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じぶんはたらき方講座2020「はじめてのテレワーク講座」最終回 参加レポート

「はじめてのテレワーク講座」は、長野県佐久市とワークテラス佐久が主催する、「2020年度 佐久市 ママ&プレママのためのじぶんはたらき方講座」のうち、自己分析や就労支援をテーマにしたプログラム。佐久市は、育児中の女性がいきいきと働くことができる地域を目指している。

11月26日(木)「はじめてのテレワーク講座」最終回。隔週で集まっていたメンバーとも、講座で会うのは今日が最後。これからのじぶんらしい働き方プランを、11名の受講生が発表した。

一週間のGood & New!

始めにチェックイン。
テーマは「一週間のGood & New!」ということで、この一週間に起こった良かったこと、新しいことを、ひとりずつグループでシェア。スマホや手帳を見ながら、なにがあったっけなあ、とおのおのに思い出す。

自分のGoodを言葉にする、というのは、とても良いことだ。ここでしゃべってみて初めて、自分はこんなことに喜びを感じるんだ、自分はこんなにうれしかったんだという発見をすることもあると思う。

さあ、場が温まったところで、本編へ。

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テレワークの仕事さがし

前回、テレワークの仕事探し学んだ。インターネット上の求人サイトから見つけることが多くなる。今回は、検索するときのポイントをいくつか。
▼グラレコ参照

具体的なアクションがたくさん出てきた

そして本日のメイン。すべてのワークを終えて自分の中に落とし込んだ「講座での学び」、具体的にこれから何をするか「講座後のアクション」ひとり3分で発表する。また、発表者に向けて一人ずつふせんにコメントを記す。

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「講座での学び」では

・漠然とやりたいことを広げていたところから、自分としっかり向き合って「引き算」していくことで、本当に力になりたい相手が見えてきた。
・自分には価値があるんだと思えた。
・今「ある」ものに目を向けられるようになり、自分は幸せだと気付いた。
・子どもに楽しく仕事している姿を見てほしい。
・自分の中で未解決なことも、お金になっていないことも全部キャリアなんだ、と思えるようになり楽になった。
・自分の味方に、自分がなってあげる。
・仕事さがしは「条件」ではなく「わくわく」で選ぶ。
・仕事について考えるのが楽しくなった。
・誰かの前進をアシストすることが得意なんだと気付いた。
・内側にある思いを言語化したら、それが自分を助ける力になった。
・仕事したい、という思いがまわりに伝わってひとつ仕事が決まった。

「講座後のアクション」では

・カウンセラーになりたいという夢のきっかけになった先生に会いに行く
・子育て中のお母さんのサポートがしたい。この後支援センターへ行って話をきいてくる。
・自分の価値観の話を、もっと積極的に周りの人にしてみる。
・じぶん広告(自己紹介のちらし)を作って、持ち歩いてみる。
・夫と「はたらくこと」について話し合ってみる。
・テレワークを始めるにあたって、自宅で仕事できる環境を年内に整える。
・気になる資格について調べてみる。

といった具体的なアクションが上がった。

全員の発表を終えたところで、一人ずつコメントを記入したふせんの交換。「アウトプットしてフィードバックをもらう」この繰り返しが講座の肝だった。最終回はその集大成。仲間たちからふせんに書いてもらった両手いっぱいのフィードバックは、何にも代えがたい励みになったのではないか。

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変化を感じた3か月

講師の扇本さんからのフィードバックでは「変化」というキーワードが。

「考え方」が変わったことで「行動」が変わる。
「変化してきた人」を見て自分も変わっていく。
そういう循環が生まれているように感じました。これからも、変化しつづけてほしいし、講座の外にも変化を広げていってほしい。母になり、得たことはたくさんあるはず。この縁をつないでほしいです。
いっぱい描いて、しぼってやりきる!応援しています。

講座初回の自己紹介では、「今、変わりたい、変わらなきゃ」というエネルギーが噴き出していたけれど、最終回の発表では、不思議と焦りのようなものが和らいで、「こうありたい!」と笑顔で発表する受講生の姿が印象的だった。

また、ひとりの受講生が「子育てが落ち着いたらいつか…」と思っていたはるか遠くの夢が、いまからでも夢に向かう行動は起こせる、と気づいた。という話をしてくれた。

どちらも、キャリアはこれからも長く続いていくもので、今はその途中にいるだけ。子育て中だから途切れることもないし、空白になることもない。自分のキャリアは、生まれた時からちゃんと一本につながっている。そんな実感が得られたから、生まれたものかもしれない。

スタッフの江村さん、江原さん、都丸さんからも「みんな明るくなった!」「3分で発表できたってすごいこと!」「佐久に光が灯る瞬間が想像できます!」とたくさん褒めてもらった。

女性がいきいきと働ける佐久市とは

女性が働きやすいということは、制度を整えるだけではなく、女性自身が「自由に働いてよい、自分の価値観に合った仕事をしてよい、仕事を創ってよい」そういうマインドを持つことでもあると思う。講座はそれを整える場でもある。
その上で「困っているから助ける」だけでなく「挑戦したいから応援する」そういう土壌がもっともっと豊かに育っていけばうれしい。

講座を終えて、みんなすっきりとした笑顔になっていた。受講生だけでなく、オンラインで参加している講師の扇本さんもにこにこしていた。今の自分で大丈夫だ、と再認識できたような。焦らずとも、いつからでもスタートできる。

次週は、「じぶん事業、はぐくみ講座」の最終回。

ライター:team OHAYASHI 細川敦子

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