないんですよ(笑)」って言っていたところから、触れるようなところまできたのはすごい成長でした。スキル的に上達したというよりは、データに関しての興味であったり、やってみようという欲がわいてきたのが個人的には良かったと思っています。


そして自社SaaSプロダクトのPdMへ。
新規事業・マーケティング担当者だからこそ知っておくべきIT知識。

受講生の塙さん

ーー 自ら進んでデータ分析をするようになるのはものすごいステップアップですね!最後に、現在メインでやられている自社SaaSプロダクトのPdMになった経緯やTech0の経験が生きていること、マーケティング・新規事業担当者の方に伝えたいことを教えてください!

自社SaaSプロダクトの構想からローンチまで!PdMまでの経緯について

ーー まずはPdMへの着任おめでとうございます。PdMまでの経緯を教えてください。

塙さん:もともと現在担当しているプロダクトは自社のオープンイノベーションのプロジェクトで、構想が生まれたプロダクトでした。まだローンチ前のプロダクトとなっており、現在は上長と私のみで、事業計画からテクノロジー、UXについても担当しています。

Tech0の経験を活かし、自社プロダクトの構築をテクノロジー面でもリード。

ーー すでにPdMのポジションとして活躍されている塙さんですが、かなりの苦労もあるかと思います。もしTech0の経験で役に立ったことなどあれば教えてください。

塙さん:実はこんなプロダクトがあれば良いなと思っている段階でTech0に参加したのですが、Tech0参加前はあまりプロダクトの具体像が想像できなくて、何をしたらお客様が喜ぶものになるか、どういった機能が実装できるかわからなかったんですね。そこから、Tech0の経験を経て、こういうデータが取れそうだから、そのデータを使ってこういう価値提供ができるんじゃないか?っていう発想が、持てるようになったかなと思います。Tech0で、実際に自分が触ってみたことによって、コンピューターの動きというか、仕組みといったところが、今までよりかは鮮明になり、こんなこともできるんじゃないかっていうところのイメージがわくようになった感じです。

プロダクト作りはITベンダーと二人三脚でやっており、ベンダーとの会議の際でも、話してる内容がすっと頭に入ってきますし、ベンダーへの発注の際の判断も、自分のイメージしたことと相手の受け取り方がずれないようになってきました。

新規事業・マーケティング担当こそ手を動かすべし!手を動かすことで見えてくる本業に活きてくる価値とは?

ーー 新規事業・マーケティングに携わる方には、非常に<<あるある>>な課題と向き合った塙さんかと思います。最後に同じような課題に直面している方へメッセージがあればお願いします。

塙さん:時代の流れ的に、新規事業でテクノロジーを全く使わないサービスっていうのはほぼないと思っています。本当にこぢんまりやるっているのは別にして、大企業とかでいったらある程度の規模をもった事業で、なおかつ、人手をかけられない中で、価値を作る・商品化する際にテクノロジーを活用します。

少なくとも新規事業をやる上で、テクノロジーについてアレルギーがあったり、自分にはできないっていうような思い込みがあったりする時点でかなり厳しいだろうなって、今になっては思います。自分でプログラミングが出来るかどうかではなくて、そういったことに対して理解があって、それを積極的に取り入れる。もしくは活用しようという意欲があることによって、自分の提案できる幅が大きく変わってくるだろうなと感じます。
なので、よく分からないなとかDXも進めていかないと、と思っているだけではなく、自分で触るような機会を作ったり、自分で学ぶ機会を作ったりすることで、見識が広がり、アイデアの幅も増えるし、実現性の幅も増えていきます。

Tech0は、その入り口として、本当に最初の段階からサポートしてくれるし、新規事業を立ち上げている方たちと出会えるコミュニティ(ブートキャンプ)になっているのは大きな魅力です。

新規事業を進める上で、他の人たちと関わっていくのって大事なことだと思います。本来であれば、MBAとかにいかないとなかなか会う機会はないのですが、Tech0にはそういった方々がたくさん集まっている。事業を考えたり、より高い次元で考えている人がいる環境、コミュニティとしての存在はすごく魅力的なものだと思いますので、受講して損はないかと思います。

ーー 確かに、ほぼ全ての事業がこれからはテクノロジーと融合させて新たな付加価値を提供していく必要がありますね。その実現に向かって突き進む塙さんのような方に貢献できてTech0運営としても嬉しいばかりです。


まとめ

今回はTech0での学びを通じて、自社のSaaSプロダクトでPdMとなった塙さんにインタビューを行いました。Tech0では、本業の業務に活かすためのIT知識を身につけ、PdMやリードエンジニア、大企業におけるDX人材となって行くための学びを提供しています。

テクノロジーを駆使してキャリアを変える、日本を変えるというメッセージをもとに活動を続けるTech0では、随時参加する方を募集しています。

「ITスキルを学びたいけど、どうしたらいいのかわからない」
「システムを外注しているが、想定していたものと違う」
「新たにDX担当になったけど、何をしたらいいの?」

といった悩みを抱えている方は、Tech0のブートキャンプで、ともに学んでいきませんか?
同じような悩みを抱える仲間と一緒に学べる環境は、とても力強いものです。1人ではできなかったことも、仲間がいればモチベーションにも繋がります。少しでも気になった方は、ぜひTech0の活動をチェックしてみてください。
あなたのご参加を心よりお待ちしております。

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