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【シリーズ1期生のいま】#3 だんなさんにインタビュー!「私の妻のはたらき方」



この記事は、佐久市で開催した2019年度「じぶんはたらき方講座」の受講生の“いま”を紹介しています。今年度の講座についてはこちら

さて今回は、番外編。
2019年度講座の受講生・レポーターであり、今年度講座の広報を務める、team OHAYASHIのライター細川敦子さんのだんなさんに、お話を伺いました。

敦子さんの変化や揺れ。そして、頑張りを一番近くで見ている存在。そんなだんなさんの目線で、見えたものを語って頂きました。

細川卓さん
趣味は読書、映画鑑賞、金継ぎ。好きな食べ物は、妻の作る麻婆豆腐。最近、息子とレゴブロックで遊んでいる時間がたのしい。

妻:細川敦子さん
まちの広告やさん team OHAYASHIとして活動。 ライター・FMさくだいらのパーソナリティを務める。柿と大相撲が好き。

妻の "もやもや" は妻のもの。

昨年度の「じぶんはたらき方講座」で、レポーターを務めた敦子さん。
はたらき方に悩んで、講座に申し込んだ訳ではなかったものの、その頃の敦子さんの口から、自身のはたらき方について「もやもや」とする気持ちがこぼれることもあったのだとか。

「妻の"もやもや"を耳にしても、結局は別の人間ということもあり、そこまで実感が沸かなかった。後々、話を聞いてはじめて、そんなに悩んでいたのかと考えさせられることも。」

妻の"もやもや"に、無理に入り込まず、そっと俯瞰する日々。その表情にほがらかな変化があったのは、敦子さんが講座に参加して、暫く経った頃でした。

「毎回、それは楽しそうに、感想を話してくれた。本人はレポートを書きながらも、自分自身や周りの人の考え方が、どんどん変わっていく様子を感じて、刺激を受けていたようだ。」と振り返ります。

また「じぶんはたらき方講座」について、驚くほどの速度と濃密さで繋がっていく人間関係の様子にも、驚いたと言う卓さん。
この辺りで、「どうやらこの講座は、何かひと味違うらしい」と感じたのだとか。

敦子さんの変化の様子を振り返る卓さんの表情は、なんだか安堵したような穏やかさで。そりゃ、奥さんの"もやもや"はたしかに、奥さんのもの。旦那さんが、代わりに取り払ってあげることはできないけれど、そっと様子を見守り、解決を待つことも、間違いなく寄り添いなのだなあと、感じさせられました。

夫婦ともども、カルチャーショック。

敦子さんが講座から持ち帰る様々な気づきの中で、「これには驚き」と、夫婦ともども、カルチャーショックに打たれてしまった考え方があったとか。

それは「起業するのって、特別な人だったり、とても秀でているだったり、いずれするであろう、とされているような人だけがするわけではなくて、”簡単にやっていいことなんだ!」と言うもの。

確かに、敦子さんが持ち帰ったその考え方はとても自由で、かろやか。「自分自身が見出した小さなきっかけを、少し前に進めるだけでいいのだ。」と言う気づき。

シンプルだけれど、斬新で、理にかなっている。言われてみれば、ビジネスの根本は小さな前進の結果なのだった。
敦子さん本人が、そのショッキングについて記しているレポートがこちら

夫婦一緒に、カルチャーショックを受けられるっていいなあ。
別の人間だけれど、きちんと同じ世界にいて、切り込むことも逃げることもせず、ただ寄り添っていることで、共感は生まれる。

敦子さんは、講座から抱えて持ってきた刺激的な学びや気づきを、じっくり溶かすように、卓さんに伝えていたのだと、感じました。
お家に帰って、今日学んだことを旦那さんに話す。これだって、立派なアウトプット。そんなアウトプットの背中を押すヒントも、講座の中にひっそりと隠れていたのかも。

敦子さんのこれからの「はたらき方」について聴いてみると、「とにかく、のびやかに、楽しくやっていって欲しい。今年度の講座が、また良い出会いを生めば。」と笑顔。
楽しくはたらいている敦子さんが、もっとも素敵なのだと、表情で語る卓さんなのでした。

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卓さん、お料理が得意で、アグレッシブなのです。
パンは焼くし、麺は打つし、出汁は取りたいし。
いつの日にか、何かしらの「すごく美味しいお店」を始められるのだと、期待しています。敦子さんは、きっと看板女将。

▼今年度の講座についてはこちら。

▼今年の講座についてまとめたマガジンです

                  (ライター・team OHAYASHI 小島 美里)


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